「私こんなに病んでます!」
「いやいや私の方がもっと病んでます!」
とあるSNSで最近、数回連続でそんな様子を目にしました。
なんだか、昔の自分がそこにいるようで、ちょっと気分が悪くなりました。
『病んでます合戦』とでも名付けましょうか、自分が誰よりも不幸だという主張の元行われる「不幸世界一」を競うこの戦いを。
(9年前に書いてもらった似顔絵)
たくさんの方をカウンセリングさせて頂いたり、セミナーに来てくださった方のお話を聞いて気づいたこと。
この『病んでます合戦』をついしてしまう人は、
“お母さんより幸せになってはいけない”
という思い込みを持っていることが多いです。
この「病む」は、肉体的ではなく精神的な意味で使っています。
直接「病んでます」とか「病むわ〜」と言っている人もいれば、遠回しな表現を使う人もいます。
「病んでいる」とは別の表現を使うと
「辛い」「かわいそう」という「不幸」な状態のこと。
「私、こんなに辛いんです!」
「私、こんなにかわいそうなんです」
なども「私、こんなに病んでいるんです」と同じ意味です。
ここでちょっと、あなたが『病んでます合戦』に参戦しているかどうかをチェックする簡単なワークをご提案します。
ワーク1
あなたが子供だったころを思い出してみてください。
記憶の中でお母さんは、どんな表情をしていますか?
「いつも悲しそうな顔をしていた」記憶が強く残ってる場合・・・
その時に感じた「お母さんを悲しませてしまった」「お母さんを守ってあげられなかった」という気持ちを、いまだに握りしめたままかもしれません。
「そんな自分は、お母さんより幸せになってはいけない」と思ったまま大人になってしまったんです。
だから、一生懸命「私ってこんなに不幸なんです!」とアピールしてしまう。
アピールする不幸がなくなってしまったら、自ら新しい不幸に飛び込んで行ってしまう。
私も昔は「お母さんより幸せになってはいけない」という気持ちを強く握りしめていました。
だから、「私ってこんなに不幸なんです!」とアピールできるように、不幸な出来事を引き寄せまくっていました。
(内容はエグいので割愛)
ワーク2
お母さんより幸せになったら、どうしてダメなんでしょうか?
お母さんより幸せになったら、何か怖いことが起こりそうですか?
お母さんに何と思われそうですか?何と言われそうですか?
しんどいかもしれませんが、これらをちょっと考えてみてください。
これらに答えられたら、自分が『病んでます合戦』の渦中にいるかどうか、気づくことができます。
まずは、気づくことが重要です!気づくだけでいいです。
あなたはお母さんより幸せになってもいいんです。
誰よりも幸せになってもいいんです。
自分だけ幸せになってもいいんです。
お母さんを越えて行け!!
そろそろ、本気出してお母さんの幸せを越えていこー!
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月星キレイ
開運カウンセラー
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心屋塾 認定講師・入門講座インストラクター(心理学セミナー講師)