脱毛が激しくなってから約1か月。


予約したウィッグのお店に行きました!!

身内にも同行して貰いました。



お店に行って個室に通して貰ったら
ショートからロング、
色んなウィッグが10個程度並んでいました。

まずは予約の電話で聞かれたことと同じようなことをシートに書き込み。
病名、症状、脱毛の程度や進行具合。
かかりつけの病院など。

口頭で詳しくカウンセリングもして、
希望のウィッグについては
『元の髪型と同じようなウィッグが良い』
ことを伝えました。


医療用ウィッグも色々あることを初めて知りました。

パーマやカラーリングがしてあるものや、

より自然に見えるよう人工頭皮(つむじや分け目部分が肌色のメッシュ加工してあり、そこに毛を着けてる)があるもの、

帽子の内側に直接髪が着いていて、 帽子を被ると髪があるように見える、着脱が手軽なもの。

サイズも色々。



私はフルウィッグ希望だったので
既製品のフルウィッグを3つくらい試着。

やはり人工頭皮付きのものが自然でした。
つむじがないタイプはかなりモサモサ感があったし、背の低めな私は頭頂部を見られる機会も多いから、迷わず人工頭皮付きに決定ビックリマーク

髪質については、私が購入したお店のものは
顔周りが人毛、他は人工毛とのことですが 
特段気になりませんでした。


しかし、それにしてもモッサリ感すごい(笑)
鏡見てちょっと笑いそうになったチュー

私の頭のサイズは平均より小さくて
帽子やメットを買うときも
子供用でちょうど良いことが多々ある程度。

大人用の一番小さなサイズでも少し大きく感じたので、余計にモッサリしたウィッグ感が出てしまったようでした。
こうなること、実は予想していたので割高でも店頭で買うことにしたのです。


やむなくセミオーダー。

一番小さいサイズで髪色が地毛に近い
おかっぱくらいの長さの既製品ウィッグを
その場でサイズ調節およびショートカットにしてもらって、当日被って帰りましたラブラブ

頭のサイズは何ヶ所も計っていました。

脱毛が進行したり、毛が伸びたりすると
サイズも変わってくるので
その都度サイズ調節が必要とのことでした。
…だから症状の進行具合を聞かれたのかひらめき電球


30分くらい待って、ウィッグ完成!!

カット後のウィッグを被って更に微調整。


さて、ウィッグの感想ですビックリマーク

私は正直、ちょっと違和感あります汗
理由は恐らく、地毛と同じ髪質ではないから。
地毛は結構細い猫毛でちょっと天パなので、
いきなり髪質変わったら違和感あるのは仕方がないですね。

一方、付き添いの身内は
「全然わからない、元の髪型と同じ。」
かなりよく見ないと素人目では
ウィッグだと気がつかないレベルだとのこと。

身内が言うのだから間違いないだろう。
普段から率直に感想を述べる人だし。

前過ぎたり後ろ過ぎたり
深く被りすぎたりせずに、
正しく被れば大丈夫みたいです照れ

これもまた仕方がないとは思うのだけど、
ウィッグは、まず専用のネットを被ってから本体を被るのですが、ネットの締め付け感が結構気になる…
私はかなり重い片頭痛持ちなので、これは片頭痛を誘発するだろうな、と思いました汗
ネットより締め付け感のない綿のキャップもあるのですが、逆にズレてしまわないかが心配なので、とりあえずネットで様子を見ることにしました。


気をつけなければならないのが、
ショートカットだと
うなじ周辺の髪が厚すぎると不自然に。
うなじ周辺の髪を梳きすぎるとウィッグの下に被るネットが見えそうになります。

側頭部も短すぎると
やはりネットが見えそうになる。

…そういった都合を考えると
ある程度長さのある髪型の方が扱いやすかったのかな。この点に関しては男性の患者さんは大変なのかも。


あとは、
シャンプーはウィッグ用のシャンプーをオススメされて、ひと月に一回程度。

洗浄力の強いシャンプーを使ったり、たくさんシャンプーしすぎると老朽化も早くなるということでした。

ウィッグが痛んでくると髪の色がだんだん抜けて、赤茶けてくるらしい。
なので、購入時は地毛よりちょっと暗い髪色を選びました。

それからウィッグの寿命は3年くらいあせる

ウィッグって一回作れば壊れない限り使えるものだと思ってました。

ウィッグを置いておくための台(意外に高い)や消臭スプレーなど、全部あわせて30万円くらいガーンガーン

大手のお店だったし、割高ではあったんだろう。品質にもある程度こだわったし、贅沢したとは思います。
(私にとってはそれだけ切実な問題だったので)

でも、その後のサイズ調節が無料だったり
お手入れやセットの割引チケットも貰えたのでサービスとしては満足していますウインク

今日買うとは決めずにお店に行ったけど、私の場合は勢いがなければ進めないタイプなので、勢いに任せて当日購入して良かったです合格

さて、いつどこでウィッグデビューしよう。
それが問題だ、やっぱり勇気いるなー。
(いまの職場は壊れるリスクが高いから帽子かなひらめき電球30万が壊れたらシャレにならん(笑))


あと、ちょっと考えたこと。

現状ウィッグは、健康保険も、障害のある方の補装具や介護用品のような行政の補助もないから、長患いしてる患者さんや学生さん、経済的な事情のある方は金銭面で本当に大変だと思いました。
再発率も高いと聞きます。
自分だっていつ治るか本当に分からないし、長期間や治らないことも覚悟してる。

円形脱毛症に限らず、脱毛で困っている病気の方はたくさんいると思う。
日常生活を送る際に、どうしてもウィッグが必要な場面は出てきてしまいます。
買い替えも必要だからお金がかかります。
ウィッグに関する金銭面の問題、多少どうにかならないものかなーと考えさせられました。