横暴な上司にならないために必要なのが「強み」です

今日のブログはこちらの続きとして

『自分の当たり前を押し付けてくる上司には、こう対応せよ！』簡単だし、すぐできるからこれ、やっておいて！こんな感じで会社で上司から指示を受けて、実際に始めてみたらえ？めっちゃ難しいじゃん！という経験はありませんか悪意が…

自分の当たり前を押し付けないために、
上司の立場である方ができることを
お話ししていきます。

「私、会社で上司じゃないから」と
回れ右するのは
ちょっと待ってください

たとえ上司でなくても、
あなたの「これ、当たり前だよね」を
相手に押し付けているシーンは
実はとてもたくさんあります。

夫婦関係や親子関係にも、

あなたが気づかない間に

似たような場面が起きているのです

というわけで、
すべての人に関係のある話として
この先を読んでくださいね。

【この記事を読んで解決すること】

簡単なことができない人への対応策が分かる
部下との関係性が良くなる

あなたが会社の上司ではない場合は

上司＝あなた
部下＝相手

このように読み替えると
「なるほど！」と分かりやすくなります

あなたと部下は、まったく違う強みを持っている

まずは、強みのまとめから。

「強み」の特徴は、この3つです。

【強みの特徴】

当たり前にできるので
「レベル高く、できている」感覚がない
ふとした瞬間に漏れ出るので、
発揮している時の自覚もない
「すごいですねー」と
ほめられると、つい否定してしまう

くわしくは、こちらの記事をどうぞ！

『あなたの強みは強力で、オリジナルなものです☆』あなたが持っている強みは独自のものだと考えてください。誰も真似できないオリジナルな強みをあなたはたくさん持っているというわけですさらに、自分にとっては当たり…

ameblo.jp

『強みを発揮する時は「無」の境地』強みってめちゃくちゃレベル高く何かができることでしょ！だったら、強みを発揮している時って気分が上がるんじゃない？実はそうじゃないんですよね強みを発揮している時…

ameblo.jp

強みは人それぞれ違っていて、
自分ができている自覚もないし、
無意識のうちに使っている。

こんな状態なのが「強み」ですから、
「すごいよね」と言われても
「は？冗談ですか？」と返しても
おかしくない、というわけです

ということは、
あなたと部下の持っている強みが

違うのですから

こんな簡単なことも

出来ないなんて、
アイツは無能だよな

と感じても、不思議ではありません。

ただ、

「その感覚が正しいのか？」

という疑問の答えは

ハッキリと「No！」です

違いがある以上、
あなたができても部下はできないのが
むしろ普通だと思ってください

無能な部下には、こう対処せよ！

先日の記事では、
私の部下が優秀だったおかげで
上司である私がストレスを感じることは
大幅に減りました。

上司である私の強みを察知し、
お互いの持ち味を犠牲にすることなく
上手に解決策を導き出したので

ただ、
あなたの部下が持っている強みによっては、
このような行動が取れない可能性は
十分にあります。

そこで、
上司であるあなたが一工夫。

部下の普段、やっている行動を観察して
「そもそも、この人は何ができるのか？」を
考えてみてください

優秀なあなたのことですから、
常日頃からやっているとは思います。

ですが、
意識的に観察することで、
新しい発見があるかもしれません。

ちなみに、

観察する時間が取れなかったり
あなたの強みが

観察や分析に向かないのなら、
専門家の手を借りる方法も！

→ACS診断セッション

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観察によって見えてきた
部下の「これならできる」の形に
担当する業務をアレンジしてみたら……

あら、不思議！

ポンコツ部下だったはずなのに、
今は生き生きと
仕事をしているではないですか！

仕事ができない部下を抱えて
イライラしていたあなたは、
もうどこにもいません

あなたの部下も、
自分には難しすぎる業務を振られて、
あなたという上司に叱られる毎日から
開放されます。

結果として、
あなたと部下の関係性が
グッと良くなるでしょう

すでにお気づきかもしれませんが、
あなたの部下は
決して無能ではありません。

持っている強みが
あなたと部下では違うだけ

にもかかわらず
「自分はできるのだから
あなたも簡単にできるはずだ！」と
押し付けるのは、
「横暴の3歩手前」な状態だと
思ってください

上司である以上
「知らなかった」では済まされない。

これが私の意見です。

上司でない方は
ここまでの責任はないと思いますが、
人間関係をスムーズにするために
知っておくのが良いのは確かですね

あなたの強みを自覚し、
部下の強みも発掘してあげて
「Win-Win」の関係を築く。

これが会社員として
つつがなく過ごしていくためには
必須のスキルだと
私は確信しています。

余計な衝突は限りなくゼロに近いのが
いいに決まっていますから

自分の強みすら分からないのに、
他人の強みなんて分からない

実は、以前にも記事にした通り、
他人である部下の強みは
あなたにとって分かりやすいです。