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Kanchiの日常

Muna-ko-mami(通称Kanchi)の日常を綴った日記。仕事から娘の学校、たわいない日々の出来事等。ストレス発散はこのブログのもう一つの目的かも。

翌日はBardiaへフィールド。行きはRBのバイクの後ろに乗る。もうあと何回こうやってRBとフィールドを走れるんだろうか、と思う。他の人とバイクに乗る時は別に何とも思わないのだが、両足がRBの腰に触れるたびに気になってしまい、触れないように足をずっと2時間開いたままというのも楽ではないし、それならいっそ最初からぴたっとくっつけておく方が付いたり離れたりするよりはいいかもと思い、そうしたのだが、やがて彼が頻繁に腰を浮かし始めたので窮屈なのかなとか妙に気を使ってしまう。


揺られながら昨日私の部屋にRBが来た時の事を回想していた。あと3週間でお別れなのだ。最後の思い出になるのだろう、この度のBardiaも、そしてもうすぐ行くJumlaも。悔いの無いように良い思い出になるといいと思う。そしてあと一回は少なくとも家に夕食へ呼べるだろう。CDドライブを持って来る時に。


道が途中からでこぼこになり、本当は彼の胴にしがみつきたいところだったのだがさすがにそれは出来なかった。他の人ならしてただろう。


帰りはRBがそのまま実家へ帰ったのでDDのDの後ろに乗って帰る。無意識のうちにDの胸に手を回している自分に気付く。RBじゃないとこんなに頓着しないものかと我ながら驚く。


Bardiaでは予想以上に仕事がうまくいって満足だったのだが、最後の最後になってはじめてこのような成果を出せるというのは何だか複雑な気持ちであった。せめて今後の自分の身の振り方が決定していたならもっと落ち着いていられたと思うのだが。

SalyanからLさんが今家に来ている。N医大で定期の検診を受ける為に。Lさんは脳に異常があって去年からN医大にかかっているのだ。確定診断はついてないがおそらくCysticercosisだろうということで投薬を受け、一年が過ぎたので今回CTを撮ることになった。


Lさんとは、私がRBと一緒にSalyanへヘルスコミッティのトレーニングの見学に行った折、そのヘルスポストに泊めてもらったのだが彼女はそこの助産師なのだ。その時Lさんは私達にとても良くしてくれ、しかもRBの娘がLさんの娘とウリ二つだというのでRBはLさんの娘をとてもかわいがっていた。


検診に来るといつも家に泊まってもらうのだが、今回は追加の検査をいくつかする事になったりで滞在が1週間ほどになった。私はLさんが来ている事をRBに話していたのだが彼は最初たいして関心を示さなかった。私はもしRBがLさんに会いに家へ来るようなら夕食を3人で家でとってもらうのもいいかも、と考えたのだが。


LさんがCTを撮りに行って帰って来るのを待っている間、病院の前にあるコンピューターの修理店のT氏にちょっと会っておこうと足を踏み入れるとなんとそこにRBがいるではないか。私は驚きながら、その日は祝日でオフィスは休みだったが、まさかそこにRBが来ているなど予想もしていなかった事を言うと、やや笑いながら、中古で買ったノートパソコンの調子が悪いのでT氏に相談しに来たのだと言う。なんでも朝からずっと居るのだそうだ。


T氏がなんでN医大に来たのか聞いたので友人が脳の検査に来ていることを言ったら、RBが身を乗り出して、自分ももしかしたら脳に異常があるのではないかと疑っているのだと言う。私は、あなたにめまいがする病気があるのは知っているけどそれは耳鼻科の関係で、脳には関係ないんじゃないかと言ったのだが、脳を検査してないのでわからない、CTを撮ったほうが良いのではないかと思う、などと言う。


次の日、彼のノートパソコンのCDドライブが無いので私のパソコンのCDドライブを貸す事になり、RBが家に来た。そしてLさんに彼女の症状について詳しく尋ね始めたのだ。私は横に座っていたが、RBに、あなたのは脳の異常じゃないんじゃないか?耳鼻科にかかって良くなったって言ってたでしょ、と言うと、でもまだめまいは治ってないし、頭痛もするのだという。


Lさんは、Cysticercosisならまだ薬で治る可能性があるが脳腫瘍だったら大変だからもしそうだったらどうしよう、ととても心配していた。私もそう思う。今回追加した検査の結果および2度目のCTでは、脳腫瘍の可能性もあるらしい。金曜日にカトマンズから脳外の専門医がN医大に来るというのでLさんは診て貰う事になった。


その日は家でLさん、RB、私の3人で一緒に食事をした。ばんざーい!

ホーリーを境に一気に夏になった感じ。今年はホーリーが早くて、2月下旬だったのだがそれでもやっぱりホーリー過ぎると暑さが急に増すというのは本当だった。昨日はとうとう湯沸かし器を使わず水道水でシャワーをしたが全然冷たくなかった。今からこんなに暑いのでは4月が思いやられる。


おやつを食べにオフィスの外の屋台でいつものようにテンプラなど食べているとサヤエンドウを山盛りに積んだリヤカーが通りかかったので思わず買わずには居られなかった。一つむいて生で食べてみたら結構美味しい。私はそんなに好きではないがネパール人は(特に子供)生のサヤエンドウを畑でつまみ食するのを知っていた。オフィスに帰るとRBがそれを目ざとく見つけ、野菜買ったの?と言うので食べてみれば?とひとさやずつRKとRBに渡す。RBはそれを食べた後、袋に自分から手を入れ、さっきのじゃなくてこっちの方が美味いんだよ、と言いながらまだ若くて鞘がつるつるしているやつをつまんで食べた。私は知らなかったので若いのを選って食べてみたら本当に甘くて全然味が違う。そこへテクニシャンのR君もやって来て一緒になってつまみ食いした。私はなんだかRK、RB、R君の3人の子供の頃を想像した。こうやって畑でつまみ食いしては親に叱られてたんだろう。


日本で子供の頃、豆ご飯が好きだった。かるく塩味をつけた旬のサヤエンドウの実を炊き込んだのはほんとうに美味しく、おかずはいらないほどだった。でもネパールのお米はこれには合わない。サヤエンドウはカレーに入れるか生で大根やポテトと一緒にサラダにしたりする。生だと青臭くて私はちょっと苦手。