インドで買った中古のドレス | Kanchiの日常

Kanchiの日常

Muna-ko-mami(通称Kanchi)の日常を綴った日記。仕事から娘の学校、たわいない日々の出来事等。ストレス発散はこのブログのもう一つの目的かも。

インド滞在もあと2ヶ月を残すところとなり、そろそろ荷物を移動に向けて整理しなければならない時である。

自分と娘の持ち物を見渡すと、やはり一番かさになるのは衣類だ。私はほとんどファッションに興味は無く、着るものは新品を買う事はまれでもっぱら中古を利用する。多くは友人が旅行でうちを訪れた際、帰りに荷物を減らしたいという理由で良かったら着てね、と置いていったりした物だ。アパートの近所では毎週金曜日に移動市場がやってくる。野菜、果物、安い衣料、食器などを売るが、野菜、果物以外のここで買える物は品質には期待できない。確かに安いがそれなりの質であり、よく見て買わないと不良品が多いし、すぐにダメになる。

それでも子供の服やサンダル等はいずれにせよすぐに小さくなるのでここで間に合わせる事が多い。 


何回か足を運ぶうちに中古のサルワカミューズ(インドの女性がよく着ている上下セットの民族衣装)を売っているのに気付いた。一着50から70ルピーで時には35ルピーのやつもある。どれもアイロンをかけてビニール袋に入っているのでちょっと見たところ新品に見えるのだが古着なのである。最初ためしに一着買ってみたところ、けっこう着れるし、布を買って仕立てると最低は350から400ルピーはかかるのでサイズさえ合えば確かにお買い得なのである。本当は袋から出してはいけないと言われるが、何回か買っているうち馴染みになると出して見せてくれるようになったのでこのごろはサイズや汚れ等をチェックしてから買う事ができる。


これを買うもう一つの魅力はデザインである。自分で仕立てに出す時は、襟ぐりや袖などのデザインを考えて仕立て屋に言わなければならないのだが自分にはあまりアイデアは無いし、仕立て屋とのコミュニケーションも言葉の問題でうまくいかないことが多い。中古のドレスは、時にはっとするほど素敵なデザインが施してあったりする。インド人女性はおしゃれに敏感で、ドレスのデザインにも気を配ると見える。

幸いな事に私の体形はインド人の中古のドレスを着るのにほとんど問題ない。チュリダールと呼ばれる足にピッタリしたボトムもたいていサイズはピッタリなのだ。中古のドレスを着ながら、これを着ていたインド女性はどんな人だったのかしらと思いを巡らす。


こうして買いためた中古のドレスは10枚以上になっている。インドを離れても思い出になるような気がしてこれは捨てないでもって帰ろうと思う。