五つ星の国から
昨日午後、上海の西方、江蘇州太倉市郊外の某ホテルにチェックインした。
長江河畔の豊かな田園地帯が広がる土地で、上海蟹の養殖はこのあたりが中心となっている、そんな望遥としたクリークと起伏のないのっぺりとした平野にぽつりと建つホテルだった。
また、ここは、長江に沿った経済特区に指定されていて、中国沿岸景気を支える重要な位置づけとなっていてとにかく多種多様な製造業がひしめき合う。
ホテルにチェックインする際に、フロントの上に「五つ星」がどぉーーんと輝いているので、「ここは五つ☆ホテルか」と期待したら、とんでもないレベルで、それでもこのあたりでは一番立派なんだと聞かされた。
ここでは、☆を与える認定機関のようなものがランクを決めるものではなく、それぞれが自分で☆の数を決めているらしい。
そう云えば、この国の国旗は五星条旗だった。
料理のことを言い始めるときりがないので一言で。「どれも美味い」。
語るなら、声低く語れ
昨晩の成田-上海便は片側3席のエアバスB320で、帰国する日本観光・買い物ツアーの中国人の貸し切り状態。当方の座席はかなり後方の窓際という、すでに最悪が予測されるポジションで、案の定、座席に近づいて頭上の手荷物入れを開けたら象印炊飯ジャー・タイガー給湯ポットなどの土産品と彼らの手荷物ですでに満杯で、仕方なく手荷物は足元に置く。
みなさん、とても楽しい日本旅行であったに違いなく、轟々という、話し声などというものではなくほとんど怒号という音量で叫び合う。
「語るなら、声低く語れ」とはあなた方のご先祖さまの云い伝えと記憶していたが、楽しかったりうれしいことは大声を出して話してはいけません。回りにいる人たちが必ずしもあなたと同じく楽しかったりうれしかったりする訳ではないのだから、はしゃいではいけません。そう云う時こそ声を低くして語りなさい。と、そう云う意味ではなかったかと、言っても無駄か。
秋葉原のLaOxが中国資本に買収されたというニュースがしばらく前にあったけれど、日本へ観光・買い物ツアーにくる中国人の日本経済への貢献度は、間違いなくスゴイことになっているということを実感させられた往路であった。
さっ、今日・明日、ちょっと気合いを入れて行こう。
上海へ
去年の今ごろは豚インフルエンザで大騒ぎをしていたのではなかったろうか。
いまにして思えば、あれはなんだったんだろうかと、なんとなく滑稽な話だ。
アイスランドの火山の影響による欧州の空港閉鎖が解除されつつあるようだけれど、あのような大規模の閉鎖措置というものが本当に必要だったのだろうか。
先週書いた「仕掛けに掛かったクジラとの格闘」が本格化してきて、あれやらこれやらということで、これから上海へ出張ということになった。
上海は近いけれど成田が遠い。