亀戸七福神を歩く | ちゃちょのブログ

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実践している健康のことや近況

明けまして おめでとうございます。

楽しい1年になりますように お祈りしてます!

 

さて、11日、12日と温度が上がってきて13日ピークで

また、一気に寒くなるんだって。

11日の東京練馬は、最低0.3℃、最高10.1℃でした。

 

12日の最低▲0.6℃、最高11.8℃でした。13日は3月の15℃です。

 

 

 

 

さて、福をもたらす七柱の神に願いを込める七福神めぐり。

室町時代始まり、江戸時代に全国に定着しました。

 

都内に20近くある七福神めぐりのなかでも、参詣の盛んな亀戸(かめいど)。

 

歌川広重、江戸名所百景の「亀戸梅屋敷」。

 

亀に似た島だったのが陸続きになった亀村は、亀ガ井という

井戸があって、江戸時代に亀井戸村と呼ばれた農家の畑や梅林でした。

街のシンボルは亀戸天神ですが、その周りに七福神の神社があります。

 

開帳されて色紙スタンプをくれるのは、松の内の1月7日まで

と厳しいけど、コロナが怖いちゃちょとしては、11日にGO!

(色紙の写真は、お借りしました)

 

だいたい、この赤線に沿って、歩きました。上が北。出発JR亀戸駅。

 

七福神だけをクローズアップした地図です。字が小さくて

ごめんね。今から順番に行きます!

 

赤い石神井公園から西武池袋線でターミナルの池袋へ急行

ノンストップ10分で出て、そこから細い赤い線だけど山手線の

真ん中を大手町までまっすぐ行く東京メトロ丸の内線に乗ります。

 

途中の2駅目、茗荷谷(みょうがだに)駅が、ちゃちょの生まれたところ

(去年5月15日ブログ)。

5駅目の御茶ノ水(同10月7日)で、JR中央・総武線に乗り換え。

 

また、小さい字だけど、黄色いJR中央・総武線で1本5駅で赤い四角の亀戸です。

ちょうどよい画像が、検索してもなかった。自分で書けるといいけどね。

 

ちょびっと亀戸周りを歩いたつもりだけど、寄り道したから、

13㎞、700kcal(ケーキ2個分)、2万歩、行きました!

だいたい亀戸駅発着10時~2時、50分くらい停止見学かな。

 

さあ、地元、石神井公園(しゃくじいこうえん)駅9:22快速池袋行き。

 

御茶ノ水駅で東京メトロ(1954年開通)9:50が、JR中央・総武線

の各停9:55と快速(千葉や山梨まで1本で行く)の下で、3本が、

神田川の上で交差する、聖橋(ひじりばし)おなじみの光景です。

 

JR中央・総武線各停駅の亀戸駅10:05着。

新年は、先生や上司にストレスを覚えるのか、所沢、

池袋、新宿の3カ所の急病人(うずくまっていた)のために、10分遅れ。

 

まずは、駅北側の七福神の前に、南側を寄り道で探検します。

京葉通りと明治通りの交差点がすぐそば。陸橋からです。

激安の帝王、ドン・キホーテが角にあるね。

 

亀戸駅の南口は、JRと並行する京葉道路に出る前に、

飲み屋がびっしり並ぶ、狭い路地がありました!

 

こんな店ばかり。ホルモン焼きと焼酎の店が多かった。

これから行く駅の北側で、夕方前から並ぶ名物店にも寄るね!

 

駅高架下の大衆食堂は、一番安い、のり弁当が399円で

店内の席で、食べられるのでした。ドン・キホーテと

いい、亀戸の生活相場が、江戸からの下町の庶民的だね。

 

駅北側の十三元通りをまっすぐ北上するんだけど、まず、左側

バス停奥の公園広場に、羽の生えた亀が3体乗った像を発見!

 

右側路地を1分入ると、11時からの餃子だけを売る亀戸餃子。

10:10だけど、テイクアウトはもうやってました。

小さいけど国産野菜100%が売りの、店内5個250円。

トップ | 亀戸ぎょうざ 株式会社【公式】 (kameido-gyouza.co.jp)

 

テイクアウトは10個からケース入りで600円。買いました。

「餃子の上手な焼き方」解説メモ付き。

 

おばさんが先に2人来ていて、お互いにプレゼントし合って

いた。「ちょいとごめんよ」と、いなせな女将が割り込んで入店。

2人とも「あら、こんにちは」と声かけて、もう、友達なんだね。

 

写真は借りましたが、焼き具合はこんな感じ。

餃子だけでやっていける訳がわかる、おいしそうだね。

油を敷き、強火で焼き目、脇から熱湯50㎖、蓋して弱火3分。

 

