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江戸の水辺の情緒やスイーツを巡って、浦安へGO!
1月31日(火)は、最低気温1.1℃、最高は7.4℃でした。晴れてGO!
2月1日(水)は、最低-2.0℃、最高は13.5℃でした。
浦安は、東京都の東端と接する千葉県で一番人気の街です。
1965年頃が江戸前海苔養殖やアサリ採取のピークでした。
1971年、沿岸の工業地帯化が進み、漁業権は全面放棄され、
白い部分が埋め立てされ、今の浦安市の大部分ができました。
2022年の千葉県住み心地ランクでも、住みたい街
ランクでも、浦安市は一位です。東京ディズニーが
落とす税金の財政力と都内への通勤・通学が便利な一方、
埋立地で安価で、町並みが美しく施設も充実。坂がなく、
子育てにもよく、ディズニーランドの花火も見えます。
日本の給料が20年間上がらず、より割安感のある土地へ。
ただ、東京に近くて安い反面、満潮時に海抜ゼロメートル地帯で、
洪水時の水没地区であり、2011年東日本大震災で埋立地の液状化
現象を招き、水道管破裂したことをを忘れてはなりません。
江戸川区は、過激なポスターを作っています。
今回は、東京最東端の江戸川区から浦安市へ10㎞歩きます。
空から見ると、江戸川区から浦安市へ向けて、いかに
海抜0メートル地帯の埋立地であるかがわかりますね。
写真は江戸川区~浦安市を結ぶ新しい橋の説明図です。
隣同士で協力協定も結んでいる両市(区)ですが、地境では
微妙に、両者の主張が違います。国土地理院は東京都の
主張に沿っています。
ちゃちょはどちらかというと、東京の西北部の練馬区です。
地元の石神井公園から、まずは西武池袋線で池袋へ急行1駅10分。
池袋始発の1954年開通のメトロ丸の内線で、大手町手前
の淡路町(あわじちょう)まで13分で、乗り換えます。
東京の地下鉄は網の目のように発達していますが、東京メトロ
丸の内線(赤)から都営メトロ新宿線の小川町(黄緑)と改札つながり。
小さい字ですが、新宿を出て6つ目の小川町から18分、10番目の駅
が江戸川区の船堀で、浦安の北側の今回スタートです。新宿線自体は、
千葉県市川市本八幡まで1本です。JR総武線と乗り入れています。
歩くコースは、都営メトロ船堀駅をスタートし、南東へ10㎞行く
形です。まず荒川支流の新川沿いに、1969年開業、東京のベッドタウン化を
一気に進めた、真ん中の東京メトロ東西線、浦安駅まで行きます。
浦安駅周辺で1,000円前後で買えるスイーツや名産品の店を巡り、
今度は、旧江戸川の支流、境川沿いに東京湾へ抜けて、JR京葉線の
新浦安駅がゴールです。沿岸漁業の匂いとスイーツを堪能します。
案内では、10,1km、3時間10分、1万3500歩だったけど、
実際、歩けば、回り道もするから16.43km、3時間41分、
25,676歩でした。3万行かないと、1,000kcalは燃えない。
石神井公園発9:03快速池袋行きに乗ります。まだラッシュ
終盤で、頻繁に、急行や快速の池袋行きが来ます。
実は、相互乗り入れしてる有楽町線で目的地近くの
新木場駅まで乗換なしの各停だけで58分で行けます。
そこからJR京葉線乗換で、さらに10分かかります。
池袋着9:15。丸の内線池袋発9:20。淡路町着9:33。
都営メトロ新宿線小川町駅で改札をまたいで9:38発。
船堀駅に9:57着。乗車計54分で済みました。東京人は、ジョルダンとか
