Kanchiの日常

Kanchiの日常

Muna-ko-mami(通称Kanchi)の日常を綴った日記。仕事から娘の学校、たわいない日々の出来事等。ストレス発散はこのブログのもう一つの目的かも。

Amebaでブログを始めよう!
B市に引っ越してから、1年3ヶ月が過ぎた。

子供も今の学校に慣れ、私も今の仕事に慣れて余裕が出来てきた。

ブログを書けなかったのは一つにはインターネットの問題があった事、そして新しい仕事に慣れるまで、精神的余裕も無かった事か。

でも、この5月にRBに再会してからは、またこのブログを書きたいという思いがわきあがってきていた。

一年ぶりに会ったRBは少し痩せて、しわが増えたと思った。向こうも私を見て、老けたと思っただろう。でもタクシーから降りてきたRBの以前と変わらない人を安心させる笑顔を見た時、やっぱりこの人はずっと変わる事はないのだと確信した。

彼に関して変わったのは、トレーニング会場へ行ってから発見した。
前の職場でRBを見ていたときは、スキルに対して自信の足りなさがいつも感じられ、それをいつもDirectorも指摘していたのだが、その自信がついたという感じを今回は受けた。

彼のレクチャーを聞きながら、私がかつて彼を研修に送っていたころを思い出し、こんなに自信をつけ、立派になったRBを我が事のように誇らしく思った。

きっとトレーニングの講師で呼ぶから、と約束していた事も果たせた。そして私の借りている家にも泊まってくれ、私が作った料理を食べてもらえた。

想像はしていたし、予定も立てた。でも現実になるかどうかは確信が無かった。タクシーから彼が降りてくるまでは。
何かの障害でダメになるかもしれないと心配していた。実際に、全国レベルの交通ストがあり、予定を変更して夜行バスで来てくれることになり、さらにバスに空席が無く、夜中にトラックをヒッチハイクして来てくれた。
私の為に、そこまでしてくれたRB。

家では蚊帳が足りず、蚊取り線香を使ったが効かなくて、夜中蚊に刺され、気の毒な事をしたし、講師謝礼もわずかな額を渡せたのみであったが、後日前の職場へ電話すると、RBはそれでも私が家に泊めた事を喜んでくれたことがわかった。

こんどは10月に又RBに来てもらうことになっている。それまで時々電話で連絡を取りながら、楽しみに待つことが出来る。これで今の仕事にも張り合いが出来るわけである。


小3の娘が4月に転校して8ヶ月が過ぎた。


これで小学校に入ってから3度目の転校になるのだが、去年までと違い、娘は学校の友達を家に連れてくるようになった。 友達づきあいも2年生までとは違い、親密になっている様子がわかる。


一番親しいのはUmaちゃんというタルー族の女の子らしいがその子の家は遠く、スクールバスで通っているのでうちには遊びに呼べない。あと親しいのはKujubhuちゃん、Laxmiちゃん、Saimaちゃんで、この三人はよく学校の帰りに寄っていく。KujubuとLaxmiはタルー、Saimaはムスリムなのだが、おかしいのはSaimaがうちの子犬たちにさわってはいけないという事。ムスリムの人はなぜだか犬に触ってはいけないのだ。


娘の学校にはたしかにタルーやモデシが多いのだが半数以上はパルパテヒンドゥーなので一人ぐらいその系統の友人がいてもよいのではと思うが、娘の話の中では、ブラーマンやチェトリのクラスメートの悪口のみしか聞いたことがない。娘によると彼女たちは傲慢で意地悪なんだそうだ。


私はタルー族やモデシのコミュニテイで仕事をしている。たしかにこれらの民族の人達は教育を受けている人が少なく、貧乏な層が多い。でも娘を本当に友人として大事にしてくれるのはこの人達のようなのである。貧しく、家事をやらされているにもかかわらず、少ないおやつの中から娘に自分のおやつを分け与えたりする。ブラーマンやチェトリの子達は逆に娘のおやつを取っていくらしい。


子供の頃の友人はとても大事で後々も思い出に残るものだ。

娘も友人をたくさん作って欲しいと思う。



実を言うともうこのブログを書くことは無いかもしれないと私は思っていた。


RBに合えなくなってからブログを書く気力も無くなっていたのだ。 新しいプロジェクトに就職が決まったのだが、そのプロジェクトがなかなか始まらず、数ヶ月は家でブラブラするはめになった。それは全く退屈で、何の張りもない、間の抜けた日々であった。


やっとプロジェクトが始まって2週間ほど過ぎた昨日、夜の7時に娘が鳴っている携帯を持って私の部屋に入って来た。ハロー、という声。電波の調子が悪いのかよく聞き取れない。

でも、どっかで聞いた声だ、と思う。声の主は特定できていないものの、なぜか心が躍るのを感じた。電話の主は、誰だかわかる?と聞いてくる。もしや、えっでもまさか!


どっかで聞いた声みたいなんだけど、わからないのよ、と答える私に、その声はさらに言ったのだ。 忘れちゃったの?RBを、と。


私は携帯を強く握り締めた。

どこから?Jumlaからなの?と聞く。一昨日、JumlaのFC,H君から電話があったのでそう思ったのだが、RBはPyuthanにいるのだと言った。そうか、このあいだうちへ寄ったD君がそのことを話したので私に電話する気になったのか、と思ったのだが、そうでもないらしい。D君がうちに来たのをRBは知らなかった。


元気か、娘さんはどうしてる?ご主人は?と聞くRBに答える声がうれしさと興奮でで上ずっているのが自分でもわかる。プライベートのことをあまり長く話しているのも恥ずかしくなったので、私は仕事の話に替えて、ヘルスコミッテイの状況はその後どうなのかと聞いた。それに関して順調に経験を積んでいるらしい彼に、もうあなたはそれに関してはエキスパートなのね、と言うと少しね、と答える。


会いたいです、あなたに。ついに言いたかった一言を言った。僕も、と言うRB。この瞬間を私は生涯忘れないだろう。


そのあとメールアドレスを交換しあい、ヘルスコミッテイのトレーニングに呼べるように努力すると言っていたところで電話が通じなくなった。


この半年の間、一日たりともあなたを忘れることはなかった。

私はPharavanの宿で眠っているRBを想いながら眠りについた。