Neoのトークン(NEP5)として過去にICOで配布されたWowbit(WWB)についてのお問い合わせが増えてきました。
しかし、残念ながらWowbitは2021年3月23日までに移行手続きをしていなかった場合、無価値 となってしまっています。
以下はWooWooの公式Xアカウントです。
Neoのウォレット自体もNeoそのものもブロックチェーンのアップデートにより、移行手続きが必要になっています。
Neo自体やNeoのトークンを動かすにはETHと同じようにNeoのGASが手数料として必要になります。
移行手続自体もあまり告知が届いておらず、知らなかったという方もすくなくありません。
移行手続きに関する過去記事はこちら
Neon WalletはLedger Nano Sと接続が可能でサードパーティウォレットとしてWowbitを始めとするトークンを保管するために使っていた方も多いのですが、ICO参加でトークンの価値が下がってしまってから関心が持てなくなり、状況を把握していなかったことが多いと思います。
ちなみにこういった取り出せないトークンを取り出せますという詐欺や、Wowbitを持っている方への救済措置などといった詐欺もよくありますので気をつけてください。ICOに参加した人の個人情報は海外にでまわっていて詐欺に使われる ことがあります。
ICOトークンやコインのメインネット化の残念なところ
Neoに限らず、TRX、LISK、BNB、NOAHといったコインもメインネット化(トークンから別の独自チェーンへの移行)等によって、自己保管していたのに移行手続きをしないと無価値になるといったことは起きてしまうのがこの業界の残念なところです。
こういったブロックチェーンの資産は誰が保有しているのか?ということがわからず、保有者への警告や連絡というものがどうしてもX(旧ツイッター)といったSNSの告知のみに限られます。
ICOの販売や勧誘をしていたインフルエンサーや友人、MLM仲間、LINEグループなども連絡がつかなくなり、情報を得られなかった。そんなお話もよく伺います。
自分の持っていた通貨がどうなっているか?と久しぶりに調べたらまだ価値があった。
ただ、移行手続きをできていなかったために無価値となっている という残念なことも少なくないのです。
弊社でもサポートをしているお客様のすべての資産を把握しているわけではなく、プライバシーもあるため保有している通貨の種類をすべて聞くことはありません。お客様から相談を受けない限り、問題があるコインについて警告する機会もありません。
そのため、移行期間が迫っていることなどをお伝えするにもSNSなどで告知するほか有効な手段がないことが現状です。
どこで保管していたら良かったのか?どこがベストか?の難題
じゃあどこでもっていたらよかったのか?というのもむずかしいところで、海外の取引所もいつの間にか閉鎖ということがあります。NOAHコインも移行手続きのために韓国の取引所の開設が必須でしたが、その取引所は閉鎖しています。
個人的には移行作業が必要になるなどといったコインの情報は一般的な告知がむずかしいこともありますが、移行は無期限でできるようにしておくべきとは思っています。
ただし、移行手続きができるように維持管理するコスト(サーバー維持・セキュリティ管理コスト・人件費)も費用としてかかってくるものであることから、価値が下がっている資金力のない運営元のコインやトークンの場合それがむずかしいこともわからなくはありません。価値が下がっているとその事業自体の利益もなく、モチベーションも維持できなくなり、開発もしなくなるためです。
自分の暗号資産を守るためにできること
運営元やそれの主催者を擁護することはありませんが、ご自身が保有しているコインやトークンのXのアカウントはフォローしておくこと、完全放置ではなく、ある程度そのコインやトークンのコミュニティや詳しい情報をもっている人から情報を得られるようにしておくことが重要です。
例えば、FTXの取り付け騒ぎがあったときも、Xで騒がれたときにすぐに行動できた人は資産を手元に残すことができました。
FTXのグローバルアカウントだったか?日本法人のFTXアカウントだったか?でも対応はかわってきましたが、あのたった半日にもみたない数時間の騒動の中ですぐに行動に移せたことで資産を守れた人もいます。
FTXの事件に関しては特殊のように感じますが、実際には同じような事例はマイナーな取引所で起きています。ただマイナーな取引所では大した話題にもならずいつの間にか閉鎖されてしまいます。マイナーな通貨も同じくです。
海外の取引所もさまざまですが、いつ日本人が締め出されるか?もニュースや情報を見逃してしまえば、いつの間にか残高が取り出せなくなっている。ということは珍しくありません。
Ledger Nano Sのサポートも終了
ちなみにLedger Nano Sもファームウェアのアップデートが2021年で止まっており、今後アップデートがありません。
液晶もUSBケーブルを接続しても点灯しない場合は劣化しているため、後継種に買い替えが必要です。
詳しくはこちらの動画をご確認ください。
VIDEO
ちなみにBNBもTRUSTウォレットやLedger Nano Sで保管したままにしていると無価値になりますのでご注意ください。
ウォレットのサポートをご希望の方はこちらからお問い合わせください。
Wowbitに関してはICO参加者のみなさまの腸が煮えくり返る腹立たしい気持ちと憤りはものすごくよくわかりますが弊社としてできることは、こういった告知、認知を広げることくらいになってしまいます。
大変恐縮ですがご理解いただけると幸いです。