「職業は人生の背骨である」(ニーチェ)けれど「職場は人生の髪型である」(本木晋平) | 西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

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ありがたいことに「鍼灸を使って病気を治療する」という仕事は楽しいです。
もっといい仕事をしたい、もっと上達したいと日々頑張っています。

鍼灸師になって本当によかったと思います。
儲かりませんがーーお金儲けしたいなら他の仕事に就けばいい。

医療と教育と宗教は、真面目にやればやるほど(経済的/金銭的に)損する業界です。
だから貴いとも言えるのですが。

まして鍼灸なんてマイナーな世界です。
(国家資格取得者は10万人いるみたいですが)
好きでなければ続けられない。

仕事は、一日の3分の1、活動時間中の半分以上を占めます。
仕事が楽しければ、人生も総じて楽しいということになるでしょう。

ドイツの哲学者・ニーチェの言葉に「職業は人生の背骨である」というのがあります。
だからこそ、職業は心から打ち込まなければならない。
趣味でも生活でもーー何でもそうです。

本当に好きなこと、やりたいことであれば、少々つらくても、障害があっても、乗り越えられるはず。

その上で言うのですがーー特に若いひとたちにーー学校や職場など「やりたいこと/やるべきこと」をやる場所は注意深く選んでください。
ブラック企業ほどでなくても、いるだけでつらくなる場所にあなたがいるのであれば、思い切って早めに離れることをお勧めします。
「でも、先輩のAさんは適応している、後輩のBさんは評価されている」
そんなこと、あなたには関係ないことですからね。
あなたが今置かれている場所に適応でき、そこで評価されているかどうかが問題ですから。

職業を人生の背骨にたとえるなら、職場は人生の髪型のようなもの。
職業は変えるのには勇気が必要ですが(背骨の手術を受けるのに勇気がいるように)職場は気に入らなければさっさと変えていいのです。