読んだ後の本をメルカリで売ると、手に入れるお金以上の「コスト」が発生する | 未経験から半年で月収30万円を達成したオンライン秘書 - 山田亜希子のブログ

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「書店で本を買って読んだけれども、

手元に置いておくほどでもない」

こんな時、あなたはどうしていますか?


特に支障はないのでしたら、

そのまま置いておくというのもありです。

ですが、日本の住宅事情が

それを許さないことが多いでしょう。


そこで考えられる対策が「読んだ後に売る」

自宅の限られたスペースを有効に生かす、

有力な選択肢とされています。


なのですが

「読んで終わったらメルカリで売るから」といった、

メルカリを利用すること前提で本を買うことで

あなたが失うものがふたつあります。

それは、時間とお金です。


メルカリを使ったことがある人なら

ご存知かと思いますが、メルカリには

・商品の出品
・値段交渉や質問への回答
・発送や評価など、売れた後の対応

といった、様々な手間がかかります。

慣れないうちは

ひとつの商品を出品するまでに

30分、1時間とかかった人もいるはずです。


そして、出品に慣れた後も、

あなたの商品を欲しい人への対応は

必ずあります。

出品物に質問されれば

答えなければなりませんし、

売れた後は発送の作業が発生します。

また「相手先に届かない」といった、

トラブルが起きた際の対応も必要です。


さらに、メルカリに出品した後は、

売れるまで自宅で

商品を保管する必要があります。

時には売れるまで時間が長くかかり、

結局はスペースを大きく占領する結果に。

自宅のスペースを

生かすためであるはずなのに、

出品物を置くエリアにも

ずっと住宅ローンや家賃を

払い続けなければならない。

これでは本末転倒です。


これらの条件を合わせると、

私は購入した本を

メルカリで売って手に入れるお金より、

メルカリを利用することによって

発生したコストの方が高いと考えます。

書籍は高くても数千円程度、

文庫本だと1000円未満のものもあります。

こういった

価格の安い商品をメルカリで売ることは、

赤字を招くだけなのです。


「コスト」とは、お金だけではありません。

時間や自宅の占有スペースも、

立派なコストの一種。

お金ほどはっきりと

数字では見えないかもしれませんが、

それだけに

たくさんのコストがかかっていることを

意識することが難しいと言えます。


もう使わなくなったものを、

必要とする人に譲ることができる。

メルカリというサービスは

とても素晴らしいものだと、

私は思っています。

ですが、

「使わなくなったらメルカリで売ればいいや」

という安易な発想で、

じゃんじゃんものを買うのは

いただけないなぁ、とも感じています。


何かを買う時は

「これは本当に必要なのか?」
「使わなくなった時、どうするのか?」

こういったことを考えながら

お買い物をすること。

それが、あなたの持っているリソースを

有効に、そして適切に

活かす方法なのですから。

 

 

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