中国・明の時代、崔銑(さい・せん:崔後渠(さい・こうきょ)とも 1478-1541)の『聴松堂語鏡』に見える句で、ブログのタイトルにもあるように、王陽明・勝海舟・安岡正篤(まさひろ)らが座右の銘としたそうです。
(東京都港区のホテル・オークラの隣にある「大倉集古館」に、勝海舟の書と伝わる「六然訓」の掛軸があるとか)
自処超然
処人藹然
有事斬然
無事澄然
処人藹然
有事斬然
無事澄然
得意澹然
失意泰然
失意泰然
自処超然(自ら処すること超然・ちょうぜん) 自分を客観的に見つめ(セルフ・モニタリング/意中に人あり)
処人藹然(人に処すること藹然・あいぜん) 他人には和やかに接し(和気藹々)
有事斬然(有事には斬然・ざんぜん) 非常時/困ったときは一刀両断、素早く決断・対処し
無事澄然(無事には澄然・ちょうぜん) 平時/何事もないときは澄んだ水のように静かに
得意澹然(得意には淡然・たんぜん) 得意のとき/調子のいいときは浮かれないでいつも通りに
失意泰然(失意には泰然・たいぜん) 失意のとき/調子のよくないときは慌てずにゆったりと
思いもよらないところに宝物が隠れているものですね。
お恥ずかしい話ですが、つい3時間前まで『六然訓』知りませんでした。
DMやチラシを、まったく見もしないでポイポイ捨てるのはやめようと思いました。
思いもよらないところに宝物が隠れているものですね。
お恥ずかしい話ですが、つい3時間前まで『六然訓』知りませんでした。
DMやチラシを、まったく見もしないでポイポイ捨てるのはやめようと思いました。