東京人 | 人間万事塞翁が馬 丙午ですが何か?

人間万事塞翁が馬 丙午ですが何か?

丙午生まれです。まもなく丙午の年が来ます。山形生まれ、バブル期を東京で過ごし、家を継ぐために山形で暮らしています。昭和、平成、令和と時代をめぐって稀な世代『丙午』とは何なのか自問自答の人生です。

初めの店で先輩と2人暮らしをしてた頃、金魚の糞のようについて回った自分。先輩も自身の後釜として入った自分をたいそう面倒を見てくれて、貴重な休日にも色んな場所に連れて行ってくれました。すべて東京初体験!銭湯や近くの定食屋さんに始まり、電車移動しての繁華街での買い物、居酒屋やディスコまで、東京の導入部分としてのイロハを教わった気がします。でも最も印象深かったのは仕事上を除けば、トレンディー化していくTVとかの話でしょうか。それは何気なく仕事終わりから就寝時まで部屋にいる時に見るわけですが、東京では民放チャンネルが4つもある訳で、田舎の2倍です!当時の生活上の情報源と言えばテレビかラジオ。そして週刊誌等雑誌です。前回の「トライアングル・ブルー」もそうですが、特に東京ローカル番組は新鮮でした。”とんねるず”のような若いタレントがいっぱい出てて、それぞれが流行を発信するかの如く華やかだったです。先輩がそういった意味でオシャレな流行を逃すまいと自分にも解説付きでレクチャーするほどでした。

先輩の上がり(退舎)がいよいよ決まって2人暮らしも限りがついた頃、先輩としては思い出作りもあったのでしょう、ある日(確か休日)の早朝起こされて、今からテレビ局に行くぞ!と言うのです。ビックリです。