心が晴れる「はれ、ことば」


          強がりとか
          優しさとか
          笑顔の
          うしろにある
          ほんとう



うれしくて 笑う
泣きながら 笑う
くいしばって 笑う


人が、こんなにも器用に

たくさんの笑顔を 使い分けているのは


──喜びを分かち合うため
──自分がつよくなるため
──それから、大切な人をいたわるため



   あなたの笑顔のうしろにある ほんとうを
   わたしは ちゃんと読めているかな?



Photo:   Naomi Okunaka

心が晴れる「はれ、ことば」


          重ねてゆく
          きみの
          未来が
          しあわせで
          ありますよう



  この手にあるものを
  ぜんぶ あげても
  わたしは あなたに伝えきれない


  こころは どうやって伝えるのだろう?


  あたたかなものが流れますように、と
  願いながら 言葉をさがす


  柔らかなところに届きますように、と

  祈るように 言葉をさがす



  Photo:   Naomi Okunaka


心が晴れる「はれ、ことば」

           とうめいな
           器をひとつ
           うつくしく
           正しい私で
           あるように



他人の目はごまかせても
自分の心はごまかせない


大切なのは、誰かからの評価ではなく
自分が正しく立ち振るまっているかどうか


迷いなく、正直な人であれたら素敵だと思う



Photo:   Naomi Okunaka


皆さま、ご無沙汰しております。

そろそろ、次の五行歌も更新しなければ・・・・・・と思いつつ。


今月は、隙間時間を見つけては

「はれ、ことば」のFacebookページを作っておりました。

  → 心が晴れる言葉 /中島未月

(左のサイドバーに設置したバナーからも入れます。)

    

あちらは、ブログ「はれ、ことば」のFacebook版というよりも、

Facebookならではの、読者の皆さまと双方向に交流できる

場所として、使っていけたらいいな、と考えています。


五行歌だけでもなく、日常の出来事など、あれこれ綴って

いく予定です。

お時間のあるときに、ぜひお立ち寄りくださいませ。

もちろん、ブログ「はれ、ことば」も

定期的に、新しい作品を書いていきたいと思っています。


引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。    


                             中島 未月





心が晴れる「はれ、ことば」


          招き入れる
          という
          生きかた
          揺れない
          人 になる



たとえばそれが 小さな変化であったとしても
人は 変わりゆくものに、心が揺れてしまう。


だからこそ、変化を「受け入れる」 というより
「招き入れる」人でありたいもの。


今、この瞬間の 小さな変化にも意識を向けて
自分の中に 自身のものとして取りこんでゆく。


それは、自らの手で運命を動かす、ということ。


過去・現在・未来、さらに運命と呼ばれるものは
すべて変化の連続でつながっているのだから。



Photo:   Naomi Okunaka