Kanchiの日常 -10ページ目

Kanchiの日常

Muna-ko-mami(通称Kanchi)の日常を綴った日記。仕事から娘の学校、たわいない日々の出来事等。ストレス発散はこのブログのもう一つの目的かも。

電話インタビューの日、ネパール時間で8時からということだったので、帰宅すると軽くおやつを食べ、少し休もうと寝室のベッドに横になろうとした時、携帯が鳴る。見ると海外からの番号。まだ6時45分なのにおかしいな、と思いつつ受信すると果たしてスイスからであった。


ハロー、こちらはPOのJFです、と言う声。私が、まだ7時前ですが。インタビューは8時からという事だったのでは?と言ったら、あれ、そうなんですか。時差を考えると今が8時のはずなんですけど…、などと言う。でも私は早く終わるほうが良いと思ったのでそのままインタビューに入ってもかまわない事を伝えた。


幸い電話の通話状況は良好で、相手の英語もゆっくり話してくれるのでわからないという事は無かった。ほっとする私。でも携帯を握る手が緊張できつくなっていた。初めに今の仕事の契約はいつまでとかの話になり、4月までだが3ヶ月程度の延長が必要かもしれないと思う旨を伝え、もちろんこれは私側から見ての感じであり、POをはじめ雇用者側の判断は又別であり得る事を付け加えた。


JFは声や話し方の感じでは40台くらいの男性と思われた。柔和な感じの話し方なのでこちらも次第に必要以上に緊張することなく離せるようになり、仕事内容についての質問にも無事クリアできたと思う。

インタビューは思ったより長く、45分くらいかかっていた。途中で携帯の電池の充電が切れ、途切れてしまったが携帯をコンセントに繋いでから再び会話を再開した。


最後の方は冗談も混じるというリラックスした雰囲気で終わったが、同時に私のほかにスイス人の候補者がいて、その人は4月から働けるそうなので、4月からの開始に言葉を濁していた私よりそちらの方が有利かと思われた。その人のインタビューを来週始めに終えた後、私に今回のインタビューの結果の可否を報告するという事であった。又、もしその結果が合格だった場合は、2次面接にバングラデシュに行ってもらうかもしれないと言われた。


まあ、バングラデシュへの往復の交通費を出してもらえるそうなのでもしそうなったらタダで行けるこの機会を利用してダッカの友人Dr. Rを訪ねてみようか、と思った。


カトマンズで病理検査をしてもらうことに決めたものの、なかなか行く機会が無い。休める時には飛行機の安いチケットが取れなかったりでどうもタイミングが合わないまま一週間が過ぎてしまった。


今日職場へ来たら、RBが明日から二日間休みを取ってカトマンズへ行く個人的な用事が出来たと言う。どうやらお金を工面しに行くのが目的のようである。うちの夫とおんなじか。その彼に例ののホルマリン漬けをTUTHに持って行ってくれと頼むのも気が引け、かといって彼と一緒に休みを取ってカトマンズへ行くのも、これまた周囲の目などを考えると出来そうに無い。ほんとはそう出来たらうれしいのだが。意気地が無い私。


腹部超音波の再検の事も気にはなっているが、自覚症状が何も無く、すこぶる体調が良いのでまあいいか、という気になって来たのである。日本から来ているDr.Nも、君は体のことを気にしすぎなのでは?と言っていたし。いずれにしろKさんが日本に帰国する3月末までには一度カトマンズへ行かなければいけないのでその時に病理検査とエコーをやって来ようと思う。


4月の10日が今の仕事の契約の満了なのでそろそろ次の仕事を決めないといけない。

今応募しているのは今と同じSRC雇用のバングラデシュの案件なのだがこれは明日25日に面接である。スイスから電話で面接というのは2度目なのだが前回はネパール語の話せるPCによるネパール語での面接だったので難なくこなせたのだが今回は英語だ。大丈夫か?それでなくても面接ではうまく行った事がきわめて少ない私は今からとてもナーバスになっている。


今日は上司が休んでいたのでこれ幸いと明日の面接用の虎の巻を作ったりして過ごした。

もしこの案件が不合格でもあと一件応募中のNGOのやつがある。ただしこれはまだ予算がつくかどうか審査中との事で3月上旬くらいにならないとはっきりしないらしい。しかもそのNGOのこれまでから見て、給料が今より低いのは目に見えている。もしSRCの方に受かったらどうしよう。NGOからは予算が通ったら来て貰わないと困る、と言われている。そんな事言われても正直言ってSRCの方が大きいプロジェクトで魅力があるし、夫も今より給料が下がる仕事に就くのにいい顔はしないのはわかっている。日本人と違ってお金の事にはシビアなのだ。



世の中、思っているとおりにはいかないもので、日本から来ておられた旅行者の方にお願いはしたものの、そういう物は持って帰れない、という返事であった。無理もないかもしれない。私はかつて自分でホルマリン漬けの寄生虫の標本をかなり大量にネパールから日本へ持ち帰ったことがあるが、この時は香港でちょっと危なかった他は日本の入国審査では何も引っかからなかったのである。でもまあ、他人の臓器の一部をカバンに入れてもって帰るというのはあまり気持ちのいい感じがしない人も居るかも知れない。


私は少し冷静になって考えた。自分は、病院で検査の仕事をしていたので、摘出臓器とか見てもどうも思わないし、血液などの検体をクール宅急便でしかるべき施設に送った事もある。でもやはり一般的には臓器や組織そのものを宅急便で送ったりは普通しないんだそうだ。これは日本から今ネパールにワーカーとして来ている医師の方にも電話で聞いてみた結果そう言われた。


その医師の方にはこうも言われた。切り取った虫垂に癌があるかないか見る程度なら、ここネパールでも首都の主な病院では出来ると思うし、特にP病院で日本の病理医が何年か地元の医師の育成に携わっていたというのでそこでやってもらえばどうか、という意見であった。そこで出た結果にもし納得いかない点があったときに初めて日本へ送る事を考えれば良いのではないかと。そして日本へは臓器を送るのではなく、切片を染色したプレパラートを送れば普通の郵便でも遅れるし、実際日本では病院間ではそうしているのだそうだ。


そこで私は、まずネパールで、標本を薄切、染色し、まずこちらの病理医に見てもらい、その上で怪しければプレパラートを日本へ送る、という方法をとる事に決めたのであった。