FLRのデリゲート報酬の受取がうまくできないというトラブルのご相談が増えています。
というのもFLRのデリゲート報酬の受取はかなり複雑で複数のアプリの連携が必須であること。
それだけでなく、それぞれのアプリがアップデートしてしまうため、連携がうまくいかないことがよくあります。
Ledgerを使用してメタマスクと接続。
この時点で、FLRのアドレスを正しく読み込めていないと、そもそも残高にアクセスできません。
また、メタマスクもかなり仕様変更があり、以前と違い、メニューが変わっています。
そのため、ボタンを押す場所やタイミングも変わりました。
それだけでなく、FTSO.AUやFlare PortalといったサイトのでUIも変更があり。
シンプルにはなったものの、画面デザインが変わると戸惑う方も少なくありません。
さらに、LedgerデバイスにインストールするETHのアプリもバージョンアップします。
こちらは過去の記事ですが、ETHアプリの設定が変更になった経緯を説明しています。
また、FLRのデリゲート報酬受取りや送金時には必ずLedger LiveのMy LedgerからETHアプリを最新版にしてから使ってください。
ETHアプリは最新版にするたびに設定が初期化されるため、Blind Signingの設定変更をしなくてはなりません。
この変更をしていないと送信そのものができません。
またETHアプリの設定変更で余計なものまでEnabledにしてしまうと、ボタン操作が多くなるだけでなく表示されるメッセージの内容が理解できず混乱することになります。
設定方法はこちらの動画をご確認ください。
基本的に、Ledger本体のディスプレイには送信先アドレスが必ず表示されます。
これはメタマスクにも表示されますが、あまりそれを確認せずに送ってしまう人が多いです。
しかし、この送信先アドレスが、ブラウザがマルウェアに感染してしまっていた場合書き換えられ、本体に表示されるアドレスが別物になるという事例は過去にもいくつか報告されています。
そのため、本体に表示されるアドレスは必ず確認すべきなのですが、なんとなくでボタン操作をしてしまう人が少なくありません。
セキュリティ上、ハードウェアウォレットでのメタマスク連携は比較的安全ではありますが、それ以上に本体に表示されるメッセージの確認と理解も重要となります。
そういった背景もありFLRの操作は上級者向けといってもいいほど、難易度が上がってしまいました。
FLRの受取ができない、操作がわからないという場合は有料でサポートをしております。
お困りの方はこちらからご相談ください。