裏側で目についたのが、国産豚直送もつ焼きセンター。

千葉食肉市場の国産牛と豚のもつ。間口が大きいね。夕方からだね。

 

味噌焼きホルモン490円だね。スタッフ時給1220円。

縄文ベーコンって?馬刺しまであるね。

 

やはり国産もつを市場から仕入れています。キンミヤ

焼酎は、720㎖290円だね。

 

北上する十三間通りの左側には、24時間年中無休の

人情下町我が家の食堂があるね。深夜勤務1370円。

3日勤務で128,000円、4日勤務で172,000円。

 

隣が、亀戸升本すずしろ庵。ていねいに仕上げた多彩な和食弁当が人気。

創業1905年(明治38年)。

 

 

1月限定合格弁当・あさり鍋、6角形のすみだ川あさり飯も

1350円の一番人気。

 

江戸末期に盛んに亀戸で栽培されていた地元の名産、

亀戸大根(=すずしろ)を、ふんだんに使った漬物もあります。

小さく、細長かったんだね。

 

江戸・東京野菜は、有名な「小松菜」は、1719年、江戸初期

江戸川区小松川付近でククタチナを品種改良してできたもの。

クセなくビタミン・カルシウム・鉄分豊富。脚気になった5代将軍綱吉命名。

 

写真中央は、ちゃちょの練馬区特産・練馬大根。長細く戦時中は、

たくわんとして、重宝されました。今は、タネそのものが希少に。

 

 

七福神にちなんで七種の野菜で作った、砂糖・動物性材料ゼロの

亀戸大根まんじゅう福わけ250円(10cm)も、体にやさしいです。

(賞味期限3日)

 

夜食に、テイクアウトの大根あさり飯1350円いただきました。

3分弱火、7分強火。体が温まったよ。大根汁がおいしい。

 

升本脇を奥に1分入ると、押上せんべい本舗。1927年創業。

国産の上米と千葉の上質醤油を使い、じっくり堅めに焼いてます。

公式 おしあげ煎餅本舗 (shop-pro.jp) 

 

おみやげには、かわいらしい大根75円、亀5つ125円が

最適。香ばしくて、照りがすごくて、もったいなかった。

 

歩8分の十三間通り行き止まりには、観光案内所と

名産品、浮世絵ギャラリー、寄席公演会場のある

亀戸梅屋敷があります。歌川広重の梅屋敷にちなんでます。

 

 

 

店内は、江戸の下町情緒を感じさせるお土産や名産品がいっぱい。

 

「もちもちカメさん」は、ふんわり15㎝で、1000円でした。

 

梅屋敷の並びの奥が、寄席の会場になっていて月替わり。

 

この江戸切子カットグラスは、江戸末期1834年に江戸大伝馬町の

ビードロ屋が金剛砂をガラスの表面に彫刻したのが初めて。

ちなみに写真の手前のカットグラスは、37,000円だよ。

 

 

明治に英国人を招き、指導を受け技術が確立。都伝統工芸品産業。

 

さて、ここで十三間通りの先の明治通りと交差する、

蔵前橋通りを渡ります。

 

歩いて30秒で、北へ香取神社(後で行きます)の参道である

亀戸香取勝運商店街へ入ります。江東区最古の商店街です。

 

昭和30年代をテーマにしたレトロな看板や店構えに、

タイムスリップしたような感じです。

 

参道の中ほどを左(西)へ折れると、普門院、七福神の毘沙門天。

1552年千住に創建、1616年、当地へ移転。移転時、梵鐘を墨田川に

落とし、鐘ヶ淵の地名の由来になりました。

普門院|鐘ヶ淵由来の伝承、亀戸七福神の毘沙門天、真言宗智山派寺院 (tesshow.jp)

 

明治の歌人・小説家、「野菊の墓」で有名な伊藤佐千夫

(1864~1913,ブログ去年6月17日参照)の墓です。

 

毘沙門天は、開運厄除、大願成就をもたらすインドの神様。

弘法大師「御府内八十八カ所巡り」の40番札所。

 

ここで、はじめて初7日しか開帳・色紙ハンコしないことを

知り、愕然。なにしろ、大々的に黄・黒の棒が張り巡らされ、

工事中。くぐって撮影しました。無人。うえ~ん。くじけず全部回る!

