「高血圧」の判定基準が2024年4月改訂へ! 「副作用もある降圧剤を飲むべきか否か」問題に迫る【大櫛陽一】

「収縮期160/拡張期100」へ

大櫛陽一
2024.03.11

 今年4月から、特定健診における高血圧での受診勧奨と判定する基準(mmHg)が、現在の「収縮期140/拡張期90」から「収縮期160/拡張期100」へと変更されることになった。数字の上では違いが分かりにくいが、「受診勧奨される人が10分の1になる」のです。詳しくは私の著書『長生きしたければ高血圧のウソに気づきなさい【増補新版】』(KKベストセラーズ 2024年)をお読みください。この変更には多くの伏線があります。

 一つ目は国際的な潮流です。少し前には医療の世界で論文や薬の治験の不正が横行し、治療指針(ガイドライン)も製薬企業により歪められていた時期がありました。この影響による無駄で危険な医療が問題になりました。2004年に医師と製薬企業の経済的な癒着(利益相反)を解消しようという動きが起こり、コレステロールや血圧の治療ガイドラインが科学的に作られるようになりました。2019年の英国政府のガイドライン(NICE)で、高血圧に対する医療介入は収縮期160/拡張期100mmHg以上となったのです。日本は、この世界の潮流から取り残されていました

 二つ目は日本人を対象とする研究です。同じ2004年に、私たちが総合健診医学会で70万人の健診結果から統計的な方法で「男女別年齢別基準範囲」を作りました。詳しくは上記著書に記載してありますが、加齢に伴って血圧が上昇するのは正常な変化で自立度を高めるなどの効果があるのです。55歳以上では男女とも収縮期160/拡張期100mmHgまでは正常なのです。これを裏付けた住民追跡研究の結果を2008年に発表しました。60歳以上の男女とも、死亡率の上昇が見られたのは収縮期160/拡張期100mmHg以上でした。

 三つ目は国民医療費の限界です。厚労省は2008年に医療費削減として特定健診・保健指導(メタボ健診)を開始し、職場健診や人間ドックでも同じ基準を使うように指導してきました。しかし、その後は過剰診断や薬物副作用により医療費の伸びが加速してしまいました。特に開業医の所得平均が2160万円と、他の職種での所得が増えない中で目立っています。しかし日本医師会は従業員の賃上げのために診療報酬点数を上げることを求めています。

このせめぎ合いの中で、2024年6月から再診料を2点(1点10円)、高血圧/高脂血症/糖尿病の生活習慣管理料を40点、それぞれ上げる代わりに、月2回から1回の算定とします。2022年に3回まで繰り返し使えるリフィル処方箋が制度化されており、すでに再診回数が減少しています。2024年4月からの特定健診の新しい血圧判定では140/90mmHg以上を受診勧奨判定値として残していますが、括弧付きで(判定値を超えるレベルの場合、再検査や生活習慣改善指導等を含め医療機関での管理が必要な場合がある)としています。さらに「すぐに医療機関の受診」としているのは160/100mmHg以上と明記しました。140~159/90~99mmHgは「生活習慣を改善する努力をした上で、数値が改善しないなら医療機関の受診を」と受診抑制をしています。

忙しい日本の外来診療で高血圧で受診すると、原因を調べずに「本態性高血圧」として薬が出されるでしょう。薬には効果と副作用がありますが、降圧剤では脳卒中、心筋梗塞、腎疾患など疾病への効果は認められていませんが、副作用として脳梗塞、腎機能低下、肝機能障害などが医薬品添付文書に記載されています。薬の効果と副作用のバランスを報告している利益相反のないサイト(theNNT.com)では「既往歴無し、収縮期血圧 140-159mmHg 、拡張期血圧 90-99 mmHg」の人では効果ゼロ、副作用が12人に1人としています。

 高血圧と言われた人は、医師に「原因は?」と聞きましょう。毎朝と就寝前に血圧を2回ずつ測りましょう。そして、私の著書を参考にしてください。

文:大櫛陽一(東海大学名誉教授)







「年齢+90」以下なら降圧剤はかえって危険!?

降圧剤を飲むと死亡率が5倍に !?  脳梗塞の発症率が2倍に!?

全国70万人の健診結果、人口40万人の住民追跡調査、

脳卒中患者10万人の研究解析で分かった! 高血圧とクスリをめぐる新事実。

「そもそも高血圧とは何なのか?」という素朴な疑問から、

これまで製薬会社の影響下で策定されてきた基準値や

治療ガイドラインの歴史、大規模な追跡調査で示された

「降圧剤を飲むと死亡率が5倍に、脳梗塞の発症率が2倍に」

「薬で血圧を20以上、下げると危険が高まる」など、

血圧と薬をめぐる驚くべき事実まで。

これまでの血圧の常識が完全にくつがえる最新の知見を

68のQ&A方式でやさしく解説する。

引用元リンク








長生きしたければ原材料表示を確認しなさい






買わないだけでも健康に

長生きしたければ要チェック

日本を守りたければ知らなくては

病人は作られてきた


薬をより多く売るために基準値が低く設定されていましたが、この問題がようやく日本でも取り上げられ、血圧の基準値が改定されることになったようです

とても喜ばしいことですが

医療費を最もひっ迫させているものは高額な抗がん剤です

抗がん剤は効果が少ないばかりか、副作用が大きく、使用して生存できるのはごくごく少数にもかかわらず、人々の医療信奉と、いまだにガン治療のウソを頑なに信じているためと

官僚の天下り先確保のため、高額な抗がん剤が承認され使われ続けています

会社勤めの人は高額な社会保険料を、それ以外の人は高額な国民健康保険料を1年間に何十万円も支払わされています

最低でも1年間に10万円以上の支払い

国民みな保険加入が義務付けられ十分な医療を受けることができるシステムは大変ありがたいことではありますが

この保険料の運用を利権構造によって悪用されているため、わたくしたちは高額な保険料負担を強いられております

諸外国では、がん治療の見直しが行われ、がんによる死亡率が低下しておりますが

日本では、まだまだガン利権が暴利をむさぼっており、マスゴミもグルであるため、がん治療の真実がなかなか浸透できずにおります

当ブログではガン予防・ガン治療についてテーマにまとめておりますので、ぜひお読みください

ガン治療を見直し、高額な手術や高額な抗がん剤治療をなくしていけば、今ほど高額な保険料の支払いはなくなるはずです

せめて、己だけでもガンにならないように日ごろから食べるもの、電磁波などに注意して

これ以上、嘘のがん治療にお金を取られるのをやめ、健康になることで、医療利権と戦っていこうではありませんか




あらゆる病気の元となっているのが体内の酸化です。

酸化することで老化促進、動脈硬化促進、菌やウィルスも酸性を好むため、感染しやすくなり、カラダが酸性に傾くとガン細胞もできやすくなります。

手軽に家族全員が飲めるくらいコスパがよくて効果の高いのがスピルリナです

スピルリナは海藻の一種でアルカリ度が高い上、吸収率も90%以上と高いので、体内で効率よく働いてくれるスーパーフード

スピルリナを飲み始めてから健康診断の数値が改善した人も続出しているらしく

わたくしも不正脈が改善されました

放射能の内部被曝やワクチンの解毒にも良いようです


イチオシサプリ




電磁波と

シェディング対策をして

ガン予防


強い電磁波にさらされ続けると細胞のガン化が促進されます

隠蔽されていますが、鉄塔や変電所周辺にお住まいの方の白血病の発病には相関関係があります








デトックスしてガン予防






デトックスには蒸留された純水が良いらしいです