今日は日本語教室に新しい生徒が来ました。
そのこと自体は、別にいつも通りなんだけど、
久々に腕が鳴ったのです。
去年の春、まだ今の教室を担当して間もない頃、
一人の生徒が来ました。
彼はイギリス人で、
それはそれは立派な職業のお方でした。
彼の担当する教師が私だと知った時、
彼はとってもうろたえました。
っていうのも、たいてい西洋系の男性の年上の方は、
日本人の若者を見くびっているところがあったりするので、
しかも女。
おまえごとき、、
小娘なんかに、俺をおしえられるかよ~。
ってのが、本音らしく、たいてい嫌そうな雰囲気を出されます。
ま、そーだろうな。
でも、私はそんな年上西洋人男性諸君の殻を破っていくのが好きなんです!
(゜▽゜*) 決して、M派ではありません。。。
彼は、どんどん心を開いていき、色々あって個人契約となり、
私の個人契約生徒第一号となり、本人の努力の甲斐あって、
立派な日本語を話すようになって、国へ帰って行きました。
でもって話を戻すと、今日来た新しい生徒、上記の彼の同業者で、
タイプがそっくりでした。
しかも、出身こそ違えど、ニュージーランドから来た!
もうこりゃ、運命感じるよ、と。
颯爽と彼に教えたいと名乗りをあげ、就かせてもらいました。
アイスブレーキングのため、彼の元へ行くと、
案の定、一瞬、彼が
げっ、おまえかよっっ
って顔をしたのを見逃しませんでした。
来た来た来た~、この感じ。
この見くびられてる感じ。
高まる~。 決して、M系じゃありませんのであしからず。
ものの、数分経過にて、彼の心をゲット!は、していませんが、
心を開いていってくれてるのがわかり、中盤ではすっかり笑顔。
「じゃ、これは?あれは?」
そんな質問が出始めたら、もう信頼してもらっているというサインだと思っています。
授業も終わり、終わりの挨拶をすると、彼はほっとした顔を見せ、
「nn, good すごい、楽しかった」
と、つぶやきました。
そして、次の授業の話を相手からしてもらったら、もう完全にこっちのもんです。(←なにがさ)
もちろん、西洋系の年上の男性、全員がそう思っているわけではないと思いますが、
やっぱり同じアジア圏よりも、どうしても西洋系の方は、そんな感じのイメージが
強いです。私は。
まぁ、歳が近い同志とか、若い人はそんなことはあまり感じないけど。
旅の現場では、どうなんだろ。
これは自分も持ってしまっているかもしれないけど、
せっかく違う国同士の人が出会ったら、差別とか偏見とか、
はたまた思いこみとか捨てて、コミュニケーションがとれたら素敵って
思うんです。
だって、色んな国のことなんて知らないことだらけだし。
新鮮に思うことは、何を聞いても興味深い。
でも、コミュニケーションにだって、努力が必要かも。
だけど、東京じゃできないこと、できない自分が、
海外に出ると、思わぬ自分に出会えちゃったりするのも旅。
旅に出てからも、どんな出会いがあるのか、楽しみだ!
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