ナビタイムで、時間設定検索で最短かつ楽で安いルートを選びます。
船堀駅真ん前に、1999年オープンのタワーホテル船堀があります。
展望台を無料で一般開放しているタワーとしては、都内3位(高さ115m,
展望台103m)。360度、歩いて回れます。東京都江戸川区船堀4-1-1。
タワーホール船堀 | タワーホール船堀は イベント会場 コンサート会場 会議室 和室 展示場 映画館 結婚式場 展望台までそろった、東京都江戸川区にある施設です。 (towerhall.jp)
1位の東京スカイツリー展望台が350m、2位の東京タワー展望台が150m
と並べて、東京三大タワーと呼ばれています。9~21:30。東京タワー、
レインボーブリッジ、葛西臨海公園の大観覧車、ディズニーランドも一望。
これから向かう千葉県・浦安海浜方面です。寒いけど快晴。
でも富士山が見えるほどは、雲があって澄んでいません。
先ほど紹介した、護岸の裏を流れる荒川から、支流の新川を
目指します。海抜0メートル地帯なんだね。荒川決壊時、
3階まで水没し、無支援になる地域です。上が都営新宿線。
このように船堀駅から、荒川支流の新川を目指します。
かなり拡大したけど、北側に東京スカイツリー(11月4日ブログ)が見えます。
てっぺんは、中央環状道路で隠されちゃったね。
新川西水門広場。1629年、徳川家康が千葉県の行徳までの塩の
船路として開削。広場には、高さ15.5mの火の見櫓が立ちます。
明治時代になると、蒸気船が、東京~銚子間を結び、成田参拝で
人気となりましたが、JR総武線に取って替わられました。徐々に
陸上輸送に移行、1940年に関門を設置。水位を低下、1979年に水辺へ。
写真は、お借りしましたが、2007年、全長3㎞に渡って、
20種、718本の桜が植えられ、新川千本桜として名所です。
新川沿いに、浦安・東京湾へ向かいます。
左手に、桜橋手前に、2013年開館の新川さくら館があります。手前の
土産・喫茶店の奥に110㎡90名の運動や演芸利用の多目的ホール
(1時間610円)や、集会場(50㎡、2つに仕切れる、1時間210円)もあります。
新川さくら館公式サイト|江戸川区船堀新川沿い新川千本桜地域の花見、観光、散策、デートスポットに (sakurakan-edogawa.jp)
いろいろ中にありそうです。
小松菜せんべい210円、小松菜サンド260円、小松菜蕎麦310円。
小松菜カレー430円、小松菜ドレッシング380円。
小松菜は、栄養抜群の野菜。現代人に不足しがちなカルシウム
の含有量はトップクラスで、ほうれん草の3.5倍、ビタミンA,
鉄分などのミネラルも豊富です。
江戸川区東部の江戸川支流の小松川で品種改良されました。
8代徳川吉宗が鷹狩りで訪れ、餅のすまし汁に添えたら、気に入られ、
小松菜と命名されました。脚気だった5代綱吉が命名した説もあります。
仲台院(西小松川町)、燈明寺(平井)、勝曼寺(新堀)、と並んで将軍が
御膳所として休まれた香取神社(中央)の脇に、小松菜屋敷があり、
観音こまつなさま、に「こまったな」とつぶやいてから願い事をします。
「小松菜屋敷」徳川吉宗ゆかりの小松菜発祥の地とされる邸宅 -新小岩⑼ | Deepランド (deepland.blog)
新川さくら館には、おはじき300円、糸電話210円と並んで
写真の吹き流し110円、紙風船セット300円もあります。
そして、金運がつくように、金のうんこ置物がありました!
