SKYZは もうのらえもんさんのブログに完璧な総評まででているので、
ま落穂ひろい程度にうだうだと。雑多ですが自分のツイートから。
その1 http://ameblo.jp/haruboo0/entry-11521158951.html
その2 http://ameblo.jp/haruboo0/entry-11521173087.html
平均価格を@250万下とかで下に外したからいうんでもないけど、260万程度って全戸平均坪単価はやっぱりちょっと高いかなぁってのが私の印象。
まぁユーザーから見ればなんでもちょっと高く感じるもんだけど、晴海の三菱地所のクロノレジデンスと坪単価が15万くらいしか変わらない上に、まぁ天井カセット式のエアコンや、全熱交換式の換気に、ほか内装面でもいろいろ見劣りする部分も多いだけに、坪15万程度の差だったら、品川ナンバーの晴海かなぁ...って考える人も多くないかな。
アベノミクスで晴海の2棟目がもっと上の坪単価でさばけるとかなってくれば、残りとあわせて1600戸がいいお値段でなんとか売れるのかもしれないけど...”部屋の中”だけ見てちょっとお高いマンションだねとわかるレベルの内装までは奢ってなかった。
内装レベルなどは、多くの東雲や有明よりはちょっと上。一方で、価格帯的に今や近くなった晴海のクロノレジデンスと比較されるとかなり落ちる。プレミアム階を除いて、突板ってわけでもないし、まぁ水回りは御影石”天板”だけど、横までぐるっと回り込んで石が貼ってあるレベルじゃない。
キッチンはバックカウンター部分も標準で天然石天板。一方で、食洗機などはOption。クーラーはリビングも含め最上階王様住戸を除いて天井カセット式などの採用はなしで、まぁ普及版の仕様で、クロノレジデンスみたいに奢った部分は感じなかったかな。ま湾岸タワーとしてはちょっと良い目の普通。
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のらえもんさんは、割と中層下程度で推奨を出すことが多いし、70-75㎡程度のティピカルタイプ中住戸が基本評価の対象。かつ湾岸に絞って、要するに自分なら欲しいかなという視点での紹介があのブログの人気の秘密でしょう。買うつもりで評価しないとやっぱり、チェックは甘くなる。
けど、私はなんちゃらと煙は高いところに登りたがるで、タワーならまぁ30階下はありえないとか考えるほうだし、もともと90-100㎡とかちょっと広めで探していたから、タワーだと角限定になってくる。ま...ケープタワーの時代ならともかくその部屋を買える金はないんですが。
SKYZは角部屋が6箇所とれるけど、坪単価は特に盛り気味です。これは、まぁ逆にあんまり価格差つけなすぎて、角だけ先に売れちゃったクロノレジデンスの教訓も生きてるかな。
上下階の価格差もそんなに大きくとらないで、そこそこの広さを確保しながら(SKYZの主寝室は基本7畳より広め)なんとか7000万円代とかがずらーっという”目に優しくない”価格表になるのをかなり高層まで防いているので、まぁ坪単価を決めたあとの向き・高層低層・角での坪単価変化の割り振りはこんなもんかなぁとか思わないでもなかった。
個人的に気に入ったのが、高層階だけ設定可能なメニュープラン。
タワーの角は、リビング+キッチンで20畳くらいはどかっとあって、眺望も楽しめないとねという人は、1部屋減らして2LDKにして暮らすのも考えてみたらと思う。85㎡級で北の入った向きなら6000万代半ば。ここ限定で悪くないかなとは思った。
#確か34階から上で、間取りのPLANセレクトができた筈。EVは低層・中層・高層で4×3基。当然郡管理だろうから数が足りないとか碓井さんみたいなことをいうと笑われるでしょう。各々105/150/210m分速。PLANセレクトで間取りレベルで変更可能なのは34Fから。色の選択が自由なのは30Fから上。高速EVのカバーは32-44F
SKYZの角は、逆梁を腰掛け状のカウンターにして中に取り込んで眺望を確保するスタイル。かなり大きな面積ロスがある代わりにどかっと角をリビングにできて270度眺望を確保するところに意味がある構造方式なので、死ぬほど安くなるならともかく低層階にはうまみはすくない方式。SKYZはさほど上下階の価格差が大きくないから、私なら角ならとことん高層にいってしまうかなぁ・・・
#タワーの構造と、どうやって景色を楽しむかの工夫の関係はここで論じたことがあります
↓
