おいしい札幌
5月になってドイツ上空を飛ぶと、色鮮やかな黄色い矩形のパッチが眼下のあちこちに見える。菜の花畑である。
種は搾油原料として収穫し、残りは収穫・圧縮して家畜の飼料となる。
この黄金色のカーペットが春の訪れを告げる第一報で、続いて太い白アスパラガス出回ると本格的な春の訪れを実感する。
東西冷戦の時代でも、春先の白アスパラ掘りのための労働者を確保するため、当時の東ドイツや東欧からの出稼ぎ労働者に白アスパラ収穫のための特別労働許可証が発行されていたほどで、この時期、フランス北部からスイス・ベルギー・オランダ・ドイツというのはみんなアスパラに夢中になる。
日本でも、この時期に北海道では白アスパラが旬となるというので、週末に札幌へ行った。
BAで貯めたマイレージを使って、経営再建中のJALには申し訳ないけれど羽田-札幌往復のチケットをゲットして、金曜日夕刻に札幌へ飛び、土曜日のお昼に、宮の森にある「ラ・サンテ(La Sante)」 http://www.la-sante.jp/ というところでお目当てにありつくことができた。
さすがに日本人のシェフだけに、繊細な仕上がりのアスパラと何種類かの貝を合わせた温かいオードブル仕立てはあっぱれ。昼間から白ワインをグビグビ。
たまには、こういう週末もいいものだ。
人質にとられるW杯
ものごとを報告する際の基本原則は、例外事項の報告ということが言われる。
ニュースも何かもの新しい話だからニュースになるのであって、異常事態はニュースになってもそれが恒常化すればニュース・バリューは低くなる。
お彼岸のころ香港へ行き、仕事の関係で南アフリカから来た南ア白人と合流して一緒に行動している際に、全国規模にはならないが南ア国内各地で小規模な暴動が頻発しているなどという生々しい南アの情勢を聞き、そういった動きが全国規模にならないのは、一重に白人・黒人関係なく「W杯だけは成功させたい」という共通の願いがあるからだろうということを聞いた。
それが4月初めのイースターの時期に、南ア白人で名の知れた人種差別主義者が黒人若者に自宅で殺害されると一気に緊張が高まったが、政府指導者が沈静化を呼び掛けるなどして何とか落ち着いた。
殺人事件が年間3万件を超え、小規模暴動が国内各地で頻発している南アフリカではそう云うことがニュースにもならないのか、まして、日本のメディアでそんなニュースを流しているところは見当たらない。
今週は南ア国内の運輸・港湾労働者(SATAWUとUTATU)を中心にストが続き、国内で鉄道・道路での輸送、港湾での荷役が完全にストップしてモノが動かない、輸出入が滞り、そして、こちらにも直接その影響が出ている。
内陸国のマラウィでは国外からコンテナの詰められて入って来る荷物が少ないものだから、輸入後カラになったコンテナが不足していて、コーヒーやタバコなどの数少ない輸出品の詰め込みが出来ず空コンテナの奪い合いになっていて、やっとコンテナを入手して荷を詰めてダーバンまで荷物を運んできたら、今度は運輸・港湾労働者のストで船荷の荷役・出荷ができないでいる。
南アのストは賃上げ要求ストで、どさくさにまぎれで暴動も起きて機関車が壊されたりしているというニュースもあった。
南アW杯を目前に控え、公共交通を止めて賃上げ要求ということだが、見え透いてしたたかでエゲツナイけれど、彼らにすれば、千歳一隅のチャンス、ここはしっかりとTake a chance!というのは当然だろう。
Study to be quiet - 穏やかなることを学べ
ホリエモンは「ブログにて書けないこと」ということで、月800円だかで有料メルマガを始めたらなかなか好調で、年間1億円の売り上げを目指しているという。月の1万人強の購読者で年間約一億円ということで、まっ、結構じゃないですか。
こちらもいろいろあるけれど、以前にも云った通り「語るなら、声低く語れ」http://ameblo.jp/hardnut/day-20100422.html と云う古い中国の教えに従い、そして、聖書の一節という「Study to be quiet !」の戒めに耳を傾け、ああだこうだと云うのは控えておこう。