大1260円、小(右)280円、根付(左)390円、金運紙幣260円。
父母は江戸っ子だったので、こういう冗談わかります。
さて、さくら館を出て、新川から斜めに入ると、江戸時代あった
古川の流れを1973年復活させた古川親水公園があります。
人口にきれいな水を流した公園の日本で第1号と言われます。
親水公園沿いに、1583年以前の創建と言われる日蓮宗・妙光寺です。
境内七面殿には、漁師が葛西の沖で網にかけたと言われる
木像海中出現七面大明神が祀られています。
本堂は、1905年建立ですが、中に1594年作の木造日蓮聖人坐像
が安置されています。
妙光寺を出て、現在地です。古川親水公園沿いは、1040mの「健康
の道」と江戸川区によって名づけられていました。歩こう、散歩
しようということですね。また後で同じ趣旨の道が。お楽しみ。
寛永年間(1661-1673)創建の二之江神社の鳥居です。
二之江神社は、香取神社と八幡神社が合祀されています。
二之江の行徳道石像道標です。江戸時代、江戸と房総(千葉)を
結ぶ重要な街道でした。正保(1645-1648)年間の地図に記載が
あります。高さ67cm、周囲152cmの道標に、これより行徳道と。
樹齢500年のケヤキがあり、樹周1.6m、高さ20mです。
対をなす1307年開山の妙勝寺山門です。
ホーム - 日蓮宗 石歴山 妙勝寺 (sekirekizan-myousyouji.com)
妙勝寺本堂です。中に寺宝の徳川光圀筆の日蓮聖人画像
があります。
去年が日蓮聖人(1222-1282)降誕800年だったんだね。
仏院の言葉として、慈しみと書かれた石像もありました。
「健康の道」半ばで、バイクの席に座って睡眠不足を解消中
の方。微動だにしませんでした。死んでいるのかと一瞬、
ぎょっとして、顔を覗きましたが、完全睡眠状態。
中間点の旧江戸川に、ぶち当たりました。「チコちゃんに
叱られる」の「江戸川慕情」だね!
旧江戸川沿いに、見晴らしの良い護岸の脇の高めの道を歩くと、
階段脇に、あみ元という謎の旗が。
内側には、必ず一艘の釣り船や屋型船が係留されていました。
10メートル間隔にただ、同じ「あみ元」で、どう区別?
旧江戸川になると、かなり大型船輸送船も通行しています。
川沿いは、漁師町ではなく、今は高層マンションなんだね。
どこまでも一直線の旧江戸川沿いです。千葉県浦安市へ渡る
浦安橋を目指します。
おっと、ここで脇を見ると、ここが東京都江戸川区ぎりぎりの
健康の道だったんですね。江戸川区って、健康文化都市なんだね。
事前の足首ストレッチや歩く姿勢、履くべき靴の助言があります。
やっと、東京都江戸川区から千葉県浦安市へ旧江戸川を渡る
浦安橋が見えてきました。1940年初開設。今の橋は1978年。
中州の妙見島も見えます。
この辺りが山本周五本(1903-1967)の「青べか物語」(1961年)
の舞台になった場所です。
橋の上から見ると、係留されている屋型船や釣り船がぐっと
増えています。
浦安橋から、中洲の妙見島へ降りられます。流れる島だったのが、
1979年、護岸工事で軍艦のように。産廃業者工場やマリーナが
あり、社員寮もあります。
島の北側には、妙見島の名前の由来となった1362年創建の妙見神社
があります。江戸時代の南総里見八犬伝にも登場します。祭神妙見様は、
北極星と北斗七星の御心霊。人間の運命や全ての方位の守護霊です。
浦安橋を渡りましたから、ここはもう千葉県浦安市です。
ここは、地元のお米マイスター高橋商店。当代島2-7-36。
ここで、浦安商工会議所が、浦安近海の海水で400年ぶりに
復活させた塩「竜宮のおくりもの」125g540円を売っています。
江戸時代は、これから行く境川流域は塩の生産地でした。
他にも、JR新浦安駅構内のイオンなどでも、売っています。
ここで、旧江戸川から境川へ入る前に、道沿いの船宿エリアを
覗いて見ましょう。
旧江戸川を渡ってメトロ東西線が走る、すぐ下に、1910年代創業の
老舗の船宿・吉野家があります。猫実5-7-10。
