甲府市T様邸の屋根工事の様子をアップします。
当社では瓦屋根を推奨しています。個人的には和瓦が好き。
鶴弥の三州瓦を仕様してます。
瓦の魅力はこちら
瓦屋根は日本の風土にあった1000年以上の歴史ある建材です。
大地震の度に、マイナスイメージがありますが、時代とともに、工法も変わってます。
瓦屋根は重いから、軽いガルバリウム鋼板の屋根が良いという考えも否定しません。
全国ナンバー1の普及率を誇るのが、三州瓦(さんしゅうがわら)です。愛知県西三河地方などで生産されています。以下8つの性能を併せ持つのが最大の特徴です。
1. 耐火性能:不燃材のため燃えにくい
2. 防水性能:陶器質のため水を通さない
3. 耐寒性能:凍結しにくいので寒い地域でも長持ちする
4. 断熱性能:断熱だけでなく遮熱機能をもち通気性能も高い
5. 耐震性能:実際の家屋にてテスト済み、高い耐震性能を持っています
6. 耐久性能:高温焼成による高い強度
7. 防音性能:瓦特有の優れた遮音性
8. 快適性能:夏は涼しく冬は暖かい
耐久性・遮熱性・遮音性・通気性・メンテナンス性が一番高いのは瓦屋根です。
瓦屋根の緊結方法が強化されました|一般社団法人全日本瓦工事業連盟・全国陶器瓦工業組合連合会


屋根のルーフィング張り。瓦メーカー鶴弥の遮熱透湿ルーフィング『快適ロール』を採用してます。
通常のアスファルトルーフィングの100倍の透湿性能があります。現代の住宅の屋根下地材アスファルトルーフィングよりも、下地の野地板の劣化を防ぐためにも、透湿性能が重要。
湿気を通して、水を通さないルーフィング
ルーフィングの基本性能である防水性に加え、
湿気を通すという機能を兼ね備えたルーフィングです。
アスファルト系ルーフィングの100倍以上の透湿性で
野地板の湿気を逃がすことができるので、野地板の腐食や変形を防ぎます。
↑これ使っている会社、ほとんどありません。
前の記事でも掲載しましたが、大事です。屋根の下地材
瓦桟は、防腐防虫剤が染みたものを使用。緑の木材が瓦桟です。瓦桟(かわらざん)とは、(さんぎ)とも言い、引掛桟葺き工法で瓦を引っ掛けてビスで留めるところになります。
樹脂製の物もありますが、割れや劣化の恐れがあるため、使用していません。
駐車場が1台しか停めれないので、外壁サイディング屋さんとスケジュール調整して作業しました。
トラックから、ハシゴリフターで荷揚げ。
軒先の役物取付。
屋根瓦を置くスペースがないから、すべて屋根の上に。作業はしづらくて大変ですが、これも現場に合わせた方法です。狭小地の施工は大変です。
下屋から施工。外壁との絡みがあるので、玄関屋根の下屋から施工しないと、こちらの面の外壁サイディングが出来ない。
壁のし瓦の上に水切り取付。
下屋水切り板金にも防水テープ張り。
外壁サイディング張り。
棟を残して、袖から平場を仕上げて行きます。
棟換気のため、ルーフィングの頂点の部分をカット。
1枚1枚瓦をビス止めしています。錆びないようにステンレスビスを使用してます。
換気部材を棟に取付、水密テープ、耐震金具に、棟の下地となる木材を取付。
鬼瓦の下地。鬼瓦っていても、現代和風を意識しているので、ごっついのは付けません。
棟下地に水切り板金取付。
棟は土でのしを積まない乾式の施工です。
防災のし冠工法です。耐震性に優れ、土を使う従来工法に比べ、棟の重量を70%軽量化。
一体型冠の組み合わせによる作業効率アップ。
屋根面積や勾配に対して、竪樋の数も決まります。雨排水が取れない場所のため、ギリギリ2か所でも良かったですが、4か所取りました。
雨水の排水も考えて、4:6で玄関側を少なく排水するようにしました。
現在、ほとんどのハウスメーカーでも工務店でも、和瓦を採用している会社はありません。
瓦の魅力が、デマによって、デメリットばかりを伝えられて、減っているからです。
昨今の、ガルバリウム鋼板の値上げを考えると、メンテナンスコストを考えれば、瓦屋根は魅力です。瓦屋根の施工方法も進化しているし、瓦屋根でも耐震等級3は取れます。
敷地に余裕があれば、もっと軒の出を長くしたかったけど、残念ながらギリギリです。
屋根は傘と同じ。小さければ、体が濡れる。外壁の劣化も早くなる。
今一度、瓦屋根の魅力を確認してください。施工は、鶴弥の登録施工店の瓦屋さんで行っております。