母が実家を旅立つ日②・・要介護3、特養に入所する日の母のこと・・ | 50代主婦いよいよ実家じまいがやってきた

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明治の初めから4代続いた実家が、いよいよ幕を閉じようとしています。決して円満とは言えない家族でした。でも今はただ、寂しいばかりです。

 

その日は愛猫に見送られて・・

  

 ↓ 今日はこちらの続きです。

 

 ↓ 私目線から母の様子を時系列で書いています。

 

 

ご先祖様のはからいだったのか・・

 

母が実家を後にしたのは、

明るく春らしい陽気が眩しい日でした。

 

その日はいつものショートに行くのと変わらず

ヘルパーさんとケアマネさんとで

母の身支度をして下さり、

 

ケアマネさんが母に

 

「今日は新しい場所ですが、行ってみられますか?」

 

と声を掛け、母が

 

「はい。」

 

と、笑顔で頷いた瞬間に、特養の入所が決まりました。

 

母の可愛がっていたフジちゃんは

いつもと様子が違うのを感じ取ったのでしょうか?

 

特養の職員さんが母を抱えて車に乗せていくのを

不安そうに じっと見つめていたそうです。

 

後日 特養に訪問したとき、

その職員さんが、そう私に教えてくれて

私は涙が止まらなくなりました。

 

 

 

母の特養入所は

いわゆる、だまし討ちでした。

 

母のあの時の「はい。」

入所の同意と見なすことになっていたのです。

 

 

特養と言う言葉に強く拒絶する母から

同意の言葉を導き出すために

ケアマネさんは

”新しい場所”と仰ったのでした。

 

平日のため、兄は仕事で立ち会わず・・

 

ですが、きっと母を誤魔化すために

みなでいつも通りの朝を

演じたのではないかと思います。

 

 

 

私は、このように母を誤魔化して

特養に連れて行くことを

兄から聞いていましたので、

とてもその場に立ち会うことができませんでした。

 

実家を何より大切にしていた母が

何も知らずに去って行く後ろ姿を見るのは

辛すぎます・・。

 

その代わり、

入所後すぐに面会に訪れるということで

その日、母の見送りには行きませんでした。

 

 

それに、

 

この特養は、

利用者と家族の繋がりを大切にしていて、

希望すれば朝から夕食まで母のそばにいることができる、

 

前もって外出許可を申請すれば

ある程度の日数を自宅に帰って過ごすことができる、

と聞いていました。

 

実際、パンフレットにもそう書いてありました。

 

ですから、

段差の多い旧家屋の家にずっといるよりも

ぜったいに入所した方が良いという思いもありました。

 

 

 

 

それでも

わたしはその日は 心底母の事が気がかりでした。

 

 

いてもたってもいられず、

入所するタイミングを見計らって施設に電話をし、

母に話をさせてもらいました。

 

「おかあちゃん。」

 

とできる限り明るく呼びかけると、

 

電話の向こうの母は

新しい施設で少しワクワクしていたのか

予想外に とても明るい弾んだ声で・・

 

「あらあら、ちょびちゃん。元気?

 お母ちゃんね、今日はあたらしいホームに

 お泊まりさせていただくのよ。

 こんど いつ帰ってくるん?」

 

方言のないキレイな言葉で話してきました。

 

あれ?

要介護3って

こんなにしっかりしているもの?

 

実はこれは、

都会育ちの私の娘と話すときの

よそ行きの言葉遣いなんです。

 

母は、ショートやデイの時も

職員さんには、いつもにこやかに

よそ行き言葉で話し、

感謝の言葉を添えるのも忘れない

模範的利用者だったようです。

 

だからだと思うのですが、

 

私が母親に手を焼いていた頃、

何も知らない役場の職員さんに

 

「あなたは

 お母さんが寂しい思いをされていても平気なのか?

 面倒を見に返ってきなさい!!」

 

と、電話で叱られたことがあるほどです。

     その時は

    「なんで今更 私にそんなことを言うのか?

     今まであんなに母の事を相談しても

     知らんぷりだったのに!!」

         と、憤りさえ感じましたが・・。

 

母の電話での話しぶりが、

娘と楽しく会話していた頃と変わらないように聞こえて

なんだか不思議な気持ちがしました。

 

 

 

何はともあれ、

騙したとは言え

入所日の母はご機嫌でした。

 

私もほっと胸をなで下ろしました。

 

 

認知症が進んでいるから

何が起こっているのか分からないんだ。

ああ よかった・・・。

 

 

嬉しい気持ちで

その時の事を兄に報告しましたら、

うってかわって兄は不満げでした。

 

 

「あいつは自分勝手ばっかりして生きてきて

 お父ちゃんも見殺しにしたのに

 自分だけが良い思いをしとるのを見たら

 なんか腹が立つ。」

 

 

確かにそれは事実です。

 

でも私は その兄の言葉を聞いて

なんとも言えず 寂しい気持ちになりました。

 

次は入所直後の事を書いていきます。

 

読んでくださった皆さま

       ありがとうございました。

 

 

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