呼び出し音に潜む嗤い声
僕を密かに嘲笑う
繋がらないと知りながら
僕は画面を見つめてた
よくあること
そう
よくあることにしておこう
返信の件名にアルファベットの列
僕を密かに嘲笑う
思考が回らないから何度も送信してた
ばかなやつ
そう
よくあることなのに
酒にアレに眩暈スープ
まだ眠いよもっと眠らせて
アレにあれと眩暈スープ
正常を保とうなんてそれが異常なだけ
雑音が嘲笑に変わり罵声になり槍となって左を狙う
寝ても覚めても悪夢に犯されるなら
眩暈スープを飲みたい
なんて
人が皆僕を怨んでる人が皆僕を嫌ってるそんな視線の雨が絶え間無く降り注いで
専用の傘がどこにあるか解らない解らない
痛いくらい居たくないくらい激しく降り注いで
だけどもがいているのは どうやら どうやら僕だけ
同じ時間同じ場所で烏が僕を見て鳴くんだ
耳は音楽に溢れているのに
烏はそれを裂いて僕に言う
黒い眼で
僕に言う
『 なんだよ』
まだ目覚めたくないな
夢のあの子が手を振って
抱きしめてくれる キスをくれる
川へ行こうと誘う
まだ目覚めたくないな
夢のあの子が指を絡めて
もう離したくないと 身体を寄せて
川へ行こうと見詰める
ああーああ
『結局はお前も僕を殺そうとする。お前も僕に死んで欲しいんだな?そうなんだな?!』
気付いたらあの子の首が折れていた
よかった 夢で
よかった 僕の部屋で
酒にアレに眩暈スープ
まだ眠いよもっと眠らせて
アレにあれと眩暈スープ
正常を保とうなんてそれが異常なだけ
雑音が嘲笑に変わり罵声になり槍となって左を狙う
寝ても覚めても悪夢に犯されるなら
眩暈スープを飲みたい
なんて
狭い暗い場所で眩暈スープ
縄も何も要らないなんて嘘
アレにあれを眩暈スープ
正常を保とうと変な汗かいて結局は異常がスキ
過呼吸で周りを遠ざけても雑音の毒がぐるり廻る
寝ても覚めても悪夢に犯されるなら
眩暈スープを飲みたい
眩暈スープをください
眩暈スープで溺れていきたい