先日のヴラディミア東京セミナーに参加された皆さん、良いセミナーでしたね!お疲れ様でした。

そして主催のシステマ東京の北川さんとスタッフの方々、ありがとうございました。

 

セミナーの内容で印象に残っているのは、意識をせずに自然な動作ができることの大切さ。
 
思考と動作を結びつけず、身体が有機的に自然に動くというコンセプトは、システマの定義する自然な状態や、制限のない自由な動きのベースとなっています。
 
ヴラッドのセミナーでは、ドリルがどんどん変化していくのですが、最初のドリルが最後のドリルまで活きてくる構成になっています。

今回は導入として床に横たわり、数字を数えながら動く。そのとき動作に意識が引っ張られないかというワークがありました。
動作に考えや意識が入ったときにはすでに自然で有機的な状態ではない。これが大きなポイントだったと思います。
 
それが人と向き合ったときにも、変わらずに自然で有機的な状態を保つことができるかどうか。
思考を含めたテンションは自然さの邪魔になる。逆に自然な動作は人には違和感として伝わらず、こちらが行う動作を妨げられる要因を作らない。
このことをヴラッドは常に見せてくれていた気がします。
 
 

インストラクターに向けては、別のドリルの際、全てのトレーニングは人に応じて段階を変えて行うことが大切とも話されていました。


「例えば、同じ写真の中に数字がいくつか隠されて存在していたとして、人によっていくつ数字を見つけることができるかは様々。

だからこそ、インストラクターは、段階があり、それらを網羅することが大切だ。」とのことでした。


 

少し脱線しましたが、

三つ提示された呼吸法の3つ目は「攻撃する側が自分自身を心配する」そのための‘’普通‘’の呼吸。

 

ここでいう普通は、身体がカームで充実した状態。

これがヴラッドのいう普通でした。普通であって簡単にはできない普通。

時計が一周回って同じ場所を指しているというようなものでしょうか。

 

ヴラッドが、それができている世界中のシステマの中でも稀な人物だとしてクワンを呼び、デモをさせたときの様子が

「カームネスはスピードを隠す」という動画です。↓

 

ヴラッドがこのデモの後に、寄ってきてくれ
「クワンはミカエルのようなフルネス(全体感)で動けている。このようなフルな状態は動きがよりシンプルになる。見ている周りからは手を出しているだけにしか見えないというが、その手が相手からは消える。これを今後身に付けるようにやっていくといいよ。」と話していました。
 
身体の充実感とマインドの冷静さが伴ってフルネスという。
 
充実感と冷静さのフルネスがあって、はじめてパワーがある状態になる。
そうなったとき、相手は攻撃するときに相手に意識がいかず、逆に自分が不安になり自身を鑑みることになる。
 
ミカエルの自然でリラックスした状態を保つという意味が垣間見れた、とてもハイレベルな教えを頂きました。
 
確かにミカエル、ヴラッド、クワンともに共通してこちらが向かっていったときに不安になる感覚がありました。
リラックスはパワー。長年言われていることの意味が分かった気がします。

 

そして有難いことに、クワンが7月13-15日に東京、横浜で「充実感とパワー
という今回ヴラッドが与えてくれた課題のヒントをくれるセミナーを開催してくれます。

 

クワンがいて、ヴラディミアがセミナーをするから分かることがありました。

非常に学びの多い素晴らしいセミナーでした。
改めてありがとうございました。