幼馴染みのＡちゃんは
三年もの間不倫していて
お互いの家族にその事がバレてしまい
大変な事になっていたのでした
元々華奢な子だったのですが
泣きながら話すＡちゃんを見ると
以前よりとても痩せていて
疲労困憊している様子が
よく分かりました
Ａちゃんは私に怒られると思い
ずっと話せなかったと言っていましたが
それなのに話したと言う事は相当
切羽詰まっているのだろうなと思います
私は先生の言葉を思い出しながら
Ａちゃんにこう話しました
「私はあなたを怒らない
あなた家庭があるのに
何しているの？などと
とがめられるほど
私は立派な人でもないし
結婚していてもダメだと知りながら
他の人を好きになってしまうってこと
実はとても多いの」
Aちゃんはてっきり私から
『結婚してるのに何をしているの？
自業自得だよ！』などと
怒られると思っていたらしく
少し安堵の表情をしました
そのＡちゃんの目を見ながら
私は続けました
「ただ、皆にバレる前に話して欲しかった
そしたら『絶対バレたらダメだよ！
バレたらそれは地獄の道になるんだよ！』
ときつくきつく釘を刺せたのに…
でもこうなったら仕方がないよね
で、あなたはこれからどうなりたいの？
また会ってしまったと言う事は
旦那さんと離婚してその不倫相手と
これからの人生を生きたいの？」
と聞きました
するとＡちゃんは
「旦那に子供の相談をしても
全然知らん顔でいつも頼りにならず
自分勝手でワガママな旦那に
ほとほと嫌になっていたの
会話もほとんどなく
話すのも嫌になっていた
そんな時に仕事先で
知り合った人と仲良くなりその人に
色々と相談しているうちに
そんな仲になった
相手はとても優しくて知性があり
一緒にいてとても落ち着くのよ
でもこんな事になって
『一緒に逃げよう！』なんて
言ってくれたけど
その割に相手の対応に
少し頼りなさを感じたりね…
旦那にバレた以上
もう一緒に居られないと思った
旦那も私を許す訳ないと思っていたけど
泣いてやり直そうと言ってくれる
旦那を見て心が揺れたり…
子供はこの事を知らないけど
子供の事もあったり…
もうどうして良いのか分からないの」
と今の気持ちを正直に話してくれました
私も話しを聞きながら
グルグルいろんなことを
考え悩んだのですが
今だからこそまずＡちゃんには
私の母のことを話して
母と龍神様に相談したいと考え
はじめてＡちゃんに
母の事を話すことにしたのです
この記事は、長女🍁かえでが書いてます
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