作家・山本周五郎(1903-1967)は、「樅ノ木は残った」「赤ひげ
診療譚」「さぶ」「季節のない街」で有名ですが、現在の浦安市を
舞台にした「青べか物語」(1961)も書いています。
浦安の釣り船「船宿 吉野屋」 (funayado-yoshinoya.com)
「貝と海苔と釣場で知られる根戸川(=江戸川)の下流にある漁師町・
浦粕町(=浦安町)」に23~26歳(1926-1929)年に、この吉野家への下宿
体験がベースです。人情味あふれる当時の人間模様が綴られています。
話の冒頭、主人公は、老漁師に古びた、べか舟(=一人乗りの海苔や貝の
採取木造舟。笹の葉形。中央に三角帆を張れた)を、買わされてしまいます。
青いペンキが塗られていました。それが、このエッセイ集の名前の由来です。
「北は田畑、東は海、西は江戸川、南は沖の百万坪と呼ばれる広大な
荒れ地がひろがり、芦や雑草の繁った荒地と、沼や湿地と、その間を
江戸川から引かれた用水堀が通り、その先もまた海になっていた」
また、沖の遠浅の海で大粒の赤貝が採れ、赤貝の缶詰工場が、ありました。
東京メトロ東西線が1969年に通るまでは、陸の孤島でしたが、1971年に
沖の漁業権が全面放棄され、工業地帯・住宅街として埋め立てられました。
1983年、東京ディズニーランドもできた浦安も、かつては沼地だったのです。
これは、吉野家に飾ってある山本周五郎と当時の吉野家店主との
30年ぶりの再会時のツーショットです。
今の吉野家は、堅牢な屋形船を所有、3時間貸切で11,000円
です。タチウオコースはエサ混み9,800円。カワハギが定番。
船長は、10隻10名。
また、船の中で出されるコース料理も、11,000円です。
ここは、映画「男はつらいよ」1970年の第5作でも、浦安の
豆腐屋の娘に思いを馳せて振られる虎次郎が描かれています。
さあ、東京メトロ東西線が見えてきました。
高架下手前に、1956年創業の和菓子の富岡美好があります。当代島1-1-5。
下の紹介ページに、※閉店済と書いてあるのは、時間外のコピペ。今日もやってました。
美好|浦安焼と可愛いべか舟いなりが浦安駅で買える ※閉店済 │ 浦安・行徳・妙典【東京湾岸千葉情報】 (gyotoku.org)
どら焼きの浦安焼は、粒あんと梅入り白あんが1個200円(写真)。
栗の入った230円のが一番売れていました。盛り上がっており、
袋を破ると、「うらやす焼」と大きくいっぱいに刻印されています。
他に、べか舟いなり、しぐれあさりが380円。昆布、生姜も
あります。
東西線高架下にも、貝鮮料理うらやす、ランチ680円とか、
書いてあるね。
ただし、さっきも書いたように、1971年の漁業権全面放棄で埋め立てられ、
工業汚染水や潮の流れの変化もあり、一切、あさりと海苔は採れなくなっています。
それを三番瀬と呼ばれる流域で、2019年、砕石で、あさりの試験的生産に成功!
今のあさりは、おそらく中国産であろうし、海苔の千葉産というのも、
もっと房総半島の先端だろうと思います。それでも千葉産海苔は、全国で3%。
1969年開通の東京メトロ東西線の浦安駅です。スーパーは
脇に西友がある程度です。けれど、ちゃちょは、コース沿いに
安くておいしい、複数のサイトがお勧めする店を調べておきました。
まったく、この手作り地図は小さくて申し訳ないです。これから
行くスイーツや地元名産の店は、この浦安駅周辺に集中している
ことだけは、わかるよね。
午後1時になり、お腹が空きました。
1990年オープンのとんかつやまだへ。北栄1-17-3。
出てきた女性に聞くと、ここは、最近テレビに紹介された名店とか。
実際、食べたランチ盛り合わせ定食1,300円。最近まで
1,000円だったのが入口札に削った跡。ヒレカツとエビフライがセット。
ご飯はサービスの大盛りにしました。エネルギーチャージ。
なぜか、全員がこの「盛り」と符丁されたランチを食べていました。
すぐそば西友に並ぶ東西線線路わきに、1941年創業の丸茂海苔店。北栄1-2-40。
