こんにちは、快の院長戸田です。
こちら市川は今日も晴天となっていますが、北風が強めに吹いております。
日中の最高気温は12度予想、体感的にはそれほど暖かさは感じないかもしれません。
花粉が大量飛散していますのでご注意ください。
引き続き手洗いうがい、換気をお忘れなく!
では、よろしくお願いします。
更年期障害の代表的な症状の一つとして知られる「ほてり」。
ほてりの症状を含むのぼせや発汗などを総称してホットフラッシュと呼ぶこともあります。
典型的なものでは、突然胸のあたりから上半身にかけて強い熱感が広がると同時に発汗や動悸を伴うことも…
汗の量もジワジワと汗ばむ程度から滝のように噴き出るものまでさまざまです。
そんな厄介なほてりの症状を抑える効果が期待できる食べ物があります。
それが…蕎麦。
蕎麦に含まれる「ビタミンP」(ヘスペリジン)が、ほてりの症状を鎮めるのに有効に働くのです。
ビタミンPは、蕎麦の他にも柑橘系の果物にも含まれていますが、糖分を多く含んでいるため食べ過ぎると血糖値に悪影響を及ぼしてしまいます。
その点、蕎麦ならば果物に比べ糖分も少なく、はるかに太りにくい食品。
さらに、蕎麦には「ルチン」も豊富に含まれ、これは血圧を下げる効果が大いに期待できる成分となります。
更年期というのは、血圧が上がりやすい条件が増えてくる年代でもあります。
動脈硬化が進んできたり、体に脂肪がつき肥満体型になったりすることで、さらなる血圧の上昇を招いてしまいます。
このような理由から食生活の中に定期的に蕎麦を取り入れることで、ほてりを抑える以外にも血圧の安定といった一石二鳥の効果が期待できるわけです。
ちなみに、ルチンは水に溶けやすいため蕎麦の茹で汁(そば湯)も飲むことで、より血圧の安定が期待できますよ。
今日も快の健康日記にお越しいただき、ありがとうございます。
明日の天気:☀ 13°/4° ☂0%