宝塚大劇場へ、月組公演、
日本オーストリア友好150周年記念
UCCミュージカル
『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』
(
作曲・作詞/ラインハルト・フェンドリッヒ
脚本/ティトゥス・ホフマン、クリスティアン・シュトゥルペック
オリジナル・プロダクション/ウィーン劇場協会
潤色・演出/齋藤 吉正
)
を見に行きました。
2017年9月〜2019年6月まで異例のロングランを果たした話題作を、
宝塚歌劇月組が日本初演するということで期待していました。
想像以上の素晴らしいお芝居、レビューでした。
★ネットに初日公演の映像が紹介されています。
ミュージカルのタイトルと同名のヒット曲(ラインハルト・フェンドリッヒ作詞・作曲)
「I AM FROM AUSTRIA」を核にして作られたミュージカルのようです。
詳しく書くとネタバレになるので止めますが、
ハッピーエンドの恋物語に
●プライバシー
●うわさ
●家族
●祖国
の4つのサブテーマが複合的にからみついた、
いかにもヨーロッパ発ならではのミュージカルでした。
また、
「寄り添い合える環境がないと自立できない」
という逆説的命題はとても現代的とも感じました。
ただ集まっているということと、寄り添え合えていることとは、似て非なるものです。
とにかく良かった。
おすすめです。
素敵な舞台をありがとうございました。
※個人的に その1※
主人公ジョージ・エードラー役の珠城りょうさん。
ただ一言、天才的です。
舞台度胸があり、「いてくれないと芝居に深みが出ない」安定感がありました。
今まで「『うるさら7』のひと」ぐらいにしか思っていなくて申し訳ありません。
※個人的に その2※
主人公の恋人、エマ・カーター役の美園さくらさんは
写真写り、ポスター写りが悪いと思う。
実際はもっと魅力的なジェンヌさんです。
【主な配役 】
ジョージ・エードラー[ホテル・エードラーの一人息子]珠城 りょう
エマ・カーター[ハリウッド女優]美園 さくら
リチャード・ラッティンガー[エマのマネージャー] 月城 かなと
ヴォルフガング・エードラー[ジョージの父] 鳳月 杏
ロミー・エードラー[ジョージの母 ホテルの社長] 海乃 美月
パブロ・ガルシア[アルゼンチン代表のサッカー選手] 暁 千星
エルフィー・シュラット[ホテルのコンシェルジュ]光月 るう
ヘルタ・ヴァルトフォーゲル[エマの母]夏月 都