わずか全国3%の千葉県産海苔にこだわっています。最大は40%を占める佐賀産。
江戸前海苔のお取り寄せ・ギフト | 乾海苔問屋 丸茂海苔店 (marumonoriten.com)
千葉県産焼きのり10枚864円。ホームページでも海苔と
あさりが浦安の名産だったと、悔しそうに書いてあります。
これは浦安ではなく、もっと房総半島の先の内側の千葉産。
1950年創業の駅そばの越後屋焼蛤店。猫実5-18-19。
越後屋焼蛤店 (echigoya-yakihama.com)
3人の女性が、内職みたいにせっせと貝を串に刺していました。
あんまり、きれいにざるに並べているので、特別に写真を
撮らせてもらいました。
ただし、ちゃちょが買ったのは、処分前の売れ残り蛤串3粒
焦げ付きを、特別に120円で。本来は4粒で1本180円。蛤は、
午前中売切。今はあさり1串4粒60円のみ。3本買って計300円。
贈答用に、もっと本数の多くて高い箱入りがありましたが、
「ご要望」に応えて、気さくに、ばら売りしてくださいました。
帰って食べたけど、あさりの方が味わいがあって、おいしかった。
断わっておきますが、蛤もあさりも全て中国産とHPに書いてあります。
2013年オープンの猫実珈琲店。猫実4-16-16。
猫実もなか@200円。猫の形の最中に、胡桃(くるみ)キャラメルが。
6個箱入り(3色×2列)1,260円。
ゆうかcoffee,北栄1-1-18。2013年オープン。世界中の豆が揃ってます。
ゆうかCoffee 浦安 (yuukacoffee.com)
選べるコーヒーセット1,080円がお得(通常1,480円)。
1888円創業の浅田煎餅本舗。猫実3-2-10
浅田煎餅本舗 - 浦安/せんべい | 食べログ (tabelog.com)
煎餅詰め合わせ3点1,000円がお得です。甘くない、昔からの
おせんべいです。
歌川広重、名所江戸百景「境川」。猫見村と堀江村。
境川は、旧江戸川を越えて、その支流として東京湾まで
付けられました。1965年の拡幅工事で幅は3倍の4.8mに。
1971年の漁業権全面放棄で、埋め立てられ、東京湾はずっと先に。
1869年建築の旧宇田川家住宅です。江戸時代中期の名家からの
分家で、米、油、雑貨、呉服の商家、郵便局にも。戦後は宇田川医院の
診療所に。地域の人には思い出深い民家です。浦安市有形文化財です。
呉服屋当時の反物を、客と選ぶ主人のジオラマがあります。
浦安市の常駐ガイドのおばさんは、訪問者のレベルを瞬時に見抜き、
要領よく説明してくれます。堀江3-4-8。
わずか一畳分のスペースで、2階から1階までの階段です。
よく磨き込まれています。脇につかまらないと転げ落ちる。
揚げ戸や出格子窓など町家建築の特徴がみられます。
次の斜め裏の旧大塚住宅へ行く道順の脇にゴミ屋敷。ビニール傘
を近所の人が捨てています。庭には、錆びた自転車の山。
人の目に付くところを、なぜ、浦安市は放置するのか、わかりません。
旧大塚家は、江戸末期の比較的大きな漁師兼農家です。
千葉県の有形文化財です。境川に船を係留し、水を汲むために
玄関が向いています。堀江3-3-1。
釣り具と海苔広げ板を修復している父と娘のジオラマ。
海抜ゼロメートル地帯ですから、洪水時には、2階に避難
スペースがありました。
1887年頃開業した医院。1996年まで三代に亘って、100年
以上続きました。浦安初の洋風建築です。この前は、平らな
石畳の広場で、親が連れてきた子供たちの遊び場でした。
世田谷区用賀から越して来た、ランブラス堀江。堀江6-4-41。
浦安市のケーキ屋RAMBLAS(ランブラス)はクオリティ高めでコスパ良し!ケーキを食べてみた感想 | いちかばちか晴れブログ (ichika55.com)
チョコレート詰め合わせで、予算1,000円と言えば可能です。
板チョコのブランカが、普通の板チョコと違い、中まで具入り。
白と黒あり。
こんないちじくチョコ@200円もあります。スペインのドライ
