地元から離れた私立の学校でした
ある日突然
何の前ふりもなく
(ウチの親はいつもコレ)
「今日からあなたは中学受験生である」
と通告され
ある日突然
塾というものに連れて行かれたのです
しかし
ワタクシ自身の希望は
親とは違っていて
地元の中学へ進みたい!
でした
地元中学なら小学校のメンバーそのまま一緒だったので
ワタクシは
小学校も高学年になってやっと
「友達という関係」を知り
はじめてクラスのみんなと仲良くなって
放課後
女子だけで集まって
コソコソ話をしては
キャーwww
なんてやってたんです
学校生活が楽しくなってきた矢先でした
知らない子ばかりの離れた学校になんて行きたくない
それに
1学年上に好きな男の子もいたし
その気持ちを無理やりひっぺがされて
受験勉強なるものをして
知らない学校へ行く
抵抗はしたんですけどね
無理でした
ワタクシの気乗りしない態度を見て
酔った父親に
往復ビンタ
(何往復だったかは覚えていないw)
をされたこともあります
母親は
往復ビンタで忙しい父親の後ろで
仁王立ちになり
鬼の形相で
「謝りなさい!」
を繰り返していました
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残念ながら
ワタクシの家には
明子ねえちゃんはいなかったのです
一方で
ワタクシは
自分の希望は通らないだろうって
もうなんとなく分かっていて
(諦め)
それに塾というところは
巧妙なテクニックにより
塾生の競争心を煽りまくる
ことでお金儲けをしているところなんで
一度放り込まれたら
ワタクシなんて
赤子の手をひねるよりかんたん
気がつけば
塾のしかけた競争合戦に
積極的に参加していました
後から聞いて知ったのですが
ワタクシ世代の地元中学は
すべからく学級崩壊していたらしいです
授業なんてほとんど成立していなかったらしいw
それを聞いても
地元の中学に通いたかったなぁ
と思うことがあります
ウチの場合は
そもそも家庭が崩壊していたので
学級崩壊など
なんてことないだろうと
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ちなみに
ワタクシの世代は
尾崎豊が歌ってた
荒ぶる10代とかではなくて
もうちょっとマイルドに
でも
根っこから崩壊してた (腐り始めてた)
という世代です
家庭で往復ビンタされてたワタクシには
家より学校の方が
天国だったに違いないです
(これは私立中学でも結局、同じことでした)
私立の学校は
ひたすらのんびりした学校で
平和で
もちろん
往復ビンタなどとも無縁で
(しつこい)
でも
この学校には
学年に一人は摂食障害を患っている子がおり
クラスに一人二人くらいは
ネグレクトや暴力といった
親からの虐待を受けている子がいました
(ワタクシは最後までカムアウトできませんでした)
バブルを目前にしたあの時代
社会はモロに倦んでいて
その影響をまっさきに受けたのが
ワタクシたち
「ティーン」と呼ばれる世代
だったのかもしれません
ワタクシは15で鬱病になりましたけど
学校の友達には救われていました
ワタクシの抱える問題は
学校選びなんかには関係ありませんでした
その問題は
「家庭」
という場所に深く根を張っていたのです
おわり。