長野県の善光寺は
7年に一度の御開帳期間中です
御本尊である一光三尊阿弥陀如来様に
母が感謝の言葉を述べると
「また七年後参られよ」
と言われたとのこと
それを聞いた私は
「へー!
7年で願いを叶えて下さったり
その間に溜った穢れなんかを
取って下さってるんだね
7年に一度の御開帳には
そんな意味もあるんだね」
と言うと母は
「神様仏様はいつも同じように
お参りにくる私たちに
穢れを流し癒しを授けてくれたり
光を与えてくれてる
でも7年に一度私たちの前に
お姿を現してくださる覚悟
のようなものを感じるね
お祭りのように
沢山の仏様たちも集まってこられて
当たり前だけど
この期間は特別な感じがするねぇ
この御開帳を楽しみに
されてこられてる方も
とても多いでしょ?」
確かにさっき列についている時に
私たちの前に杖をついた
母よりずっとご高齢に見えるご夫婦が
いらっしゃって会話をしたのですが
そのご夫婦は長野県内にお住まいで
最近体調が優れないけど
この7年に一度の御開帳に
行かせて頂くのを励みに
楽しみにお参りにきた
と話されていました
そのことを思い出したのか母は
「さっきのご夫婦のように
御開帳に来られる方も
とても楽しみにしてるんだけど
阿弥陀如来様もこの御開帳を
とても楽しみに
してらっしゃるのがわかるよ
楽しみというのが適当かわからないけど
喜んで下さってるのがヒシヒシと感じる
今とても善光寺は晴れ晴れしい…」
と母は話したのでした
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