 

気を取り直して、蔵前橋通りに戻ります。

 

携帯普及前のレトロな公衆電話ボックス。細かな桟が

ガラスに入っている特注品。昔、ピンクな写真の名刺が

うんざりするほど所狭しと貼り付けられていたね。

 

ここで、ルートを逸れ、横十間川(=天神川)に沿って

JR中央・総武線方面へ戻ります。

 

水泳の池江瑠花子選手が2018年まで所属していたスポーツクラブ

・ルネサンス亀戸。50mプールがあって、食彩館などと一体化。

一日中、遊んで?いられるね。

 

蔵前橋通りに戻る途中に、幕府の鋳銭所があった

亀戸銭座跡。江戸時代の寛永通宝が模してあります。

 

亀戸天神参道へ入る脇に、1805年創業の船橋屋があります。

街のシンボル、亀戸神社詣でに、くず餅が庶民の味・文化として

218年、引き継がれてきたんだね。

元祖くず餅 船橋屋 創業文化二年 日本における発酵くず餅発祥の店 (funabashiya.co.jp)

 

450日間、厳選小麦粉を無添加で自然発酵熟成し、

グルテンをていねいに除いた、ほのかな香りと酸味、

しなやかな食感。沖縄黒蜜、焙煎きな粉を絡めます。

 

24切れ、小箱入り840円を、帰っておいしくいただきました。

 

亀戸天神参道入り口です。蔵前橋通りに面しています。

東京十社の一つです。後は、芝大神宮、品川神社、赤坂氷川神社、

日枝神社、白山神社、王子神社、根津神社、富岡八幡宮。

 

 

 

極上の江戸十割そば、にし田。常盤秋そばを自家製粉し、

ブレンド手打ちした渾身のせいろは、800円。なぜ渾身かは、

店主が元日本一位の孤高のプロボクサー。体幹で打ちます。

 

その隣は、1880年創業の日本産の背が青い、うなぎだけをかき

集めて時価で提供の八べえ。白焼き重4400円。特上重5850円。

肝焼き990円。天然鰻、肝付5500円~。

八べえ | 創業四十余年 亀戸天神前 (hachibee.jp)

 

亀戸天神社の鳥居と太鼓橋と東京スカイツリー。

1646年、全てが福岡の太宰府天満宮を模して創建されました。

庶民の天神様として、亀戸のシンボルです。七福神ではありません。

亀戸天神社|公式ホームページ (kameidotenjin.or.jp)

 

藤棚の奥に拝殿があります。

 

4月に藤まつりがあります。写真はお借りしました。

 

1月24/25日には、うそ替え神事では、去年のウソ(鳥)を

今年の新しいのと取り替え、悪しき古いものを返納し、幸福の

鳥、うそを得るもの。4cm500円。里神楽や天神囃子の祭事も。

 

歌川広重も、「亀戸天神境内」を描いています。

下を流れるのは、西隣の天神川の水です。池もあります。

 

亀戸天神の拝殿です。

 

楽しんでもらおうと、不動の亀手水です。

 

笑う門には、大吉来る。本当に、大吉が一発で当たりました!

破魔矢1500円、絵馬1000円、開運うさぎ1000円、神籤100円。

 

ここにも、自分の体の痛いところをさする、なで牛がいます。

 

近所の御嶽神社のイボ取りの神だったのが、20年ほど前に

持って来られ、今や病気快癒・商売繁盛に塩を盛られています。

 

菅原道真の妻と14人の子を祀る花園社。1670年頃、

勧進され、安産・子宝・立身出世の守護神として信仰されています。

 

心字池を上野不忍池に見立てて、弁天堂と呼ばれ、七福神の

弁財天に見立てています。なにしろ、こういう楽しませる

物が多い神社です。

 

再び、天神川(横十間川)に出ると、東京スカイツリーが

身近にそびえ立っています。歩いて20分くらい。

去年11月4日ブログで、展望台からこちら方面を載せています。

 

川沿いの北に、1692年創建の天台宗・龍眼寺があります。萩寺とも

呼ばれ、芭蕉の「濡れていく人もおかしや雨の萩」の句碑もあります。

七福神の布袋尊です。

慈雲山無量院 龍眼寺(通称:萩寺) | 天台宗東京教区 公式サイト (tendaitokyo.jp)

 

本堂は聖徳太子の夢殿を模した八角堂で、「八正堂」と称します。

 

布袋尊は、唯一、実在した神様で、無病息災・商売繁盛に

御利益があります。庭にも、石蔵がありました。

 

江戸切絵図を見ても、川沿いの龍眼寺と次の斜め後ろの

天祖神社が赤く〇をつけていますね。

 

420年頃創建された天祖神社で、七福神の福禄寿です。

埋め立て前の湾の奥の小島が点在するところでした。

大島・京島・向島・柳島の総鎮守です。

江東天祖神社|亀戸七福神福禄寿 (tensojinja.com)

 

 

