湯たんぽが‥‥ |  みねやまみちひとりごち (峰山道独言)

 みねやまみちひとりごち (峰山道独言)

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   峰山鍼療所 (みねやまはりいやしどころ) のひとりごとです ♪

 今日は寒い、と思う。

 きのうも寒かったけど、今日は風が強くて、鍼療所の換気扇はばったんばったん言ってるし、玄関の外で風がごおごお建物を揺すっている。

 車にたどりつくまでがおそろしい。


 おとといの晩、少し遅くなって帰ると、すでに連れ合いは寝ていた。

 治療会の後だし、友人を気功セミナーに送迎する話をしたからか、私の布団を敷いてくれてあって、なんと!!!!!!! 湯たんぽまで入れてくれてあるではないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 ありがとう。

 ありがとう。


 昨日の晩、また遅くに帰った。

 ななんと、また布団の中に湯たんぽを入れてくれてあった‥‥。

 ありがたい。

 とてもありがたい。

 こんなやさしい同居人はそうそういないぞ。

 ほんとに感謝している。


 が。


 湯たんぽがぬるい。

 私はいつも、しゅんしゅんに沸かした湯を入れる。

 連れ合いはストーブの上でそこそこ温まったやかんの湯を、もったいないので寝る前に入れてくれているのだろう。

 布団に入ると、もちろん、無いよりは全然違うと思うのだけれど、‥‥ぬるいのだ。

 朝になると、冷めている。

 つめたくはないが、「あたたかい」 とは言えない。

 寝室は朝が飛び切りつめたいので、朝まであたたかいくらいでなければ‥‥ 意味が無いのだよ。


 そんなことを連れ合いに ‥‥ とても言えない。

 ああ。


 やはり、連れ合いが寝る前に、私の湯たんぽを用意してくれる前に、私は帰るべきなのだろう。