バルテュス展特製のスイスメレンゲにクロテッドクリーム! 幸せ♡ 〜メレンゲとクリームの種類〜 | 西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

きょうは


に行ってきました。
展覧会は大変素晴らしいものでした。

「絵を描くことは祈りの一つ、神に行きつく一つの道だと、私は確信しています」 ーバルテュスー

の言葉に、感銘を受けました。

機会があれば、バルテュスの絵についての感想・私論
ーー三角形を組み合わせた構図、猫と少女を好んで描いた理由ーーも書きたいですが、

きょうはお土産コーナーで買ったメレンゲのお話について。

実は展覧会に行く前から気になっていました。メレンゲ。(甘いものが大好きでして・・・)
バルテュス展のサイトによると

●バルテュス展オリジナルメレンゲ 
1080円
メレンゲはバルテュスが晩年を過ごしたグラン・シャレのあるロシニエール村周辺の名産物。
日本ではなかなか手に入らないスイスメレンゲを、
フランス人パティシエのフレドリック・マドレーヌが本展のために特別に作りました。
青りんご、バニラ、フランボワーズの3つのフレーバーがあります。

お土産コーナーに行くと、置いてありました、メレンゲが。



グラン・シャレーのティータイム
バルテュス展 特製 スイスメレンゲ

昨年の11月、
私たちがロシニエールの”グラン・シャレー”を訪れたとき、
節子夫人がティータイムにふるまってくださったのが、
スイスのメレンゲでした。
メレンゲはルの”グラン・シャレー”からほど近い
グリュイエール地方の特産品でもあります。
フレンチメレンゲは日本でもよく見かけますが、
スイスのメレンゲは、ほとんど見る事がありません。
そこで今回は名店、ル・ボミエのパティシエ、
フレデリック・マドレーヌ氏に特別に再現していただきました。
ダブルクリーム(生クリームの濃いもの)を
たっぷりつけて頬張るのが、”グラン・シャレー風”。
「バルテュスも甘いものがとてもお好きだったのよ。」
と節子夫人が話してくださいました。


ということで、
青りんごとフランボワーズ(ラズベリー)の2種類のスイスメレンゲを買い
(1箱にメレンゲが5本入っています)
神戸・三ノ宮に戻って「いかりスーパー」でクロテッドクリーム「中沢クロテット」を買い(ダブルクリームの代用です)
「グラン・シャレー風」にーーバルテュスと同じ食べ方で食べてみました。

美味しいの何のって、あなた。

クセになってしまいそうです。「グラン・シャレー風」のメレンゲ。

クロテッドクリームが余ったら、パン屋さんでスコーンを買って、それにつけて食べます。
メレンゲそのものを買ってしまうかもしれません。フレンチメレンゲでも。

■ ■ ■

メレンゲ(ムラング)や生クリームにいろんな種類があることを初めて知りました。

ネット百科事典の「ウィキペディア」によると、

●メレンゲには「フレンチ」「スイス」「イタリアン」の3種類があるそうです。

○ムラング・オルディネール(meringue ordinaire)
卵白に砂糖を加え角が立つまで泡立てたもの。レモン汁を加えると白さが増し泡立ちが良くなる。
フレンチメレンゲ。
ケーキなどの焼き菓子に使われる。

○ムラング・スイス(meringue Suisse)
湯煎で加熱しながら卵白に砂糖を加えて泡立ててゆき、50℃くらいに達したところで火から外して仕上げたもの。
スイスメレンゲ。
搾り出しで形を作る場合や、ケーキ表面のデコレーションなどに使われる。

○ムラング・イタリエンヌ(meringue italienne)
固く泡立てた卵白に殺菌のため120℃くらいまで煮詰めた砂糖水(シロップ)を加えて泡立てたもの。
イタリアメレンゲあるいはイタリアンメレンゲ。
マシュマロやアイスクリーム、ババロアなどの生食用。

に分けられるそうです。


●生クリームも(イギリスでの分類)乳脂肪分により

○シングルクリーム(またはクリーム) 乳脂肪分18%

○ダブルクリーム 乳脂肪分48% 
※国産品のダブルクリームはなさそうですが、「ダブルデボンクリーム」など輸入品で求められます。

○クロテッドクリーム
 
乳脂肪分55%

などに分けられるそうです。

メレンゲもですが、何よりバルテュスの絵そのものが本当に素晴らしいです。
バルテュス展のサイトでも

京都市美術館で開催中のバルテュス展は、9月7日(日)まで。
会期残すところあと約2週間。
本展は京都会場が最後の会場となります。
これほどの規模のバルテュス展は次にいつ見られるかわかりません!!


とプッシュしていますが、
確かに、ほとんどが個人蔵であるバルテュスの作品を一カ所に集めるのは相当難しいと思います。

おすすめします!