もう半年間も書いてなかったが、普通に生きてても知る由もないシステマを始める私のキッカケ(当然私も海外の武道のシステマ?という感じで馴染みがなかった) が、
 
単に海外の異質なものでなく人間、生き方を包括的学ぶシステムということが伝わること、それを知ることにより役立つ人がいるということを目的に、また少しずつ書き始めたい。
 
前回までは、英語のマンツーマンレッスンの先生の「海外で勉強したらどうですか」といった一言で終わったところまで書いた。
 
この英語の先生は高校卒業後、横浜で自動車関連の仕事をされていたらしい。その後24歳で「何かまだ成し遂げてない」とのことで、新規一転、アメリカ、カリフォルニアの大学へ留学されたとのこと。英語がわからない中、大変苦労されたそうだか、猛勉強の末(取り憑かれたかのように:本人談)カリフォルニアの州立大学を優秀な成績で卒業した。
 
その経験が自分を変えたという。
 
その頃私は23歳、
「せっかく今すぐ働かなければならない状況でもないなら、焦らず成長の為に行けばいいですよ。異国で学ぶことで、その学ぶプロセスが間違いなく何かを変えますよ。語学留学だとその視点では意味なし、なんでもいいから何かを学ぶんです。」と。
 
確かにこの人には今まで会った大人になかった自由で不思議な魅力がある。
 
しかし、こちらは日本で武道がしたいので悩ましかった。(深く武道を学ぶならやはり日本だろうと思い込んでた)