①の続きです。
簡単なお清めをしてから着工です。解体工事からスタート。

ブレーカーや斫り機を使って、タイルを剥がし、土間を壊します。
騒音が出るので、必ず近隣挨拶に回ります。


よくある事だけど、洗面所と浴室の間の土台・柱が白蟻に喰われてました。
木材は腐ってボロボロです。

浴室と洗面の間の壁も、腰下はブロック壁でした。なぜか?土台の上にブロックが積んでありました。

もう1本の柱も白蟻にやられてました。困ったことに、天井を開けてみたら、通し柱でした。
これは想定外でした。

土間の高さをレーザーレベルで確認。既定の高さまで掘れているかの確認と、
土間コンクリート打設の高さを確認し、墨出しをします。

設備屋さんに排水工事をしてもらい、ワイヤーメッシュを敷きます。
ユニットバス組立に際して、コンクリートを10cm打設するのが基本です。
当社では、さらに強くするため、ワイヤーメッシュを入れてます。
ローコスト会社では、5cmしか土間コンクリートを打設しなかったり、さらに酷い所は、
コンクリート打設すらしないそうです。束石置いて終わりとか、ユニットバスの足の所だけ、コンクリート?セメントを
流して終わりだとか・・・?当然、ユニットバスはメーカー施工なのですが、メーカーの組立職人さんは、ノンクレームじゃないと施工しない
ようです。本当はやりたくないようです。
この土間コンクリート打設を、ローコスト会社や、適当な会社は甘く見てます。
土間コンクリートの養生期間も取らず、ただ工期短縮を自慢している会社もあるようです。

ダンプカーの後ろに生コンを積んで、1輪車やバケツで打設するのが、浴室土間コンクリート打設の一般的パターン。
当社では、浴室リフォームの際に、窓の交換をする場合がほとんどなので、外部からの仕事が多い。
たまに、家の中を入ってコンクリート打設しなくてはならない場合もありますが、養生等かなり気を使います。

打設状況。

打設後、洗面室の床を撤去します。

コンクリート打設して、 ユニットバスを設置工事するのに、3日間ほどは間をあけます。
10cmのコンクリート打設ですが、強度を出すためには、そのくらい置いた方が良い。
家の中なので、乾かすのに時間も掛かります。


柱を抜いたり、補強する際には、パイプサポート等をつかって支えます。
構造体を触るのは、大工さんにお願します。

土台入れ替え。腐った土台を撤去して、桧の土台を設置します。
蟻害につよく、耐久性の強い桧を使うのには理由があります。
洗面室・浴室等のリフォームの場合、白蟻消毒の薬を塗ると、家の中が臭くなるからです。
沢山使うと高い材料ですが、浴室リフォームで使う量は、土台と柱や束などですから、本数は少ない。
コスト的に、負担にならない程度なので、桧を使用します。

洗面室の床組み。根太は全て取替、束も桧に交換しました。


通し柱の隣に1本新しい柱を抱かせて、通し柱の根本の腐朽部分は切り、あたらしく入れ替え。
金物で補強。古い構造体でも、金物を取り付けれるところは付けます。

洗面室の給排水工事が終わると、断熱材入れ。リフォームの場合、フクフォームという床用断熱材の使用が多い。

天井・外周部・窓回りにはアクリアネクスト。リフォームで使うのは珍しい?
新築では一般的な高性能グラスウールです。

洗面天井に断熱材を入れた様子。

洗面の外周部には、壁が薄いため、スタイロフォーム20mmを施工。窓があった所はアクリアネクスト。
壁の下地が薄かったため、臨機応変に対応します。

お風呂の窓は、YKKAPのエピソード。アルミ樹脂の複合サッシ。ほとんどの家がアルミサッシの単板ガラスのサッシが付いているので、
サッシはペアガラスのアルミ樹脂複合サッシに変えます。
モルタル外壁下地の場合は、ラスカットベニヤを使用します。

洗面・トイレの窓も、ラスカットベニヤで塞ぎます。

外周部の下に1枚断熱材を敷きます。気休め程度でも効果はある。

サッシ回りと、洗面との境の壁。断熱材を入れるだけ、入れちゃいます。

いよいよユニットバス組立。メーカーの職人さんが来ます。



特別大きい窓枠の施工。この大きさの分スペースがありますが、換気扇のダクトスペースになります。


こんな感じに仕上がり。サッシの中は白。窓は小さいほうが、断熱性も良いし、防犯上の観点からも良い。

ユニットバス組立完了。1日で組立終わります。

洗面所のクロス工事の下地パテ処理。
クロス張りへと進み、最後は床のクッションフロア張り。

ノリを全面に塗り張ります。清掃性が良く、水回りに最適な床材です。

外では、左官屋さんがモルタル外壁塗り。

ヒビ割れを防ぐメッシュシートを塗りこみます。


2回塗り終了。養生期間を置いてから塗装になります。
天候によりますが、2,3日置いて乾かします。

2枚引き戸。片引き戸よりは開口部が広いので安心。


洗面台TOTOサクアW750収納付き。オプションのタオル掛け付けました。

TOTOピュアレストQR。手摺と棚付きペーパーホルダー。
換気扇はシャッター付きなので、動かしてない時でも、風が入ってきません。

TOTOサクア。1620タイプ(1.25坪)少し洗い場が広いので、快適です。
浴室暖房換気扇取付。写真の椅子は、毎回浴室リフォーム時にサービスさせて頂いてますTOTOの風呂椅子。

この椅子が少し高いのですが、とても使いやすい。大好評のアイテムです。
工事着工から12日目。この日から入浴可能となりました。
柱の入れ替えや、洗面・トイレとボリュームがある為、通常よりも日数が掛かりました。

外部のモルタル外壁が乾いたので塗装工事。

今回補修範囲が広いので吹き付けました。


モルタル補修の跡も、目立ちません。
これにて工事終了。着工から13日間でした。
事前に、お客様にも工程表を渡してますが、今回の現場も予定通りに終わりました。
通し柱の腐朽や、洗面トイレの壁が薄いなど、工事前にわからなかった想定外も若干ありましたが、見積時に、予備費を見ていたおかげで、
追加工事は、無かったです。
今回も喜んで戴ける仕事が出来ました。