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    もう君を運ばない

    銀色のペダルを踏めば

    この軽さは

    さびしくもあり

    かろやかでもある


four1


           大切
           だからこそ
           ほどける
           ように
           結んでおく


大切に思うほど、つい執着してしまう。
思いが強すぎると、かえって、からまってしまう。


あまりにもつよく、かたく結びすぎると、
こころが苦しくなってしまうから。
大切な人ほど、ゆるやかにつながっていよう。


── いつでもほどけるように。

── それから、なんどでも結びなおせるように。



Photo:   Four seasons


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          想い
          ちりばめて
          君に伝える
          こころが君に
          届くよう

        
伝えたいことがあるとき。
今の自分がどんな気持ちなのか、どう感じているのか。
「想い」を言葉にのせるのは、大事なこと。


うれしいとか、かなしいとか。
たのしいとか、せつないとか。
それから、大切だとか、大好きだとか。


うまくまとまらなくても、たどたどしくても、

そのとき、その瞬間の感情をちゃんと言葉にすること。

「想い」のこもった言葉は、きっとその人に届く。

心を揺さぶるものだから。


──想いちりばめていれば、心はいつも晴れ。

Photo:   Naomi Okunaka

hana


         だいじなものは

         みえそうで

         みえにくくて

         目をこらせば

         よくみえて


見ようとしていなかったり、うっかり見過ごしていたり。

近くにあるものほど、意外とよく見えていないもの。


毎日の暮らしのなかには、

なんとなく流してしまっていることがたくさんあるけれど、

だいじなものは、たいてい、いつもすぐそばにある。


だからときどき、もっとよく見つめるために

しゃがみこんでみる。覗き込んでみる。近づいてみる。


人生のなかでは、

目をこらさなければ見えないものが、たくさんある。


──目をこらしてみれば、心はいつも晴れ。


Photo:   Naomi Okunaka


hana


         いつか並んで

         歩きたいとおもう

         憧れの気持ちは

         わたしを前に

         進めてくれるね


その人みたいになりたくて、その人の真似をしてみる。
その人だったら、どんなふうにふるまうのか考えてみる。


心のなかに「あこがれ」の人がいるかどうかで、
暮らしの色合いや、あざやかさが違ってくる。
心のつよさや、たくましさもずいぶんと変わってくる。


追いかけるのではなく、追い越すのでもなく、
いつかいっしょに、並んで歩いてみたいと思う。

そういう気持ちが、もっともっとと心を前へ進めてくれる。


憧れのチカラは、なかなかどうしてあなどれない。


──憧れの人がいれば、心はいつも晴れ。


Photo:  Naomi Okunaka