ターナー展@神戸市立博物館に行ってきました。ターナー、すごい! | 西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

ターナー展@神戸市立博物館に行ってきました。

すごい。

すごいです。

すごいよ、ターナー!

円熟期の「レグルス」や晩年の傑作「湖に沈む夕陽」なんて、50年先の仕事をしている。
ポスト印象派の作品ですと紹介されたら騙されてしまうかもしれない。

『書けるものがない、表現できるものがないなんて、絶対にない』
「芸術は自然を模倣する」(アリストテレス)

と、ターナーから言われている気がしました。

水彩画やスケッチブックに描かれたスケッチ、大作の習作(試作)、使用していたパレットや絵具入れも展示されていて、
これを逃すと、

「この規模のターナー展を見たければ、イギリスのテート美術館に行くしかないな」

ってくらい貴重な展覧会。

おすすめします!

※ターナーやブラングィンを推した夏目漱石の鑑識眼に驚きました。
「イギリスに留学してたから、イギリスの画家を推すわな」
ぐらいにしか思っていなかったけれど、モローやルドンを推したユイスマンスに比肩すると思う。