何時もは家から向かうのですが、今年は善通寺で毎年出演させていただいている四国学院のメサイアのコンサート後に列車に飛び乗り新大阪泊で、翌日関西空港よりヘルシンキ経由でライプツィヒに到着しました。
12/4 家を出発。昼過ぎに善通寺に到着~夜までリハーサル。 バロックトランペットを使う事もありソロの場所決めを少し慎重に。夜まで続きました。
12/5 リハーサルとコンサート。モダンオケの中でバロックトランペットの演奏は難しさを感じるけどなんとかなったと思います。終演後タクシーで最寄り駅に。全ての乗り継ぎに急いで0時頃に新大阪駅前のホテルへチェックイン。
12/6 朝8時過ぎにホテルを出て12時前の飛行機でヘルシンキへ。ヘルシンキで乗換えてベルリンに降りました。空港からバスで中央駅へ、そこからライプツィヒまではドイツ鉄道。ホテルから約24時間の移動。
12/7 友人宅で一晩寝て朝からドレスデンに向かう。最初のリハーサル。場所は地図に在るのに敷地に入る道がが見つからなくて、、汗だくでギリギリに到着。今回のセクションのイギリス人のボス、デビッド スタッフ氏に「走ったのか?俺はラッパに良く無いから遅れても走らない」って言われる(笑)
彼の演奏はとても美しくて音程やリズムも的確。他のリハーサルとの行き来も有り少しアジャストするのに苦労しましたが、何とか本番までには間に合った(と思う)。楽器についても思いも今迄考えていた事をアドバイスをもらって感謝。その日の夜はケムニッツでモダンオーケストラのリハーサル。
四国でのコンサート、フライト、時差ぼけのままのリハーサル2つ。渡航2日目でかなりキツイ状態でした。ロータリーは友人のモンケ。良い楽器でした。
12/8 時差ぼけも有り、少し早めに目が覚めて朝焼けを見てから食事。朝10時からリハーサル。一枠で終わり、同じ様にドレスデンとケムニッツを往復するU氏の車でドレスデンに向かいました。昨日も彼の車でドレスデンからケムニッツへ。昼に大きなピザを食べてリハーサル。夕食を挟み夜9時まで。ケムニッツは ロベルト シューマンオーケストラのコンサートでハチャトリアンのソロラッパを15本ととソロオルガンを使う第3交響曲。そのソロの中の一人にラッキーにも参加させてもらいました。ドレスデンはとてもオーソドックスなバロック様式の演奏スタイル。1日のうちに楽器の違いだけで無くて、その変化に対応するのが結構大変。
リハーサル後はケムニッツまで各駅列車で1時間強。疲れてるのだけどアナウンスもはっきりと聞き取れないので寝過ごす心配も有り頑張って起きていて、ホテルに0時前に到着~時差も疲れもとれずにバテバテでした。
夜にコンサート。1日目は皆少し安全に?
終わってから劇場のオケでもあるこのオケのラッパの部屋で皆でビール。
好きな色です。
12/10 朝から録音セッション。今回のコンサートはラジオでの放送とCDの録音を兼ねてる。1時間程でラッパ隊の部分は録り終えて夜のコンサートまで休憩。
一緒だったK君と昼を食べてマーケットでお土産第一弾を購入。
夜のコンサートは録音用の音が録れてるので皆全開!でも、セクションの中は静かで各パートがクリアに聴こえてとてもエキサイティングな夜でした。
12/11 この日はホテルで、この四日間元気の源となった朝食をゆっくりと取り、車でドレスデンに移動してゲネプロ。
この日もラジオ放送が有り。
何とかイギリス人のボスのスタイルにアジャスト出来た。夜は0時過ぎまで観光名所の旧市街の端のエルベ川沿いのバーで飲む。しかし、ホテルのチェックインは22時まで… さあどうする?
此処で日本では考えられない、映画に出て来そうな展開を起きる…(笑)
12/12 朝起きるも朝食でホテルのマネージャーに会うまではちょいとドキドキ。ラッパのメンバーがこのプロジェクト中に一度泊まり(僕がケムニッツに鉄道で戻った日)返しそびれた(笑)特別室の鍵を持っていてそこにソロリソロリと忍び込んで寝た(本当に)爆
マネージャーは「おー、来ないから心配してたのに泊まれたのか!それは良かった!!」それはこの国では有りなのか???
その後昼過ぎにチャーターバスで7時間かけてスイス近くのワインガルテンに移動。宿は食事の美味しいガストホフ。
夜はラッパ二人は夜通しドライブでベルリンへ向かい、僕一人はもう一泊。ドイツ語の案内を聞き逃しパーティーを逃してしまい、独り暗い宿へ。チョコとリンゴを食べて寝る。