http://ameblo.jp/haruboo0/entry-11404885454.html
『逆梁のタワーで、カウンター下に構造梁がでているようなのを買うなら高層階限定』
と私が考える理由
多分SI(スケルトンインフィル)設計であろう。間取りのメニュープランで、キッチンなど水回りの移動から始まって、3LDKは3LDKとして2LDKは2LDKとしての住みやすい部屋の広さを追求するってのはまさにこうあるべしと私も思うところ。よくある郊外のファミリー用マンションとかみたいに、横の洋室を一個つぶしてリビングにくっつけましたってんではなくて、2LDKに部屋を減らすと1部屋1部屋を広く確保しようとか、そういう”意思”が感じられるいい間取り設計だった。
湾岸では東雲のCFT(キャナルファーストタワー)あたり以来かな。
モデルルームの写真入りの冊子は今回はもらえない(まぁ微妙に比較されると辛い部分はあろうかと思う) 高層階だけに設定のあるメニュープランも、モデルルームにいかないと見られない。広い角にかかった2LDKでリビングがどかーっとある間取りに興味があれば訪ねてみてはどうか。
6箇所ある角と、Y字の接合部分は外梁、その内側はバルコニーありで変化をつけている。階高がかなりあるのだろう、外梁がカウンターになっているとおろも、バルコニーになっているところもサッシの上端は多分2300mmくらいはある。窓が全体にでかめで、さすが最新の免制振タワーとか思った。せっかくのYの字型のトライスター形状を活かすには、スパンが不足きみというか、パークシティ豊洲(PCT)のB棟みたいなスッキリ度にかけるなぁとか思ったんだけど、図面集だけみて事前に思っていた印象よりは広く感じたのは開口部の工夫のせいでしょう。
# PCTは外廊下のA棟も”肉薄”に作ってあるので、タワー特有の細長い居室が発生しにくくなっていてGoodですね。
あんまり訪問者が聞かないかな??ってとこではオール電化のタンクは住居外(専有面積外)設置。460Lと大型のを使っているのはなかなか個人的には高評価。よく300L程度にケチっているマンションが郊外のオール電化では多いんだけど、これは絶対460L必要です。理由はまぁそのうち。
省エネルギーは今のテーマだから、節水型のトイレ(タンクレス)とか、LED照明、Low-E複層ガラスあたりは定番で入っている。内装面でうーんとか思った人も、こういった理系的スペック面ではあんまり文句はいわんだろう。風呂はちょっちしょぼかったけど・・
全熱交換式の空調とかの採用まではなし。まぁ窓のLow-E化けが先で、開口面積のでかい都内のマンションだったら断熱係数Q値への寄与はほとんどないから、全熱交換の空調までは採用は不要かなと私も思う。
結果としてはまぁこんなもんかなぁーって感じ。中住戸をかなり高層まで7000以上の数字にはしないで、全体の坪単価を割り振っているから、この価格差なら高層、北の入った向きの高層を2LDK限定で買うってのが私の好みだったかな。(てかそうでないと私は買えない)
6社JV物件だが販売代理には、住友・野村が入ってない。まぁそうかなぁ。。。って感じで、MRにかなり年くったおばちゃんがいるなどは三井主導っぽさはあちこちに感じた。イメージビデオは、豊洲の定番として結構笑えるので、できればスキップしないで見た方が吉でしょう。オチが最初に読めちゃうのが残念ですが。
以上雑多な印象ですけど一応完結。
総評:
なんかちょっといろいろ中途半端...な感じかな。
正直どんな人なら激しくお奨めというターゲット層を感じられなかった。
JVらしく卒ない一方で、突き抜けた感じは皆無だったなぁ。
角広め限定だと値段が自分の収入で買える範囲を軽く超えちゃうので、再訪はまぁないでしょう。やっぱり逆梁タイプの大規模タワーには、トライスターならケープ、ほかThe Tokyo Towers みたいに100㎡超えの広さはないとちょっと角らしい広さのリビングは確保しにくいかなぁ。85㎡ってのが微妙で、逆梁カウンターのロスがあっても(これは実は完全に専有面積に勘定される)3LDKを無理なく確保可能なぎりぎりの広さなんだよね。
坪単価が上がった分、30坪じゃちょっと上で億ションになっちゃうからしょうがないといえばそれまでだけど、どうも刻んだタワーの角の間取りには魅力を感じないなぁ
よかったら、ぽちってください。別にやばいことは何もおこらなくって
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