に行ってきました。
開催日時
【東京】2014年8月31日(日)13:00~16:20(開場12:15)
【大阪】2014年9月6日(土) 13:00~16:20(開場12:15)
会場
【東京】東京国際フォーラム ホールB7(東京都千代田区)
【大阪】大阪国際会議場 イベントホールAB(大阪市北区)
内容
【講演1】精油の香りによる自律神経と生理機能の変化
-大阪大学名誉教授 永井 克也氏
【講演2】精油による認知症予防
-鳥取大学医学部教授 浦上 克哉氏
会場の入りは8割程度でしたが、どちらもとても勉強になる講演でした。
【講演2】精油による認知症予防 -鳥取大学医学部教授 浦上 克哉氏
○認知症予防にいい精油とそのブレンド比率は
(A)昼用 ローズマリー・カンファー:レモン=2:1
※1日2-3滴 アロマペンダントやパッチシールなどを使用
(注)高血圧症の患者は(A)の使用前に医師に相談すること
(B)夜用 真性ラベンダー:オレンジ・スイート=2:1
※1日2-4滴 アロマディフューザを使用
会場の入りは8割程度でしたが、どちらもとても勉強になる講演でした。
以下、講演メモです。
【講演1】精油の香りによる自律神経と生理機能の変化 -大阪大学名誉教授 永井 克也氏
○グレープフルーツ精油は交感神経を刺激し、ラベンダー精油は副交感神経を刺激する
○ミルクチョコレートは体温を下げ、ビターチョコレートは体温を上げる
○ラベンダー精油の濃度が高過ぎるとかえってストレスになる
○グレープフルーツ精油は17時以降(休息期)に嗅いだ方が体温上昇がはっきりあらわれ、ダイエット効果など期待できる
○グレープフルーツ精油は頻繁に嗅がないほうがいい。せいぜい週2-3回
○シューマンのピアノ曲『トロイメライ』を50デシベルで60分間聴かせると副交感神経が活性化する
○体内時計をリセットしたければ、朝7時ごろから2時間ほど戸外で朝日(2500ルクス以上の光)を浴び、朝昼晩3食きちんと食べること
※参考URL 「自律神経と科学」株式会社ANBAS(演者の永井克也先生が興されたベンチャー企業)
○ミルクチョコレートは体温を下げ、ビターチョコレートは体温を上げる
○ラベンダー精油の濃度が高過ぎるとかえってストレスになる
○グレープフルーツ精油は17時以降(休息期)に嗅いだ方が体温上昇がはっきりあらわれ、ダイエット効果など期待できる
○グレープフルーツ精油は頻繁に嗅がないほうがいい。せいぜい週2-3回
○シューマンのピアノ曲『トロイメライ』を50デシベルで60分間聴かせると副交感神経が活性化する
○体内時計をリセットしたければ、朝7時ごろから2時間ほど戸外で朝日(2500ルクス以上の光)を浴び、朝昼晩3食きちんと食べること
※参考URL 「自律神経と科学」株式会社ANBAS(演者の永井克也先生が興されたベンチャー企業)
【講演2】精油による認知症予防 -鳥取大学医学部教授 浦上 克哉氏
○日本の認知症患者は462万人、認知症予備軍(軽度認知障害)は400万人(2013年)
○認知症予備軍にまったく介入しないと(予防措置をまったく講じないと)かなりの高率で認知症に移行
○認知症になりやすい生活習慣その1「テレビを見ながらうたた寝をする」「外出しない」→頭に刺激のない生活
○認知症になりやすい生活習慣その2「ストレス度が高い」(孤独によるストレスも含む)
○創造的な活動で認知症は予防できる(短歌・俳句・日記・運動など)
○よく笑うことも認知症の予防にいい
○認知症の7割を占めるアルツハイマー型認知症は嗅細胞=嗅神経のアミロイド沈着(嗅覚の衰え)から始まる。
○アロマテラピーで嗅覚を刺激することでアルツハイマー型認知症の発症や進行を遅らせることができる。
○認知症予備軍にまったく介入しないと(予防措置をまったく講じないと)かなりの高率で認知症に移行
○認知症になりやすい生活習慣その1「テレビを見ながらうたた寝をする」「外出しない」→頭に刺激のない生活
○認知症になりやすい生活習慣その2「ストレス度が高い」(孤独によるストレスも含む)
○創造的な活動で認知症は予防できる(短歌・俳句・日記・運動など)
○よく笑うことも認知症の予防にいい
○認知症の7割を占めるアルツハイマー型認知症は嗅細胞=嗅神経のアミロイド沈着(嗅覚の衰え)から始まる。
○アロマテラピーで嗅覚を刺激することでアルツハイマー型認知症の発症や進行を遅らせることができる。
○認知症予防にいい精油とそのブレンド比率は
(A)昼用 ローズマリー・カンファー:レモン=2:1
※1日2-3滴 アロマペンダントやパッチシールなどを使用
(注)高血圧症の患者は(A)の使用前に医師に相談すること
(B)夜用 真性ラベンダー:オレンジ・スイート=2:1
※1日2-4滴 アロマディフューザを使用
○ローズマリーの精油は大きく分けて cineole(シネオール)、verbenone(ベルベノン)、camphora(カンファー) 3種類のケモタイプがあるが、認知症予防の効果が認められるのはローズマリー・カンファーのみ ⇒ケモタイプの知識が必要。
①ローズマリー・カンファー〔ケトン類〕 ⇒筋肉痛、神経痛(神経障害)に効果 鎮痛作用、胆汁産生促進作用あり
②ローズマリー・シネオール★〔オキシド類〕⇒風邪や気管支炎などの呼吸器系疾患に有効 去痰作用、粘液溶解作用、抗カタル作用あり
②ローズマリー・シネオール★〔オキシド類〕⇒風邪や気管支炎などの呼吸器系疾患に有効 去痰作用、粘液溶解作用、抗カタル作用あり
③ローズマリー・ベルベノン〔ケトン類〕 ⇒スキンケア、ヘアケア、神経疲労、落ち込みの回復 細胞再生(美肌)作用、粘液溶解作用あり
★一般的にローズマリーと呼ばれるのはローズマリー・シネオール