東京人2 | 人間万事塞翁が馬 丙午ですが何か?

人間万事塞翁が馬 丙午ですが何か?

丙午生まれです。まもなく丙午の年が来ます。山形生まれ、バブル期を東京で過ごし、家を継ぐために山形で暮らしています。昭和、平成、令和と時代をめぐって稀な世代『丙午』とは何なのか自問自答の人生です。

それは突然!ある番組を観に行く!と言うのです。視聴者参加型番組と言えば、当時有名な「笑っていいとも!」やお昼のワイドショーでのスタジオ収録を思い浮かべました。それに行くのかな、と思ってましたが、先輩はミーハーな部分があって、(まあ東京に来る地方出身者は皆多少なりともミーハーなん部分アリなんでしょうけど)早朝のヤング向けのある番組のファンだったようで、しかも早朝にもかかわらずスタジオ観覧が出来たのでした。当時はおニャン子クラブをはじめ、女子大生、女子高生がタレントとしてテレビにラジオに登場してきた時代でしたので、その番組も学校に行く前の学生向け情報番組的なノリで結構人気があり、タレントの卵みたいな出演者が出でいて、長寿番組になったヤツです。そして何と先輩は車まで用意していて、当時東京タワー近くのテレビ局に車で乗り付けスタジオ観覧者として堂々と入っていったのでした。まだ昭和の緩い時代だったので当日飛び入り観覧歓迎という状態だったのです。

もう何が何だか・・。詳細はうろ覚えなのですが早朝なので数名の若い観覧者しかいなかったような気がします。…番組が進んで、スタジオ観覧者も参加しての大クイズ大会のようなものが始まり、自分と先輩も強制的に参加させられ、なんかパニ食った記憶があります。緊張しましたが、貴重な体験になりました。楽しい記憶として残っています。いい時代でした。

一人暮らしになってからも、こういう?先輩から受け継いだ?ミーハーな部分は色んな部分で発揮されていくのでした。