"売り方シリーズ”のほうの続編(ほかからの転載です)です
第1-6回の続き。下に1-6回目のリンクを貼っておきます。
話を先に進めるまえに、不動産相場情報で有名な
東京カンテイの割と最近のレポートを見てみましょう。
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/69kairi_syuto.pdf
カンテイレポートー売出価格と成約価格の乖離率
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クリックすればPDFで読めますからまぁ読んでいただくと
して、ここからの話に重要なポイントはいくつか。
(1) 約半数が1月以内に成約する。
-- 短期決戦が基本。3月とかかかるのは既に売れ残り物件としての
イメージがつく。まーだYahooに載っているなと。
(2) 成約が1月遅れるごとに3%程度、売り出し価格と
成約価格の乖離(かいり)率は大きくなっていく。
-- 専属契約が3月だからといって、のんびりやると...
(3月での成約率は73% 6月だと89%)
(3) 成約した例で、1月以内と短期に売却に成功していても
売り主の売り出し価格通りに売れる例は30%に満たない。
1月以上経過すると、この割合は10%もしくはそれ以下に
下がる
-- 値引き交渉する購入希望者にも一定の値切った感を
与えないと、印鑑は押してくれない
(4) 90㎡を超えるような間取りは需要が少ないため、成約には長時間かかり、
値引き率も大きめでないと成約しない。
(都心のごく一部のように広い方が有利な地区の話は今回は除きます)
(5) このレポートにはでていないですが、”専任媒介”であるか、
”一般媒介”であるかによって、この”乖離率”に殆ど
変化はない。
--これは、レポート書いたひとに質問したんですが。。。
よくテレビにでてきますが、カンテイの上席主任研究員の
中山登志郎氏。同じ歳だけど若くみえるなぁ。
これをもとに、次回第8回は、
”売りだし価格のストライクゾーンはとても狭い”
という話です。続く。
ps
第1-6回のリンクはこちらです
その1 → http://ameblo.jp/haruboo0/entry-11205970285.html
その2 → http://ameblo.jp/haruboo0/entry-11206822216.html
その3 → http://ameblo.jp/haruboo0/entry-11207860760.html
その4 → http://ameblo.jp/haruboo0/entry-11208454010.html
その5 → http://ameblo.jp/haruboo0/entry-11210645641.html
その6 → http://ameblo.jp/haruboo0/entry-11210949205.html
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