最後に脱毛症の徒然を書いたのは2022年8月。


日々何かに追われる生活をしていて

アメブロを日常的に開くことはできず。

(時々、皆さんのブログは拝読しておりましたにっこり)


色んな徒然があって

この話、書きたい!と思うことがあっても

記憶から消えていて忘れたネタも数知れず。



先日、

数年ぶりに新ウィッグを作りました。


ウィッグのレポは別に書く(予定)として。



脱毛症になって以来、

初めて美容室で地毛を切ってもらった。


髪のある世の中の大半の人にとっては

普通の日常、

でも私たち脱毛症患者にとっては

一大イベントであり、

これはもう日常徒然ではなく非日常特大イベント流れ星


次に切る日がいつ訪れるかわからない。

もう一生切ることがないかもしれない。


なぜなら、

明日明後日にでも脱毛が始まって

髪がなくなるかもしれないから。


よって、

もし髪が切るほどに伸びることがあったなら

特別な場所、特な人に切ってもらう

ということが私の数年ごしの夢でした。


ウィッグを作ってもらった

特別な場所で特別な人に切ってもらう

夢が叶いました。



髪がある全世界諸君!

分からないだろうこの感動が。


地毛を切るときの、あのショキショキ音を聞く

この感動が。

しかも、

地毛を軽く引っ張られた頭皮のあの感じと共に

あのショキショキ音が響くんだぜ!



ウィッグの人工毛を切るときは

ジョキジョキ抵抗のある音がする。

でも地毛はショキショキ小気味良い音がする。


しかもそれを美容室でやってもらえる。

ウィッグ専門店でなくて

髪のあるお客様と同じ美容室でやってもらえた。

個室だけど、

普通の美容室でやってもらえた。



次にこの感動が訪れる日が再び来るかは

わからないけれど。

だって髪がなくなるかもしれないもの…

と必ず頭を過るのが脱毛症日常徒然なのだけれども。


ついでに、

次はずっとお世話になってた地元の美容室で

前みたいに

「髪切るの予約するのめんどくさ~」

「出費キツ~」 

とか言いながらどんな髪型にしようか

ホクホクした気持ちで

HO○ ○EPPE○ ○eautyの画像を眺める日が

 来るといいなと思いつつ、


そんな期待しないでおこう…

と心を防御するためのネガティブ発想も

日々ついてまわるけれど。



でも、

脱毛症発症して6年8か月。

初めて美容室で髪を切ってもらえる

このショキショキ音の感動を噛みしめて。



おめでとう私!

おめでとう世界!!