いちじくに、トリュフキュールが入っていて、チョコラッピング。
1157年創建の豊受神社です。猫実3-13-1。祭神は、衣食住、無病息災、
延命長寿の神様として知られる豊受姫大神。参道の大イチョウは
右にちょっとした写ってませんが、樹齢400年の浦安市天然記念物。
ちょうど浅田煎餅本舗前の川幅が狭くなっている境橋付近を
「おっぱらみ」といい、追い払いの方言です。江戸時代、
行徳で塩を作る人が塩分を薄くしないよう、ふさいでいました。
しかし、漁師たちは、境川から船を出せないので、一致して
行徳(今の江戸川区側、新川)の人たちを追い払ったいわれがあります。
境川をさらに下ります。
浦安市郷土資料館です。猫実1-2-7。
パンフレットは、漁法や芸能など20種類もあって、充実。
海苔張り体験教室を小学生たちに開いています。
排気ガスなど考えると天日干しはできず、館内干しです。
1821年、江戸四谷で海苔商いをしていた近江甚五郎は、代表的な
浅草海苔産地の大森を見て、浦安の名主に海苔養殖を持ち掛けまし
たが、漁師が邪魔と反対、やっと房総の人見で受け入れられました。
明治中頃、猫実と堀江の漁師2人は、人見での成功を見て、
代表的な産地の大森(現大田区羽田付近)を視察、有望を確信、
養殖を開始しました。明治後半、十万坪の養殖許可が下りました。
最盛期の1960年前後の航空写真です。人工的な種付けができ、
生産も安定的に拡大しています。中元・歳暮に浅草海苔は、
軽くて重宝しました。
しかし、工業地帯としての埋め立てが進み、排水も濁り、1971年、
全面的に漁業権を放棄して、さらに沖合への浦安市の埋め立てが
進みました。浦安の海苔養殖は、終わりを告げたのです。
博物館屋外展示場「浦安のまち」では、たばこ屋、漁師の家(手前)、
魚屋が市の有形文化財で、三軒長屋が県の有形文化財です。
三軒長屋は、堀江3丁目から移築したもので、庶民の長屋は
実物では全国でも大変珍しい。1軒は、九尺二間(間口が九尺、奥行き
二間)、六畳一間で入口と窓が1つ。隣とは屋根まで続く土壁です。
共同便所と共同水道でした。
博物館附属のレストラン&カフェ「すてんぱれ」。抜けるような
カラッとした晴天という意味の方言です。障害のある方も働いてます。
すてんぱれ - NPO法人フレンズ (npo-friends.org)
ランチのあつあつあさり飯セット1,100円はもう、売り切れ。
3時過ぎたからね。
弁当700円、コーヒーゼリー310円など良心的価格の喫茶・スイーツ
もあります。この時間帯は、子供向け駄菓子だけでした。
JR京葉線の新浦安駅から、15:37発に乗って帰ります。
隣の舞浜駅を出ると、1983年開業のディズニーランドが見えます。
あわてて、電車のドア越しにシャッターは、車内でちゃちょだけ。
工業地帯より先端の埋立地に、海苔できました。できました。
年間1,350満員が訪れる東京ディズニーランドの年間パスポート
は、68,000円もするね。地元の人なら元が取れるかも。
1968年開業のメトロ東西線浦安駅から20分歩いて通った人もいました。
新木場からのJR京葉線は1988年だからね。
たまに潮風に吹かれて、町の今と昔の移り変わりを、見て歩くのは
楽しい散歩になりました!2月3日節分、2月4日、立春だね!
新木場15:47下車。東京メトロ有楽町線乗換え15:50発。
池袋16:22着。西武池袋線乗換え16:32発準急。石神井公園16:44着。
自宅16:54着。
文鳥さんは、夕闇迫る中、やっとカゴの外に出られました。
すぐ隣室へ移ってもらい(そこらへんは、もうわかっている)、
雨戸を締めました。シャワー、洗濯、うがい。文鳥さんタイム。
「まごはやさしい」の頭文字で、食材を用意すると肥満を防げ、
健康的です。
冷蔵庫の中の物だけでも、美味しい和食が準備できました。
おやすみ、カチッ!
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皆、元気でね。じゃ、またね。