右脳のことばではなしてみよう

表情筋トレーニング・笑顔力
スマイル＆ボイスコンサルタント@浅井千華子です。


皆さんの中に、

〇声が低く、
たんたんと話をしているからか、
冷たい、きついとみられる

〇話は聞いているし、
それなりに楽しんでいるのに、
話を聞いてる？や楽しくないの？と
聞かれることが多い

といった経験がある方、
いらっしゃるでしょうか？

レッスンに来られる方に
よくある相談です。

なので、レッスンでは、

非言語で 自己紹介をしてもらいます！

非言語？？？

もしくは、右脳のことばで
自己紹してもらいますともいいます。

右脳？？？

どんな方法なの？

口を閉じて
「んんんん 」だけで
自己紹介をしてもらうというもの。

「わたしの名前は あさいちかこです」
「んんんん んんんん  
んんん んんんんん」

タラタラタラといつものごとく 
「んんんん」というと、
まったくなんだかわかりません。
(当然ですが・・・)

・相手になんとか伝えようという気持ちを持つ
・抑揚やリズムを付ける
・表情やリアクション・ゼスチャーをつける
・音になるように息をいっぱい使う

言葉以外の部分でコミュニケーションを
とろうとするので、
非言語コミュニケーションです。
聞き手も必死になります。

また、「んーー」は鼻に響くことを
確認できる音です。
鼻、口、のどが共に響けば
通る声になるので(共鳴させる)
鼻の奥に響く、歯が震える、唇も震える
くらい、おなかから発声させること
(腹式呼吸)を併せて、
「んんん」で自己紹介すると、
よく通るいい声で名前を
伝えることへとつながります。

また、「ん」が右脳言葉・・・・・
とされる理由は、
言葉にかかわる脳部位が左脳にありということから。
左脳部位が脳こうそくなどで損傷すると言葉がしゃべれなくなります。
でも、「んんんん」でもコミュニケーションをとることは可能です。
そこからです。

「んんんん」と言葉になっていなくても 心で伝えようとする、
心をこめると 伝わるのです。

そのあと、実際に
言葉にして自己紹介をしてもらうと、
最初と印象がずいぶん変わります。

先日の研修でも、
皆さんにしていただきました。
すると、自分が思ったより
大きな声が出たり、
たんたんと話していた男性も
オーバーリアクションになって、
堂々と元気に自己紹介ができるなどの
変化がありました。

理屈じゃなくて、体感してみる！！
声を出すのは楽器と同じです。使い方で変化します。
話し方も「癖」「思い込み」から
練習すれば変わります。

参考文献 「仕事が変わる5つの脳グセ 」「人に好かれる声のマナー 41のルールとタブー」



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