こんにちは、快の院長戸田です。
こちら市川は雨上がりの晴天となっております。
気温はそれほど低くはありませんが、北風が強めに吹き気温以上に寒さを感じます。
日中の最高気温は13度、花粉も多く飛ぶ予想となっていますのでしっかりと対策をして出掛けましょう。
引き続き手洗いうがい、換気をお忘れなく!
では、よろしくお願いします。
食生活に気を使い定期的な運動を習慣とし、規則正しい生活を送っている人は血液がサラサラの可能性が高くなります。
一方、油物や甘いものを食べ過ぎていたり、運動不足やストレス過多といった不規則な生活が続くと血液はドロドロになってしまっているかもしれません。
このように、わかりやすい言葉として血液をサラサラやドロドロと表現しますが、具体的にはどのような状態になっているのでしょうか?
血液がサラサラというのは、実は赤血球の変形能力が高い状態を指します。
ということは、太い血管はもちろん毛細血管のような極細の血管であっても、赤血球は柔軟に形を変えながらスルスルと流れていくことができるわけです。
従って、全身にまんべんなく血液が行き渡っている状態なのです。
一方、血液がドロドロとは赤血球の変形能力が低下し、体の隅々まで血液が行き渡っていない状態。
つまり、血液がサラサラ・ドロドロとは「赤血球の状態の違い」を指すというわけなのです。
血液は液体成分である血漿をベースとして、赤血球、白血球、血小板など複雑に構成される物質。
成人の血液量は体重のおよそ13分の1(8%程度)で、心臓から送り出された血液は約30秒という速さで全身を巡り再び心臓に戻ってきます。
血液が体中を巡る間に酸素やその他栄養素を各部位に送り、二酸化炭素を肺に届け、老廃物を腎臓に運んで体外に排出させるなどの働きをおこなっています。
また、ホルモンを各臓器に運搬したり、感染防御や止血機能も担っているのです。
ちなみに、青魚の油に多く含まれるEPAは、血液の流れをサラサラにし動脈硬化や脂質代謝異常症、認知症などの予防改善に良い効果を発揮してくれる優れもの。
同様に、コーン油や大豆油、サフラワー油などにも含まれていますので、活性酸素を除去するビタミンEと共に積極的に摂りたい栄養素。
普段の食事や運動習慣で赤血球の変形能を高めて、血液サラサラを保っていきましょう。
今日も快の健康日記にお越しいただき、ありがとうございます。
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