『衣食足りて礼節を知る』が『衣職足りて健康を知る』になる日は来るか? part 1 | 35歳年上の夫は師匠でエイリアン! 

35歳年上の夫は師匠でエイリアン! 

【夫】台湾人 × 【妻】日本人

国際結婚? いえ、惑際結婚ですから!

気がつけば2男1女。

あの男を見ていると、とても同じ人類だとは思えない。
漢方薬を水なしで飲めるなんて
一体どんな味覚をしてるんだ、あのおっさんは。

唐突ですが。

こう思ったことありません?

人間の体ってなんて面倒なんだろうって。



『人間の体というのはよくできたもので...』



なんて聞くけれど、どこが?



私はちっともそう思わない。




例えば出産。


なんであんなに痛い思いをしなきゃ子供を産めないの?

絶対おかしい。

一体どんな意味があるわけ?




『痛い思いをして産んだからこそ、子供をかわいいと思える』




けっ。

こんなセリフ嘘っぱちね。


一人目を出産した後、二人目を妊娠した友人は
一人残らず、文字通り、一人残らずこう言った。



『子供は欲しいけど出産が怖い。だってものすごく痛いし...』



その気持ち、よくわかる。

私は3人目を妊娠後期、
間近に迫った出産が怖くなって夜中に目を覚ましたことがある。


痛みと愛情は関係ないわね、はっきり言って。


痛い思いをすれば愛情が湧くっていうんなら
どうして子供を虐待する母親がいるわけ?


おかしいじゃないの。


結局、痛みは痛みであって、それは苦痛でしかない。

人間は何であれ、どんな時であれ、
体が痛い思いをしないに越したことはないのだ。





その他にも。



例えば。

Q. なぜ心臓発作は起こるのか?

A. 先天的な欠陥があるから
A. ストレスをためすぎるから
A. その上タバコを吸い過ぎるから 
A. その他諸々の原因による


A. 心臓があるから。



Q. なぜ骨折するのか?

A. 不注意だから
A. ケンカに巻き込まれたから
A. 運が悪かったから


A. 骨があるから



Q. なぜモチをのどに詰まらせるのか?

A. 歯がないから
A. あってもよく噛まないから
A. モチを甘く見ているから


A. モチを食べるような体を持ち合わせているから



何だか倒錯した一休さんみたいだけどね。
精神的に破綻したスナフキンみたいかも。



でも、不思議だと思いません?



例えば、野に咲くタンポポやチューリップ。

青魚。緑の野菜。穀物。根菜。果物。ナッツ。キノコ類。
糖分。カルシウム。ビタミン。カリウム。
サメの軟骨成分。コエンザイム。青汁...



何にも摂らなくてもキレイに咲いてるじゃないの?



なぜ人間は光合成できないんだろう?
どうして太陽の光を栄養分にして生きていけないんだろう?



そもそも食べる楽しみというのは、
人間が食べる生き物であるというのが前提にあって

もし食べることが必要でなければ、
ラーメンも焼肉も存在しなかったはずだから恋しくはならない。



生きていくことを『食べていく』っていうけれど、実際その通りね。



早い話。

人間が働く理由は色々あるだろうけど、
結局のところお腹一杯食べるためだ。

それも、できるだけ美味しいものを。


違います?


心地良い住まい。流行の服。
仕事に求める生きがい。やりがい。適正。得手不得手。向き不向き。

こういったものは、満腹状態が続いて始めて頭をもたげて来るものだ。



ということは。
人生は食べ物に支配されているということだ。


あとは天候。
寒すぎても暑すぎても生きていけない。


この現実って。
現代人が原始時代って呼んでる時代と全く同じね。


食べるもの、着てるもの、住んでるところが
それなりに快適になったっていうだけの話。


つまり。
生活水準が進化したのであって、人類が進化したわけではない。



うんまあ。でも。それはそれで。
割り切ってるのよ、この年になればね。
文句言ったってしょーがないじゃないの。



人間という生き物は。

食べなくても不健康。
食べ過ぎても不健康。


おまけに人間という生き物は。

酒、タバコ、コーヒーなどの嗜好品。
分厚いステーキ、天ぷら、スイーツ。

どれもこれもみーんな口に入れるわけ。



人間は『食べていくため』に働く。

頑張れば頑張るほどストレスが溜まる。
そうなれば飲むわ、食べるわ、吸うわ。
挙句に遊び回るわ。


まあ。たまにはね。
そういうこともあろうさ。


でも、それが続くと確実に体を壊す。


一生懸命働いて稼ぐ。
ストレスを溜める。
やがて体を壊す。
病院や治療院へ行く。
もちろん有料だ。
稼いだお金を支払う。
一度では治りそうもない。
通うには費用がかかる。


だから一生懸命働いて稼ぐ。
ストレスを溜める。
体を壊してしばらく経つ。
病院や治療院へ通う。
何度行っても有料だ。
稼いだお金を支払う。
まだ通わなければならない。


今日も一生懸命働いて稼ぐ。
ストレスなんてもう普通。
みんなそうやって働いてるでしょ?
病院や治療院へ通う。
健康とは何とお金のかかるものだろう。
稼いだお金を支払う。
薬代もかかるのね。


仕事で溜まったストレスで壊した体。
その体を治すために必要な費用を仕事で賄う。

体を壊す原因になったものに頼らなければ
壊した体を治せないってか。


一体これはどういうことだろう。


エイリアンの治療院に来る色々な人たちの話を聞いていた私は、
この大きな矛盾が存在することに
とても居たたまれない気持ちになったものだ。


いや、今でも居たたまれない気持ちになる。

だって私にも無縁の話ではない。

きっと多くの人が人生で一度は抱える矛盾じゃないだろうか。




つづく







35歳年上の夫は師匠でエイリアン! ~この男を 『先生』 と呼ぶ生活は、毎日が未知との遭遇である~
今週のハッピーセットにて
やっぱり今週もかわいいわねラブラブ


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