Ledgerのイーサリアムのハードフォーク、Merge(統合)の対応についてのQ&Aが公開されました。

https://support.ledger.com/hc/en-us/articles/6314087134365-Ethereum-Merge-FAQ

 

イーサリアムのブロックチェーンは現状のプルーフ・オブ・ワークからプルーフ・オブ・ステークに移行します。

 

それに伴い、イーサリアムのブロックチェーンがハードフォーク、ブロックが分岐します。

このハードフォークをMergeといいます。

 

2022年9月15日に予定されていますが、正確な時間帯等はハッシュレートなどによって前後します。

 

このハードフォークに伴い、ETHは2つのチェーンに分岐しますが、

Ledger Liveで表示されるETH残高、ERC20トークンはそのままプルーフ・オブ・ステークになります。

 

ブロックチェーンが安定するとLedger Liveに新しいETHアプリがLedger Liveに表示されますので、ハードフォーク後のETHを動かす際は、Ledger Liveの管理からETHアプリをアップデートしてください。(ファームウェアのアップデートは最新の状態にしてください。)

 

プルーフ・オブ・ステークのETHにするためになにか特別な作業は必要ありません。

メールやSNS等のフィッシング詐欺にはくれぐれもご注意ください。

 

Ledgerでは現時点では分岐したプルーフ・オブ・ステークではないETHについてはハードフォーク後の安全性等の状況の確認などはっきりするまでLedger Liveでは表示されません。

海外の取引所ではすでにETHW(プルーフ・オブ・ワーク)とETWS(プルーフ・オブ・ステーク)という名称になっており、Merge後の取り扱いを表明しているところもありますが、現状日本の取引所では特にそういった情報は現時点では上がってきていません。

 

ひとつはリプレイアタックの懸念があるため、もう一つはMerge後のプルーフ・オブ・ワークのブロックチェーンが安全で安定するか?わからないためです。

 

9月15日前後は海外や日本の取引所でもETHの送受信が停止されます。

 

確実にETHWもほしいという方はご自身の判断でどちらでETHを保管するか?ご検討の上、判断してください。

 

 

  ETHのMergeに伴う詐欺には要注意

 

またフィッシング詐欺も含めETHWがもらえる、受け取れるといった偽サイトや偽メールも多く出てきますのでご注意ください。

またETH2というトークンがエアドロップされるという詐欺もありますが、ETH2といったトークンは存在しません。

 

ETE(イーサコイン)などイーサリアムのハードフォークに伴う詐欺やその手の勧誘などは以前からありますが、これから9月15日に向けてまた詐欺も横行すると思われます。

 

またYOUTUBEやLINEなどのオンラインサロンで、こういったアップデートに伴い、便乗した営業行為を違法で行っている人も少なくありません。SNSで他人から直接仮想通貨を買ったり、送ったりといったやり取りの詐欺被害は後を絶ちません。

 

「このウォレットを使えば、確実にETHWもETHSももらえるからダウンロードして」といわれてもウォレットを新たにつくったりしないようにしてください。偽物のウォレットアプリを送りつけ、設定後すべての資産を盗む詐欺もあります。

 

ERC20トークンもそのまま移行されますので、ERC20トークンのアップデート詐欺にも気をつけましょう。

 

業界で有名な人、仮想通貨で億り人になった〇〇さんと紹介されても信用しないでください。

ETHよりも値上がりするなどといった言葉に騙されないようにご注意ください。

ETHのアップデートに伴いさまざまな詐欺があります。

 

イーサリアムのMergeについて詳しくはこちらをご確認ください。

 

 
また今後のETHについての情報はLedgerの公式Twiiterでご確認ください。