アフリカ為替ウォッチ
ギリシャの経済危機でユーロがずいぶん下げてしましったので、ではあちらの方はどうなっているのだろうと思い久々にケニア・シリング(Kshs)と南アフリカ・ランド(SAR)のレートをチェックしてみた。
南アW杯まであと一カ月ちょっと。でも訪問を予定している観戦者数は予想を大きく下回っているようだし、現地での入場前売り券販売も思ったほど伸びていないようだが、SARは着実に強くなっている。
今年はじめはUS$=7.20SAR程度だったものが、きょうのレートはUS$=6.83SAR となっている。ユーロ・米ドルが弱くなっていると云うのはあるけれど、南アのランドが強くなっているということだろう。
一方、2007年末の総選挙前にはUS$=Ksh.58/=まで強くなっていたものが、例の選挙のあとにゴタゴタでシリングが一気に下落してUS$=Kshs.80近くまで落ち込み、ついこの前までUS$=Kshs77~Kshs76あたりで低迷していたのが、今日チェックしたらUS$=70.93と、もう少しでKSH70.を突破しそうだ。
こちらは単に他のハード・カレンシーが弱くなっただけと思うのだけれど、、、。
あちらの現地メディアの運営するWeb Siteわ見ていても、まぁ相変わらずの話題でウンザリすることばかりだから、なんでケニア・シリングが強くなっているのかということではなく、他の通貨が弱くなっているということなんだろう。
マラウィのクワッチャやタンザニアのシリングもチェックできるけど、こちらは悲しくなるから知らんぷりしておこう。
ガラパゴス化する日本
連休中不在にしていたので溜まった新聞をまとめてパラパラめくる。
テレビのニュースでも見たけれど、石川遼、12アンダーの58で最終日逆転優勝には驚いた。驚異的で、賞賛に値するのは間違いない。しかし、だ。ゴルフというのは日によって全く調子が変わるのでこれをどう評価するのは難しいのだが、つい一ヶ月前のマスターズは予選落ちだったんだよなぁ。
かつて、80年代のバブル最盛期にはゴルフブームも最盛期で、青木・尾崎・中島なども全盛期で、あの頃は日本のゴルフ人口3000万人などと言われていたが、中島が全英オープン、マスターズで順位一桁を記録しただけで、ジャンボ尾崎などは海外では全くと言ってもいいほど通用しなかった。
日本のプロゴルフツアーは、3月にシーズンが始まると、11月初旬まで40週近く毎週末トーナメント試合が開催され、参加資格のあるプロゴルファーは実力があれば賞金を稼ぎ続けることができる。そして、一試合の優勝賞金が1000万円以下ということは、まずない。
かつてケニアでいろいろなゴルフイベントにかかわったが、日本も含めたアジアサーキットに相当するもので、アフリカン・サーキットというのがあり、ナイジェリア・セネガル・南ア・ジンバブエ・ケニアを転戦するプロ・トーナメントだけれど、それぞれの国で一回きりの開催で、ケニアでは「Kenya Open」というものがあり、現在も年に一度開催されている。
アフリカン・サーキットが欧州リーグへの登竜門と云う性格もあるので、参加するゴルファーたちは英国を中心にした欧州と南アの若手プロが上を目指して活躍できる機会が与えられる訳で、そのむかし、かつてのスター・プレーヤーだったスペインのバレステロスや、現在米国で活躍するフィジーのビジェイ・シンなども若いころに参加したことがあるが、一回の優勝賞金は今でも日本円で100万円ちょっとだろう。
世界では、プロとして賞金で生活するには、米国のプロも英国のプロも含め、初めから世界レベルにならなければならないのだけれど、日本には日本国内で十分食って行けるプロゴルフの閉鎖社会があるので、別に海外へ出掛けて行かなくてもOKということで、短めのパー4をワンオン狙いで行けるという光景も目にすることが出来る訳だ(難易度が低いという意味)。
人口14億人の中国が入場者7000万を目標にした万博が始まったが、当時の人口1億2000万人弱の日本は1970年に6000万人以上が入場した万博を開催していたし、今年あたり中国が日本のGDPを抜いて世界第2位になるらいしけれど、あの国土のサイズであの人口でやっと日本に追いついたというのは、やっぱり日本と云う国は凄いんだと思うし、携帯電話だって日本市場が大きいのだから日本仕様になるだろうし、日本語で先端技術も形而上学も勉強できれば、日本国内で何でもOKとわざわざ海外へ出掛けなくてもと考えるのも分かるし、ガラパゴス化というのは将来へ向けて困った現象かもしれないけれど、結局日本市場が大きいからここで縮こまってしまうのだろう。どうすればいいのでしょう?
北緯52度の春
秋の日はつるべ落としの真逆で、今は、夜が明けるのが一日一日早くなるのが実感できる。
理屈ではお彼岸のころが一番昼と夜の長さが変わるのが早い筈だけれど、今ごろになってぐっと昼の時間が長くなるような気がする。
かつてしばらく暮したドイツ北部では、4月というのは昼の時間も延びて夏時間になるのだけれど気温はまだ低いし、花が咲き始める気配も新芽が吹く様子もなく、なんとなく荒涼とした感じがしていていい季節ではなかったと記憶している。
大学時代を札幌で過ごした友人が同じような感想を述べていて、4月に吹く空っ風を札幌あたりでは馬糞が混じったホコリを舞い上げることから「馬糞風」と呼ぶのだと言っていた。
それが5月になると、欧州は一気に春めいてくる。
緯度でいうと50度以北というと、樺太あたりで見てみると中部以北となるから、北海道よりもずっと北になる訳だけれども、5月になるとスーパーの野菜売り場に白アスパラガスが出回り、レストランでもメニューに白アスパラをブイヨンで茹でたものに生ハムを付け合わせたものなどが現れる。
日本で言ったら、さしづめ春先の蕗のとうなどのように季節を感じる食材ということになり、冷静に味わえば茹で過ぎてペトペトのアスパラなんて美味くもなんともないものが、春らしくてむしょうに有難く思われたりしておかしい。
札幌には、そんな欧州北部と趣向を同じくしたレストランがあり、これからが旬の白アスパラガスを食べさせるレストランがあるというので、連休があけたら札幌へ行くべく飛行機便とホテルを予約した。