事例:シニア世代のうつ。 | カウンセリングルーム ハルモニアのブログ

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こんばんはカウンセリングルーム ハルモニアの加藤です。

シトシト雨の薄暗い寒い一日でしたね。
この季節の秋の乾燥の風邪より、冷えからくる風邪を引きそうですね、皆さんお気をつけください。

さて、ハルモニアにはシニア世代のクライアント様も多くいらっしゃいます。

そこで今日は、3ヶ月10回でうつから完全に回復され幸せそうな笑顔でカウンセリングを終了された70歳の女性の話をします。

彼女はご主人を亡くされて以来、落ち込みがひどく、何もやる気が起きない、食欲も落ち、家事も出来なくなり、夜も眠れない状態になり、離れて暮らしていらっしゃる息子さんが心配して、心療内科へ行かれうつと診断されたそうです。

処方されたお薬の副作用が強めずに、息子さんがホームページで探されて、ハルモニアに来室されました。

彼女は、ほぼ全てのセッションで、ご主人とご結婚された日から、亡くなられた日までの話をされました。

初めは本当に恨み辛み憎しみがこもった感情が一杯で、全身を震わせながら、身体から絞り出すように話が進んでいきました。

私も毎週会っての面接ですが、毎回初めての話を聴くように、傾聴、受容、共感を繰り返していきました。

やがて、セッションが進むにつれて、お顔が毎回毎回和らいでいき、3ヶ月目に入る頃には段々思い出語りになり始めました。

最後には、『毎日お仏壇のお父さんと一緒に毎日楽しく話しています。』と言われて、終了しました。