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ケニアのインターネット事情、携帯電話事情 

ケニアでの投宿先はThika Sports Club(TSC)で( www.thikasportsclub.co.ke/ )。


今回TSKに到着したらWi-Fiが不調でインターネットの接続出来ず、TSCの有線LAN につないでもらったりしていたのですが、携帯電話会社各社がUBSタイプの無線モデムを出しているので、これを2500円(1.Kshs=1円)購入し、プリペイドSIMカード250 円、プリペイドで2GB(ギガ)分の使用料1000円で購入して接続しました。

これで、ケニア国内どこでもインターネットに接続できます。


まだあります。

ケニアで使用するための携帯電話(当時の価格2000円)は依然から持ってしましたが、携帯でもインターネットにアクセスしてメールのチェックができれば、Wi-Fi,無線モデムのバックアップにもなるということで、このたび、旧来の携帯(ガラ系)はそのままで、新たにスマホを買ってインターネットに接続できるようになりました。


スマホ購入にあたり、いろいろな人の意見を聞いたのですが、現地アフリカ人には Samsungは高値の花で、キャディなど一般アフリカ人は、価格帯3500円から6000円あたりまでの中国製スマホをしゃっしゃかしゃっしゃか使っています。

Samsungの最低価格帯は、8000円~12,000円で、今回わたくしが購入しましたのは Samsung(9000円)で、現在日本で使用しておりますGalaxyS5と云うものより一回り小さいGalaxy J1aceと云うモデルです(添付写真参照)。


日経Web版に、「ドコモだけ政府の意を受けた官製値下げ」などと云う記事がありましたが、世界はそんなチマチマしたような話ではなく、まったく別次元の展開をしております。また、ちなみに、日本国内で電車に乗る際のスイカだったりイコカ、メトロカードなどのプリペイドを使いますが、当地のゴルフクラブはどこでも飲食の決済にこのプリペイドカードを採用していて、ウェイターのごまかし・盗難がクラブ経営上の大問題でしたがそんなのは昔の話です。

メンバーシップカードとプリペイドチップが一体になっております。


人口の2/3が60歳以上の1億2千万人の日本と、人口の3/4が30歳以下という人口4600万人のケニアです。日本国内のなんとなく息苦しい、明るい未来は期待できない沈んだ雰囲気と比較しますと、こちらの空気に漂う活気、弾け方はハンパありません。

36年目の「万延元年のフットボール」


二十歳のころ。大江健三郎にのめり込みいろいろと読んだなかで「スワヒリ語の通訳の仕事でアフリカへ行く」と云う記述があり、その後、本当にナイロビのスワヒリ語学院の学生募集の通知を目にしたら、矢も楯もなく応募して、36年前の4月12日にパキスタン航空で成田を発った。


大江健三郎のその小説は、「日常生活の冒険」だったか「万延元年のフットボール」だったかさだかではなかったので、今回どちらも40年ぶりに読んでみた。

「日常生活の冒険」の斎木犀吉ではなく、「万延元年のフットボール」の「蜜」だった。





後の先(ごのせん) 相撲道を極めつつある白鵬

大相撲春場所で白鵬が4場所ぶりの優勝を決めた。

千秋楽、日馬富士との結びの一番で「変化」で勝ったことに非難が集中している。

しかし、本当に非難されるような決まり手なのだろうか?

歴代最多の連勝記録、双葉山の69連勝を目指していた白鵬は63勝に届いたあと一歩のところで稀勢の里に敗れ双葉山の記録には届かなかったものの、たぶん、その領域に到達した者しか知り得ない境地に達ししつつあるのかも知れない。その後、連勝記録を追及するのではない別の境地を目指しているのかと思われるかのように、白鵬の取り組みに変化が現れ始めたように思われ、「ん?」と思うような決まり手を繰り出すようになった。「猫だまし」を繰り出して非難を浴び始めたのもその頃であった。

「後の先(ごのせん)」と云う言葉がある。後の先(あとのさき)、「後先(ごせん)」とも言い、囲碁の用語にあり、先手必勝と云われ、後手は「後手後手」「後手に回る」と言われるように決定的に不利と思われる勝負の世界でも、先に繰り出した相手の手を瞬時に見極めそれに最良の対応をして相手をいなす。晩年の双葉山は「後の先」の極意で一戦一戦に臨んでいたのではないかと云う想いの延長線上で、白鵬は相撲道の極意とは何かを突き止めようとしての「後の先」を極めようとしているように見受けられるのだ。

春場所千秋楽結びの一番、立会で日馬富士はまっしぐらに、何も作戦を持ち合わせず猪突猛進と云う言葉そのもののように一直線に突進してくる。それを見て白鵬は最初は張ったもののとっさに猛進する日馬富士をかわし僅か1.3秒で勝負がついた。決まり手は「突き落とし」となった。

直後、場内からは轟々の非難のヤジが浴びせられる。「変化だ」「卑怯だ」「横綱の品位がない」「勝てばいいのか」云々。表彰式の場になってもヤジが続き、その後のニュースの中でも同じような非難の論調が翌日の新聞・テレビ・ラジオの報道でも続いた。

後の先、白鵬が瞬時に対応した究極の領域は、素人には窺い知れないと云うこと自覚すべきと思うのだが、、、。