今日は月に一度の、地元の治療会。
昨夜の神楽の稽古の前に、荷物を運ぶのといっしょに、暖房のタイマーを入れてきた。
おかげで、朝はのんびり出られたし、治療会の会場もあたたかい。
今までは、早めに会場に来て、ストーブを2つ点けて、それでもなかなかあたたまらなくて、来たばかりは畳が冷たくて足の指が霜焼けになりそうなほど。
朝の5時からあたためているので、結構あたたかいと思っていたが、集まってくれた治療希望のご婦人方は、ストーブ点ける?とか話している。
なにしろ、標高600メートルくらい? 部屋は広いし、あたたまるのに時間がかかるのだ。
おまけのマッサージは少なめ、と最初はやっていたのだけれど、だんだんついつい増えてきてしまって、全員終わると12時過ぎ。
治療させていただいたうちのひとりが、おしるこを鍋で持って来てくれた。
モチを焼いて入れるというていねいさ。
ほかのかたがたも、漬物やらお菓子やら持ち込んでくれるので、持参の弁当はひとつだけれど、大ごちそうになる。
会場をあとにするころは、風花が舞う。
さむざむし~。
片づけをざざっとして、すぐに出かける。
目の手術をしたばかりの友人を迎えに行って、夕方からは気功セミナーだ。
治療会のあとはやっぱり疲れも出るし、緊張も解けるのだろう。
眠くなってしまって、とろとろ運転。
まじ、あぶないど。
空き地に車を停めて、運転席で数分熟睡。
そんなわけで、セミナーには30分近く遅刻。
気功中、先生がそばに来て、「今日は鍼灸師さん(私はこう呼ばれている)氣が弱いんだよなあ。 胃腸が虚弱でうつっぽい。」 とつぶやくように言う。
「3月ごろにはよくなりますよ。」
う~む。
確かに食べ過ぎで、胃腸の邪熱は強いと思う。
だから、精気は虚しているんだよなあ。
胃氣・腸氣が弱ければ、うつうつしてるわけだよなあ。
さすが、先生。
見えてしまうのだな。
連れてきた友人がどうしているのか気になって、不審な態度をとっていたのを見られたせいじゃないかと思ってもいるのだが。
氣を掛けられて、うれしい。
そうかあ、3月からよくなるのかあ。
セミナーが終わって帰ろうとする先生をつかまえて、「友人が目の手術をして、上を向けないんです。 何かすることはありますか。」 と尋ねてみた。
ハリを持ってないかと聞かれたが、あいにく不所持。
ここにハリを、と先生はマジックで印をつけてくれた。
私も知っているツボだった。
先生がきちんと対処してくれて、うれしいなあ。
彼女の目が、すっきり見えるようになりますように。
目が見えづらい友人の買い物に付き合って、家まで送り届ける。
よくなる、と彼女が思っているから、だいじょうぶだ。
(医者の指示で)ずっと下を向いている彼女の首から背中あたり、さすってあげたらよかったのだろうけど、彼女の家の前に車をうまく停めるウデが無いので、とっとと帰ってきてしまった。
(医者の許可が出て)もう少し動けるようになったら、ご希望があれば、マッサージしまくるよ、とメールしておいた。