1923年の関東大震災後、1929年、日本初の鉄筋コンクリート造りの

社殿です。写真の左脇に少し写っていますが、社務所を

白髪のおばあさんが一人で、駄菓子屋のように守っていました。

 

開帳・色紙ハンコが1月7日までとは、知らない耳の遠い方でした。

どんどん話始めるので、大声でこちらから、話して確認しました。

 

福禄寿堂です。道教の福星・禄星・寿星を三体一神化させた

南極老人で、人望・福徳や経済的な幸福を与えてくれる神格です。

社殿には、聖徳太子作のご神像を祀っていました。

 

東へ曲がって、北十間川沿いに行き、明治通りで南へ行くと、

665年創建の香取神社です。七福神の恵比寿・大国神を祀っています。

スポーツの神様。参道の両脇の灯篭には、スポーツ選手の名言が。

 

イチローの「小さなことの積み重ねが、とんでもないところに行く

ただ1つの道」とか、有名なセリフの行列です。

スポーツ振興の神 亀戸 香取神社 (kameido-katori.com)

 

すぐ脇に、亀戸大根の碑がありました。

 

1860年頃から、この周辺が中心地で、荒川水系で肥沃な粘土質でした。

30cmくらいの先がとがった特徴で、宅地化で江戸川区小岩や

葛飾区高砂に産地が大正時代から移って行きました。

 

早春収穫の亀戸大根は、冬場の新鮮な野菜を江戸っ子に提供しました。

 

香取神社拝殿です。千葉の香取神社から湿地の産土神として

分祀されました。利根川や江戸川沿いに多くあります。

 

すぐ脇に、池江瑠花子選手の「必勝 有言実行」の絵と言葉が

書き添えられていました。休まず泳ぎ、2019年、白血病発覚から

よく2021年、復活しましたが、ブランクで勢いは止まっていましたね。

 

努力をどんなに重ねても、人生は厳しい失敗がたくさん待って

います。いかに立ち直るかのプロセスに、真価が問われます。

 

拝殿脇の左、商売繁盛や大漁追福、五穀豊穣の恵比寿と、

右は財運・金運アップの大黒神です。

 

明治通りを渡り、東へ閑静な住宅街を行きます。

 

1531年創建の東覚寺です。七福神の弁財天を祀っています。

 

 

弁財天は、1月1日~3日のみ開帳でした。ヒンドゥー教の

女神で水に関するあらゆることと、豊穣に御利益があります。


 

 

737年建立の曹洞宗・常光寺です。七福神の寿老人です。

曹洞宗 六阿弥陀 西帰山 常光寺 (sakura.ne.jp) 

 

1679年、江戸六阿弥陀詣の最古の道標があります。

北区西福寺、足立区恵明寺、北区無量寺、北区与楽寺、

台東区常楽院、ここです。

 

寿老人堂です。厄払いや身体健全のご利益があります。

 

ここは、本格的に閉まっていたので、脇から入りました。

 

さらに亀戸通りを渡ると、開村時の1560年頃創建の亀戸水天があります。

水を司る女神を祀っていますから、弁財天みたいですね。

交番しかなかったので、警察官に聞くと交番の裏に小さくありました。

 

 

さあ、最初の十三間通りへ西へ、亀戸五丁目中央通り商店街を戻ります。

660mあり、老舗・人気の菓子店、餃子店、八百屋、花屋、

ホルモン焼き屋、韓国・中国料理/材料店が多いです。下町風情あふれます。

 

いちごは、498円、普通か。レタス99円は、安いね。

 

JR中央・総武線の亀戸駅14:13発、三鷹行き各停に乗ります。

 

御茶ノ水駅は、快速と乗り換える駅です。左側は、山梨県

大月行き快速です。

 

西武池袋線14:50発急行に乗ります。石神井公園駅15:00着。自宅15:10着。

 

年越しそば、材料費800円。海老天@300円が高い。

そば150円、もやし50円+汁、ゆず、青ネギ、七味。

 

元旦朝食、材料費4,000円。雑煮鶏ガラ80円、ぎんなん220円、人参・白菜・大根

40円、里芋200円、うずら卵水煮200円、サトウの切り餅パック420円、

三つ葉100円、蒲鉾・伊達巻・なると巻きセット1100円、昆布巻・田作り・

黒豆@300円、焼き豚440円、青のり200円、屠蘇散100円。

 

文鳥さんも、あけおめ。

 

テラスのプランター。ガーデンシクラメンラン、葉ボタン、

ノースポール、パンジー。

 

去年、東京の主だったターミナルや名所は回り切ったので、

裏町、街中、郊外になりますが、今年もよろしくお願いいたします。

 

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寒中お見舞い申し上げます。皆、元気でね。じゃまたね。