彼岸が過ぎた辺りから身の回りが慌ただしくなり、漸く時間が出来ても天気が優れない、等と半月に一度の定例の“房総のむら”は訪ねずじまいになってしまいました。
彼岸花も終わろうとしている10月初めに訪ねることができました。まだツクツクボウシがこの時期になっても鳴いています。
いつものように有料施設内の里山から。今日は午後から天気が崩れるようなので急いで回ることに。
実はこの日、「秋のまつり」というイベント日。
催しものがあちこちで行われ、更に輪をかけて多くのキッチンカーも出店してきています。
朝イチで入場したのでまだ人は疎らでしたが、これから増えていきそうな雰囲気だったので急いで廻ることに。
(今年はどうも訪ねる日がイベントや施設メンテナンスに重なることが多いようです)
気を取り直して中へ。
まずはクヌギのドングリがお出迎えしてくれました。
上総の農家前の畑は秋ソバの花が咲いています。
センダイハギの変種のシラハギが見頃を迎えています。
よく観察するとピンク色の本種も混じって花を付けています。
庭ではタマスダレが咲いていました。
前回に続きツルボがまだ咲いています。
上総の農家から安房の農家に向かう途中、県道に架かる橋の傍にトウネズミモチの果実がびっしりと生っています。熟すと鳥たちが競って食べにやって来る人気の果実です。
シラカシのドングリはこんなに成長しました。
緑の林床で一際目立つ白い花弁の花、シラヤマギクがあちこちで咲いています。
ヤブマメも目立つ存在です。
「秋のまつり」で安房の農家ではお月見を展示。
今ではこのような風情ある光景を観ることは失くなりました。
庭にコムラサキの果実を発見。ムラサキシキブに比べて果実がびっしりと固まって生っていて紫も濃いのが特徴です。園芸品種です。
そして畑では今ソバの花が見頃を迎えていました。
裏庭では藁ぼっちと手前にヒガンバナが咲いていました。
下総の畑のワタ
庭先のヒョウタン
花の中心が成長と共に団子のように盛り上がってくることから名が付いたダンゴギクです。近くで観れなかったのが残念!
その隣には秋の七草のフジバカマが咲いていました。
ススキ
下総の田んぼへ下りる道沿いの林床でヤブランを見つけました。
オケラの花が一輪咲いていました。可憐な秋の花です。
シロヨメナも見頃
今回の一番咲いていた花がキバナアキギリ。
施設内の林床の至るところで観られます。
こちらは少し白色掛かったキバナアキギリ。
おまつり広場の一画に一本のサクラの木があります。
ジュウガツザクラが秋の花を咲かせていました。
今回は施設内だけでも見所満載。まだまだ続きます。































































































































































































































































































