Blockchain Walletで残高が表示されない方のトラブルのご報告が増えています。
ブロックチェーンウォレットは無料のスマホアプリ、PCのブラウザウォレットですが、スマホでもPCでもバグが報告されています。
残高が正しく表示されなかったり、IPブロックされてしまって送信ができないということでお困りの方が多いです。
このように残高が表示されない、履歴は表示されるが送信ができない。という状況がよく見られます。
スマホアプリは再インストールして秘密鍵で復元しても残高が表示されないといった方もいらっしゃいます。
パソコンではIPアドレスでブロックされて、エラー画面に切り替わってしまい、送信ができないという場合や、そもそも残高が表示されないというケースが多いです。
ブロックチェーンウォレットはリニューアルされており、長らく放置して使っていなかったという方に、バグの発生の報告が多い傾向にあります。
旧式のBlockchain.infoの頃からのユーザー様のトラブル
またハードフォーク前のBlockchain.infoのBTCのウォレット形式の場合、一般的なBIPではないものが使われているため、他のウォレットで復元が難しいということもあり、復元しても表示されないBTCがあることも。保管時期によっては送信自体できない状態になっています。
※旧形式のBlockchain.infoを利用していた場合、Imported Address(インポートされたアドレス)内にビットコインが保管される可能性があります。Imported Addressは12単語のバックアップフレーズから復元できないので、なるべく使用しないようにしてください。また、ビットコインが残ってる場合にはメインのウォレット(My Bitcoin Wallet)に移動させてください。
※元々、仕組み的にセキュリティが劣るウォレットであり、日本語に対応しなくなってしまい不具合も頻発していることから利便性の観点からも新規登録を勧められるウォレットではなくなってしまったので、以下の内容は更新停止します。既存の利用者のために主にFAQのページを更新していくので、そちらを参考にしてください。
引用:https://jpbitcoin.com/wallet/blockchain_info
jpbitcoinさんのサイトのFAQページでも困っている方のやり取りが多数見られますが、掲示板やSNS、メールやチャットなどでは実際の画面がみえないため、どういう状態なのか?の確認を把握することは困難です。
また今までの経緯やその方のパソコンの環境なども含め、試したこと、できなかったことをすべて洗いざらい確認して、原因を特定しなくてはなりません。またご本人も何が原因か?の思い当たることがなかったり、確認できる画面、そうでない画面の認識が違うこと、説明をうまく言語化するのが難しいことなども、こういったトラブルの解消の妨げになります。
BIPとは?
BIPというのはウォレットの鍵やアドレスを作成する形式で、テンプレートのようなものです。
大抵のウォレットがBIP39、BIP44というアドレス形式を採用しています。
BIPがサポートされているものであれば他のウォレットでも復元が可能です。
ビットコインに関してはブロックチェーンのアップデートにより、レガシーの1から始まるアドレス、3から始まるSegwitアドレス、bc1から始まるネイティブセグウィットがありますが、さらにTaploot対応のアドレスもあり、アドレスの形式が4種類あるため、少しややこしくなってしまっています。
日本の取引所はTaplootの形式のアドレスには対応していませんが、見た目はネイティブセグウィットと同じアドレス形式なのでまたこれもややこしいです。
このようにブロックチェーンでの送受信は簡単ですが、アップデートによりビットコインのノード自体もアップデートさせたりといったメンテナンスがウォレット事業者も取引所と同じ用に求められます。
取引所は売買手数料などで利益を上げることができていますが、ウォレット事業者の多くは赤字運営です。
私達が安心してウォレットを使って送受信できているというネットワーク環境はウォレットを使う場合、そのウォレットの運営者が時間を費やしてメンテナンス、バグの処理、アップデートの対応をしています。
ウォレットの裏ではプログラムが動いており、それがノードを通してブロックチェーンに接続することでビットコインが送信できます。
LedgerやTrezorといったウォレットに関しては販売台数もあるため、利益がありますが、無料のホットウォレットはマネタイズできていない会社も多く、メンテナンスが止まっていたり、アップデートがされなくなるとうこともあります。
またApple Storeでのアプリのウォレットはアップル社の審査基準に基づいているため、利用規約が変更になったり、突然使えなくなることもあります。実際にTrust walletは3月21日から24日までの間アップルのアプリストアから消えてしまったことで話題になりました。
また今回のロシアの経済制裁のようなことがあるとそういった対象の国のアプリは使えなくなります。
私達はお金を預ける銀行は信用を持って知っているところに預けますが、ウォレットに関してはマイナーなウォレットでどこの企業の開発のものか?確認せずに使う方も多い印象です。
友達に紹介されたから、ICOなどで購入元に作れと言われたから。といった理由でよくわからない、知名度のないウォレットを作ることは警戒したほうがよろしいかと思います。
こういったリスクが無料のウォレットにあるということ、またバグがあっても修正を待つしかないことなど。
サポートの対応もままならず返事も来ないことも当たり前なのでそういうことを承知して使う必要があります。
テンプレートのようなメッセージの返信しか返ってこないサポートが大半です。
Twitterのアカウントやディスコードのアカウントがあればまだしもですが、そういったSNSもまったくないようなウォレットには気をつけてください。
ブロックチェーンウォレットはBIPがTREZORやLedgerと同じものなので、復元作業をすれば取り出すことができます。
(※Blockchain.infoの時に保管したBTCは対象外です。)
2016年のBlockchain.info時代に保管されたものでもMywalletに保管されているかどうか?わからないという方も多いのですが、大抵の方が全て取り出しができています。
保管時のウォレットの状態を正確に把握できないことには必ず全て取り出しができるとは確約はできませんが、ここ数ヶ月にわたって10名様以上のサポートを行なっていますが、今のところ全ての資産を取り出しできています。
(※弊社でお客様の12単語を聞いたりすることはありません。全てご自身で操作していただきます。あくまで操作のサポートになります。)
操作が不安な方、ハードウェアウォレットを使った方がない方は対面でのサポートをご希望される方が多いです。
ZOOMでも可能ですが、対面の方が短い時間で取り出し、設定や資産の送金が確実にサポートできます。
取り出しのサポートは有料のZOOMもしくは対面の勉強会のブロックチェーンウォレットサポートフォームよりご連絡ください。
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